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このカレー、中毒性アリ【YOGORO - ヨゴロウ/原宿】| ヒトサラ Bグルマン部 #1

「ヒトサラ Bグルマン部」をここに発足! 様々なジャンルの“B級グルメ美食家”たちが集い、自分の愛するお店を熱く語るリレー連載が始まりました。第一回目の今回は、みんな大好き「カレー」。ヒトサラ編集部カレー担当イチオシのお店、原宿の【ヨゴロウ】からスタートです!

このカレー、中毒性アリ【YOGORO - ヨゴロウ/原宿】| ヒトサラ Bグルマン部 #1

週5ペースで都内のカレー屋巡りをする生活を繰り返していたら、愛用のスマホケースから染みついたカレーの匂いがするようになりました。

どうもはじめまして。カレーを愛しカレーに愛され、カレーを中心とした生活を送る男、ヒトサラ編集部「Bグルマン部」カレー担当の関口と申します。
今回紹介するのは、1週間通っていないと食べたくて身体が疼きだし、2週間通わないと禁断症状で発汗し始める(あくまで筆者の個人的な体験に基づく)、そんな中毒性のあるカレー屋【ヨゴロウ】です!

原宿のカレー激戦区にある
【YOGORO - ヨゴロウ】

    お店が位置するのは、同じ通りに【BLAKES(GHEE)】、道を曲がると【モクバザ】、少し離れた裏手には【ヘンドリクス カリー バー】がある、まさにカレー激戦区

    お店が位置するのは、同じ通りに【BLAKES(GHEE)】、道を曲がると【モクバザ】、少し離れた裏手には【ヘンドリクス カリー バー】がある、まさにカレー激戦区

住所は渋谷区神宮前。裏原と呼ばれるこのエリアには数々の人気カレー店が存在する。そんな中、平日でもオープン前から人が並び始める人気のカレー屋のひとつが、今回ご紹介する【ヨゴロウ】である。

    山小屋のような洒落た雰囲気の店内。客層は男性だけでなく、女性も多い

    山小屋のような洒落た雰囲気の店内。客層は男性だけでなく、女性も多い

なめらかさとカリカリの食感を兼ね備えた
『ホウレン草チキンカレー』の中毒性

メニューはいくつか存在するが、やはり一番人気の組み合わせであり筆者もおすすめするのは『ホウレン草チキンカレー』。ポークやキーマも絶品なので、そちらも後述する。

    キーマ以外の3つのカレーは、トマトベースかホウレン草ベースかを選ぶ

    キーマ以外の3つのカレーは、トマトベースかホウレン草ベースかを選ぶ

まずは最初にサーブされるサラダを食べながらじっと待つ。店内に流れるレゲエ調の音楽で気分を高揚させつつ、しばらくすると……ターメリックライスと、お待ちかねのカレーが登場する。

    一番人気の『ホウレン草チキンカレー』950円(税込)。写真は『半熟玉子』100円(税込)をトッピングしたもの

    一番人気の『ホウレン草チキンカレー』950円(税込)。写真は『半熟玉子』100円(税込)をトッピングしたもの

ここで特筆すべきは、カレーが熱い鉄鍋のお皿で運ばれて来ることだ。お陰で最後まで冷めずにカレーを食べられるのも嬉しいのだが、この鉄鍋の本当の意味は、具のチキンをアツアツの状態で食べるためにあると言っても過言ではない!

煮込まずに焼き上げられた、
カリカリでアツアツのチキン

しっかりと焼き上げられた香ばしいチキンは、ヨゴロウのチキンカレーを語る上で欠かせない存在だ。

    旨味がぎゅっとつまった香ばしいチキンがゴロゴロ入っている

    旨味がぎゅっとつまった香ばしいチキンがゴロゴロ入っている

口に入れるとほのかにニンニクの香りが広がるこのチキンは、カレーと一緒に煮込むのではなく、別で焼き上げられカリカリの状態で盛られる。単体で食べてもライスがすすむほど旨味が凝縮された“アツアツチキン”を、カレールーと絡めて味わえるなんて……贅沢。

なめらかに喉元を通り抜ける、
中毒性のあるカレールー

チキンがカリッとした食感を担うならば、ルーは優しくなめらかにそれを包み込む。このカリカリとなめらかさを同時に味わえるのもまた、ここの『ホウレン草チキンカレー』の魅力である。

    口に入れた瞬間、なめらかなホウレン草ベースのルーが舌に絡みつく

    口に入れた瞬間、なめらかなホウレン草ベースのルーが舌に絡みつく

ホウレン草ベースのこのルーは、クリームのようにまろやかで甘味がある。やがてじわじわとスパイスが効いてきて、ほどよい酸味とともに喉元を通り抜けてゆく……。この感覚が中毒性を引き起こし、「ヤバい、今週まだヨゴロウ行ってない!」という気持ちにさせるのだ!

数量限定の「ポーク」や、
玄人も好む「キーマ」も絶品

ファンが多いのはなにも『ホウレン草チキンカレー』だけではない。【ヨゴロウ】に通いたくなる理由は、その多彩で魅力的なメニューにもある。

    1日5食限定の『ポークカレー』1,300円(税込)。写真はホウレン草ベース

    1日5食限定の『ポークカレー』1,300円(税込)。写真はホウレン草ベース

数量限定のポークカレーは、なんと1日5食のみの提供。午前中に行かないとまず売り切れてしまう。筆者の感覚では、平日であれば遅くとも開店の10分前には並んでおくことをおすすめする。トロトロに煮込んだポークの肉塊と大根が乗っており、見た目通り破壊力抜群のボリューム。

    オクラが入った『ビンディキーマ』950円(税込)

    オクラが入った『ビンディキーマ』950円(税込)

『ビンディキーマ』は【ヨゴロウ】のメニューの中では比較的スパイシー。たっぷりと入ったオクラの粘り気が、その辛さを包んでくれる。ルーは少しオイリーで、旨味が凝縮された尾を引くおいしさ。カレー好きを公言する“カレー玄人”に、是非食べて欲しい。

  • トマトベースのルーを使った『トマトチキンカレー』950円(税込)。ホウレン草ベースと比べるとあっさりしていて、その分トマトの酸味とスパイスが効いており、スプーンが進む。

  • 『チーズ&玉子』950円(税込)。肉の代わりにトッピングの「チーズ」と「半熟玉子」が両方入っている。トロトロのチーズと玉子でよりクリーミーなルーが楽しめる。

時々無性に食べたくなる、中毒性のあるカレー店【ヨゴロウ】。メニューの組み合わせは7種類、トッピングも含めれば21種類の組み合わせがあるので毎日通っても違う味が楽しめる(筆者は週に4回ペースで通ったこともある)。
食べたことのない方は、是非寄ってみて欲しい。

  • 営業時間:
    [月~金]11:30~16:00、18:00~20:00、[土]11:30~16:00
    ※カレーがなくなり次第終了
    定休日:日曜・祝日

「ヒトサラ Bグルマン部」

この記事を作った人

関口 潤(ヒトサラ編集部)

「ヒトサラ Bグルマン部」カレー担当。ママチャリを乗り回して都内のカレー屋巡りをするのが日課で、愛用のスマホケースからは染みついたカレーの匂いがほんのり香る。カレーを愛しカレーに愛され、カレーを中心とした生活を送る男。

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