ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2022.12.20食トレンド グルメラボ

現地でも手に入らない、幻のシャンパーニュが1,000 本のみで日本市場に初リリース! 限定入荷「CUVÈE PRESTIGE(キュヴェ・プレステージ)2015」

特別なシャンパーニュが、日本市場で初リリースとなりました。それは「CUVÈE PRESTIGE 2015」。このシャンパーニュは、最良の年にのみ、最良の畑に育つ、最良のブドウを使い、限りない愛情と時間をかけて造られるスペシャルな“作品”です。

CUVÈE PRESTIGE(キュヴェ・プレステージ)2015

メゾン・ポール・ダンジャン・エ・フィスの歴史

    創始者のポール・ダンジャン氏

    創始者のポール・ダンジャン氏

彼のメゾンの特徴を一言で言えば 「伝統」と「革新」のシャンパーニュ。世代を超えて受け継がれる伝統的な製法を踏襲し、革新的なシャンパーニュを造るために新しい手法を試し続ける挑戦的な気風を併せ持ちます。

シャンパーニュ地方の中でも南東側、コート・デ・バール地区のセル・シュール・ウルスに居を構え、1947年、ポール・ダンジャンにより設立されました。元来はブドウ栽培家の家系で、「Moet & Chandon」など大手メゾンへブドウを供給していました。親戚・家族間の仲が良く、創始者ポールの想いを受け継いでゆくという意識も強く、現存する家族経営メゾンとしては最大の規模です。

メゾン・ポール・ダンジャンのシャンパーニュ造り

    メゾン・ポール・ダンジャンの畑

テロワールは、ブルゴーニュ地方のシャブリに近く、石灰質土壌(シャブリと同様のキンメリジャン質)と白泥質土壌(マール)が特徴的。北部のシャンパーニュに比べ、果実味、ボリューム豊かな味わいです。シャルドネの品質はもちろん、ピノ・ノワールの品質の高さにも定評があり、ランスやエペルネを本拠とする大手メゾンがブドウの買い付けにわざわざ訪れる地域でもあります。

栽培方法は、リュット・レゾネの一種である「同化農法」を採用し、人工合成された化学薬品は使用せず、除草の時も除草剤は使いません。土の鋤き返しという農作業を行うので、薬を使うより当然重労働ですが、同時に横に伸びる根を断ち切ることで、水平方向でなく、垂直下方向へ伸ばす役割も兼ねます。ブドウ栽培の分野に限らず、農業全般に対しアンテナを張り、常に最良の手を求め、普段ブドウ栽培で使わない方法、素材があれば積極的に試します。

これらの結果、ブドウの樹の抵抗力が上がり、ブドウ畑は健全な状態になり、良質のブドウが収穫できるのです。

『CUVÈE PRESTIGE』について

彼らは「家族経営」の小さなシャンパーニュメゾンですが、その小さな畑から獲れるわずかなブドウでつくるシャンパーニュは“英国王室御用達”の称号を授かるメゾンで唯一、工業製品ではない、職人によるartisanat(アルティザン=工芸品)としてのシャンパーニュです。それは最良の年、最上のブドウ、至高の技術。これらの条件が揃わないと生まれません。

    『CUVEE PRESTIGE 2015』45,000 円(送料込)

    『CUVEE PRESTIGE 2015』45,000 円(送料込)

2015年ヴィンテージ・セパージュは、ピノ・ノワールとシャルドネが50%ずつのブレンド。ピノ・ノワールの程良い果実味とシャルドネの酸のバランスが均衡に取れており、試行錯誤の結果、均等にブレンドが最上だったためです。

リュット・レゾネで20 年以上薬剤不使用の畑から、最高区画の中の、最良のブドウのみを使用しているだけではなく、さらにテッド・ド・キュベ(一番搾り)のみを使用した贅沢な造りです。

晴れの日に最適の、特別なシャンパーニュ。この機会にいただいてみてはいかがでしょう。

この記事を作った人

文/宿坊 アカリ(ヒトサラ編集部)

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(5/27~6/2)

エリアから探す