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更新日:2017.02.27食トレンド グルメラボ

学芸大学のワインバーが熱い! 料理人たちも通う、ふだん使いのワインバー5店

クオリティーの高いバルやビストロが集まるとして、注目されている学芸大学エリア。地元の人だけでなくシェフたちも通うという、ふだん使いの気軽さと料理の美味しさを兼ね備えた、おいしいワインバー5軒をご紹介します。

学芸大学のワインバーが熱い! 料理人たちも通う、ふだん使いのワインバー5店

オステリアとバルのいいとこ取り【オステリアバル リ・カーリカ】

 生産者とのつながりを大切にし、厳選した食材でつくる豪快かつ繊細な料理を仕上げるイタリア料理。 日替わりでメニューが変わる店内の黒板には、旬の食材をつかった料理が並びます。 そんな贅沢な“オステリア”らしい本格的な料理を、“バル”のように活気あふれる雰囲気でいただけるのが【オステリアバル リ・カーリカ】です。

 豪快かつ繊細な料理に合わせるのは、これもまたシェフが厳選した銘柄の自然派ワイン。ただ“オーガニック”なだけでなく、葡萄のつくり方や味にこだわったワイン職人のワインを選び、豊富な種類が揃います。グラスワインでも赤白10種以上のワインが注文できるのは、初めて訪れるお客さんにとっても、ありがたいポイントではないでしょうか。

 オープンキッチンのカウンターテーブルに座れば、料理の勢い、シェフとの会話、そしてライブ感が楽しめて、お店にいる間中ワクワクできそう。週末のデート、女子会などでも活躍する、ハズれのないお店です。

この店をオススメするシェフ

「イタリアの家庭料理と自然派ワインのお店です。吟味された良質な食材を、素材本来の味を活かすために、できるだけシンプルな調理方法で仕上げているところが気に入っています。一品一品がちょうどいいサイズの小皿料理でメニューも豊富。それに合わせる自然派ワインも、料理とのマリアージュがよく考えられていて、美味しいものばかりです」

日本酒にもこだわりをもつワインバー【ワイン食堂 レインカラー】

 ウォーク型セラーに様々な銘柄のワインが常備され、旬の素材の料理とともに楽しめる【ワイン食堂 レインカラー】。料理はイタリアンをベースに、フレンチのエッセンスも加わり自由闊達に仕上げていながら、食材の旨みはしっかりと引き出されています。

 とくにおもしろいのは、ワインのほかにも多くの日本酒を揃えているという点。日本酒好きも唸るほどの銘柄から、初心者でも飲みやすい一本まで、常時20~30種と多彩な充実ぶり。ワインの間の食中酒に一杯はさんでみたりという使い方もでき、面白い趣向が感じられます。

 カウンターでひとり軽く飲むもよし、テーブル席で賑やかに食事するもよし。シーンを問わず、料理とお酒でゆったり過ごせるお店です。

この店をオススメするシェフ

「良質なワインがたくさん置かれているイタリアンバル。気取りがなくて良いなと思い、仕事が終わった後によく寄ります。オススメはフランスから生きたまま直送される『ムール貝のワイン蒸し』。小さな身ですが、コクがあって、すごく美味しいです。ほかには、アーティチョークや生ハムの料理をよく食べます」

稀少なブランド豚と自然派ワイン【オステリア・カンティーナ】

 イタリアの街角に佇んでいるような、本場のバルのような雰囲気を漂わせる外観。【オステリア・カンティーナ】もまた、自然派ワインと一緒に肩肘はらずにイタリアンが楽しめる気軽な一軒です。

 特筆すべきは、月に100頭しか出荷できないというほど稀少な、湘南の銘柄豚「みやじ豚」を使った料理。

 血統やエサにこだわり、さらに徹底的にストレスを排除して丹念に育てられるという「みやじ豚」は、肉特有のくさみが一切せず、脂身がとろけるように甘いのが特徴。『みやじ豚肩ロースのロースト』や『湘南みやじ豚の“肉盛り合わせ”』などダイレクトに肉の旨みを味わえるグリル料理に加えて、様々な部位を使ってソーセージや自家製ハム、またパテなども揃い、ブランド豚のおいしさを余すところなく、我々の口に届けてくれます。

この店をオススメするシェフ

「ご近所の店舗なので、仕事帰りにたまに寄らせてもらっています。アットホームなお店の雰囲気も素敵です。神奈川のブランド豚『みやじ豚のロースト』がきめ細やかで脂に甘味があって美味しくオススメです」

本場にも劣らない本格イタリア料理とワイン【オステリア メグロ】

 学芸大学駅から東口商店街をまっすぐ進んだ場所にある建物の2階、カウンターメインのこぢんまりとした【オステリア メグロ】があります。潔さを感じさせる白を基調とした店内で供されるのは、ドルチェも自分でつくってしまうというシェフが振る舞う、本場顔負けのイタリア料理。オステリアらしく、イタリアワインと合わせることがしっかりと考えられており、どのメニューもワインによく合います。

 黒板にはグラスで楽しめるワインとともに、旬を感じさせる季節のメニューがずらり。時期によってはトリュフを使った贅沢感たっぷりのメニューも登場しますが、そのコストパフォーマンスは抜群。あくまで、ふだん使いできる気安さを感じさせてくれます。

この店をオススメするシェフ

「美味しいワインが揃うビストロです。品数が豊富ですが、何を食べても口に入ったときに素材の持ち味が伝わってくる美味しい料理ばかりなのがすごい。同じ料理人なので、つくっている人の“気”が入っているかどうかは、すぐにわかるのですが、真剣になってつくってくれるんだなぁというのが伝わります」

センスのいい空間の一軒家ビストロ【tokiya】

 閑静な住宅街・五本木に佇む、まるで友人の家に遊びに行くような感覚で楽しめる一軒家ビストロがあります。店内には、木をつかったインテリアが多く並び、すっきりとした印象ながらも温かみが感じられます。

 オーナーシェフの飯村藤大郎氏がフレンチをベースに仕上げる料理は、いずれも旬の食材をふんだんに盛り込み、季節感たっぷり。お皿の上では野菜、お肉、魚介が美しく盛り付けられていて、まるでアート作品のように、彩り豊かに競演します。そして食べてみると、食感や味のアクセントまで丁寧に、そして繊細に表現されていて、見た目で高まった料理への期待感を裏切られることはありません。

 さらに、オーナーシェフはソムリエの資格をもっているので、言うまでもなく料理とワインの相性は抜群。リストも充実し、好みをお店の方にお伝えすれば料理にぴったりのワインを選んでもらえます。

この店をオススメするシェフ

「近所でもあるので、よくうかがう学芸大学のビストロです。ワインもはずれがないですし、一軒家で雰囲気も良いです。とくに、季節によって使う食材を変える『パテ』がおすすめです」

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ヒトサラ編集部

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