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更新日:2017.02.27食トレンド

港町神戸のバルでリストランテ級の繊細な料理に出合う

仕事帰りにふらりと立ち寄れる気軽さながら、本格的なイタリアンが味わえる貴重な一軒が神戸にあります。9月より新たに有名イタリアン出身の藤葉恭平シェフを迎えた【ポルト バル ノット】で、繊細に組み立てられた料理と、豊富な日替わりグラスワインをぜひ。

港町神戸のバルでリストランテ級の繊細な料理に出合う

バルの想像を超えるクオリティの高さに満足の一軒

力強くアレンジの効いたイタリアンに出合える

 小バコなバルながら、こちらで味わえるのは本格イタリアンと充実のワイン。コース料理(5,000円・税込)もありますが、気軽に立ち寄って、アラカルトでリストランテ級の一皿が味わえるのが醍醐味です。

トップ画像のメイン料理『ヨーグルトでマリネした仔羊のロースト いろいろなキノコのソテー添え』(2,580円・税込)は、仔羊肉を何度も休ませながらオーブンに入れ、少しずつ中心温度を上げて火入れをします。前菜からメインまで感性の光る料理が揃うので、訪れるたびにさまざまな表情のメニューを楽しむことができます。

    『もち豚とフォアグラとピスタチオのパテ』(1,000円・税込)

    『もち豚とフォアグラとピスタチオのパテ』(1,000円・税込)

    『じっくり煮込んだ牛ネックのラグー 自家製パッパルデッレで』(1,700円・税込)

    『じっくり煮込んだ牛ネックのラグー 自家製パッパルデッレで』(1,700円・税込)

    『伝助穴子の赤ワイン煮込み リコッタ・豆腐・木の芽の香り』(1,800円・税込)

    『伝助穴子の赤ワイン煮込み リコッタ・豆腐・木の芽の香り』(1,800円・税込)

『もち豚とフォアグラとピスタチオのパテ』など季節ごとのパテや、『じっくり煮込んだ牛ネックのラグー 自家製パッパルデッレで』など手打ちも含めて常時5、6種が揃うパスタ、『伝助穴子の赤ワイン煮込み リコッタ・豆腐・木の芽の香り』といった、和の食材を巧妙に組み合わせた一品までが揃います。

新たなシェフが手掛ける料理に期待

  • 港町らしく船がモチーフのランプが灯ります

    港町らしく船がモチーフのランプが灯ります

  • ソムリエ資格も有する藤葉恭平シェフ

    ソムリエ資格も有する藤葉恭平シェフ

 これまで、フレンチを提供していた同店ですが、8月に新たにシェフに就任した藤葉シェフは、大阪の有名イタリアン【ポンテベッキオ】で10年の経験を積み、【ウ・ポンテベッキオ】ではシェフを務めた経歴の持ち主。いい素材を使い、それを最適の調理法でカタチにします。「料理を通して、新しい発見やワクワクする体験を提供できれば」と語る、これからの展開にも期待が高まります。

初心者も楽しめる目線でワインをセレクト

    海外でも経験を積んだソムリエがワインをセレクト

    海外でも経験を積んだソムリエがワインをセレクト

  • コストパフォーマンスの高いワインが充実

    コストパフォーマンスの高いワインが充実

  • 毎日書き換えるワインリスト

    毎日書き換えるワインリスト

 日替わりで10種以上のグラスワインが楽しめ、ラインナップが毎日変わるワインリストも魅力です。イギリスのパブで働いた経験もあるソムリエの田代幹雄氏が、現地のワインに対する柔軟な考えに感銘を受け、そのスタイルを参考にしたのだそう。マニアックではなく、初心者がカジュアルに楽しめるようコスパのいいものが厳選されています。

 16時からのオープンなので、待ち合わせまでに一人でワインと軽く前菜を、というバルならではの立ち寄り方も魅力です。

この記事を作った人

取材/シキタリエ(Pavlova) 撮影/合田慎二

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