「ヒトサラ」小西克博がお届けする日本全国の美味~|ヒトサラ編集長セレクション
おいしさを求めて日本や世界を旅している「ヒトサラ」小西編集長が、さまざまな出会いの中で見つけた逸品を紹介する「編集長セレクション」。 トップシェフや生産者のこだわりの逸品が、あなたのご自宅に届きます。
「食を取り巻く社会環境や生活様式は、この2年で劇的に変わりました。 実際にお店へ足を運び、レストランの味やサービス、雰囲気を楽しむことが外食の醍醐味でしたが、 今では、自宅にいながら全国各地のトップシェフの逸品が気軽に楽しめます。私自身、普段からさまざまな土地の料理人や生産者のもとへ足を運ぶのですが、 この2年は、とくに地方の素晴らしさを再確認することができました。 そんななか出会った“おいしさ”を、いくつかご案内します」(ヒトサラ編集長・小西勝博)
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『松阪牛 国会カレー』
~東京美食Labo~ -
『Nameryチーズケーキセット』
~東京美食Labo~
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『サバ文化干し特大4枚』
~越田商店~ -
『サバ文化干し特大6枚』
~越田商店~
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『ふかひれチャーハンセット』
~銀座 飛雁閣~ -
『ぜいたく飲茶セット』
~銀座 飛雁閣~
【東京美食Labo】
“日本の美食を繋げて世界中の人を笑顔に”をスローガンに、斬新な新規事業の立ち上げや商品開発を行う企業。松阪牛のようなブランド牛をはじめとした和牛を無駄なくおいしく効率的に消費するため、特選松阪牛を使用したレトルトカレーを開発するなど、食品ロス削減にも注力しています。
『松阪牛 国会カレー』
普段は食べることができない、国会の味をご自宅で
「国会カレー」という言葉の響き通り、衆議院内の飲食店で実際に提供されているカレーがベース。歴代総理大臣をはじめ、政府関係者、海外からの要人、大使館関係者が食した歴史のあるインドカレーに、東京美食Laboが取り扱っている松阪牛を加えた高級レトルトカレーです。

まず、この“国会カレー”という言葉のキャッチーさに惹かれましたね。長年、国会で食べられてきたカレーが自宅で楽しめる、貴重な体験ができるのも魅力です。
実際にいただいてみると、最初の一口で、「よくできているなぁ」と思いました。レトルトとは思えないほどのレベルの高さです。レトルトの概念を覆されました。インドの最高級スパイスを使用しているそうで、スパイスが効いています。具材も大きく、スパイスと松阪牛の旨みが合わさった濃厚なコクを感じます。
日本のカレー文化って英国から渡ってきた欧風カレーが始まりと言われていますが、【中村屋】のインドカレーがとてもメジャーですよね。インドの独立運動を支えたラス・ビハリ・ボースが日本に亡命した際に、中村屋の創業者がかくまったのが縁で生まれたカレーなのですが、日本のカレー文化にはそういうヒストリーがあって、それに近い味わいのような気がします。なんだか、いろいろなカレー文化の歴史も感じられました。
『Namery チーズケーキセット』
パーティーの席がぱっと華やぐ、デコラティブなチーズケーキ
滑らかなチーズケーキをリラックスした空間で食べる、そんなコンセプトから生まれたのが、チーズケーキ専門店【Namery(ナメリ)】。こちらのチーズケーキは、クリームチーズとマスカルポーネを絶妙な分量で配合した“滑らかさ”が特徴です。「ヒトサラCHEF’S MALL」では、定番フレーバーが楽しめる6種セットを販売いたします。

まず、見た目が華やかですよね。味のバリエーションもあって、ピザのように取り分けられるのでパーティーの席で重宝すると思います。一通り食事やお酒を嗜んで、最後のデザートに出すと皆さん喜ばれるのではないでしょうか。とにかく、このデコレーションがおもしろい。
味わいは、『プレーン』、『KOIまっちゃ』、『ナッツトリオ』、『ピスタチオ』、『レモンマリー』、『バナナチョコレート』の6種類あります。
『プレーン』はマスカルポーネとクリームチーズ、ヨーグルトを合わせているのですが、マスカルポーネの滑らかな食感が印象深い。抹茶やバナナチョコレートなど人気の味も入っており、抹茶はお茶の香りと旨み、苦みが立っていて、しっかりと楽しめます。ほかにもナッツやピスタチオ、レモンマリーなどバリエーションが豊かなので、さまざまな方の嗜好に対応できるのではないでしょうか。
【越田商店】
銚子港にほど近い、茨城県波崎で51年続く干物屋「越田商店」。3代目の越田英之さんと4代目の竜平さん、母の伸江さんの3人で営まれています。鯖の文化干しを主力に、製造・卸・販売をしており、特製のつけ汁と伝統の製法でつくりあげた、唯一無二の「越田の鯖」が人気です。
『サバ文化干し(特大)』
プロの料理人から支持される、唯一無二の鯖の文化干し
脂がのった大型のノルウェー鯖を特製のつけ汁につけ、陰干しした鯖の文化干し。創業から約半世紀にわたり継ぎ足し続けた“熟成つけ汁”が味の要。脂と塩気のバランスも絶妙で、干物とは思えないほど身がふっくらとしています。こちらは、プロの料理人の間で口コミで広がった、プロお墨付きの商品です。

越田さんの鯖は、とにかく旨い。肉厚で、焼いたときに身がふっくらしています。脂ものっていて、塩気もちょうどいい塩梅。しっかりと鯖の旨みを引き立てています。
ひとえに、半世紀もの間、塩をつぎ足し続けてきた“熟成つけ汁”が素晴らしいのでしょう。このつけ汁には、48種類もの酵母菌や乳酸菌、日本に居ないはずの菌などが住みつき、独自の生態系を構築しているそうで、だからこそ、唯一無二の味わいになっているのではないでしょうか。
もともとは鯖を塩につけていたそうで、鯖から出るエキスで塩が液状になり、つけ汁へと変化したんだそう。熟成=“塩を枯らす”と言い、『枯らしたつけ汁はまろやかになり、棘がなくなるので鯖が塩辛くならない』と越田さんもおっしゃっていました。通常の干物と比べて塩気が控えめなので、料理にも使いやすく、和食やフレンチ、イタリアンとさまざまなレストランで使用されているのも納得です。
【銀座 飛雁閣】
銀座中央通りにある、完全予約制の中国料理店【銀座 飛雁閣(ヒガンカク)】。アールデコ・スタイルの調度品を配した特別な空間で味わえるのは、本場広東の有名酒家で腕を磨いてきた料理人がつくる料理の数々。全品化学調味料不使用にこだわった、本格中国料理を提供しています。
ふかひれチャーハンセット
飛雁閣自慢の『五目炒飯』と 『フカヒレの姿煮』のセット
普段は会食や接待で使われる完全予約制の高級中国料理店。化学調味料を使用せずにつくりあげる珠玉の一皿は、滋味あふれる味わい。今回はお店で人気の『フカヒレの姿煮』と『五目炒飯』が一緒になったお得なセットを、「ヒトサラCHEF’S MALL」特別セットとしてお届けします。

飛雁閣さんは、化学調味料や添加物を一切使用していなんですよね。それだけでなく、紹興酒やオイスターソースなどもすべてオリジナル品を徹底して使用しているそうです。
そんな飛雁閣さんで人気の『フカヒレの姿煮』は、一つずつ丁寧に金糸を戻し自家処理されているそうで、上湯で味付けされたソースは香り高く、このソースだけを所望するお客様も少なくないそう。ご自宅で調理する場合は、盛り付けたのちに中華ハムを添えるのですが、お店の方がおっしゃるには、パクチーを添えてもおいしくいただけるそうです。
セットのもう一品が、香り豊かな自家焼きチャーシュー肉とジャスミン米の『五目炒飯』。チャーシューやエビの具材が大きく、食べ応えも十分ですね。自宅での調理は冷凍のまま湯煎するだけと、お店の味が簡単に再現できます。そんな『フカヒレの姿煮』と『五目炒飯』が一緒になったお得なセット。おなかいっぱい食べても胃にもたれない、まさに医食同源の料理です。
『ぜいたく飲茶セット』
人気の点心を集めた全9種の飲茶点心の詰め合わせ
ご家庭で飲茶ランチが楽しめるセットです。店自慢の『エビ蒸し餃子』をはじめ、【アル・ケッチャーノ】の奥田シェフ考案の『三色水餃子』や、『広東焼売』、『季節の蒸し餃子』、『おこわの蓮の葉ちまき』、『翡翠蒸し餃子』、『大根餅』、『広東風春巻』、『黒胡麻揚げ胡麻団子』の全9種入り。

こちらの点心は、熟練の点心師が一つ一つ手づくりされているそうで、機械では決してつくれない、趣のある点心です。中には山形にあるイタリアン【アル・ケッチャーノ】の奥田政行シェフ考案の『三色水餃子』をはじめ、エビ蒸し餃子やちまきなど全部で9種類も入っていてとても贅沢ですね。自宅でおもてなしするのにちょうどいいと思います。
『三色水餃子』は、ラビオリ風に水餃子の皮で海鮮と洋野菜が包まれています。色はイタリアカラーで、「赤」はえびとクレソン、「白」はタコ、セロリ、キャベツ、マッシュポテト、「緑」はイカ、ズッキーニ、ルッコラが入っています。そのままはもちろん、オリーブオイルを回しかけて食べるのもおすすめです。
保水剤無添加のエビを使用した『エビ蒸し餃子』はしっかりと弾力があり、皮ももちもちしています。手切りした豚肉とエビの歯ごたえがたまらない『広東焼売』も入っているので、自宅にいながら本場香港の気分が味わえます。
東京美食Labo(トウキョウビショクラボ)
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おいしくて身体によい“美食”を探求し、生産者と消費者を繋げて世界に笑顔を届ける「東京美食Labo」。日本三大和牛の一つであり、肉の芸術品の異名を持つ美しい霜降り肉と独特の香り(和牛香)が特徴の松阪牛をはじめ、国会で愛された「国会カレー」、フルーツたっぷりで映える「Namery」のチーズケーキなどを取り扱う。
越田商店(コシダショウテン)
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茨城県波崎で51年続く干物屋「越田商店」。現在は、3代目の越田英之さん、4代目の竜平さん、母の伸江さんの3人で営まれている。越田商店では『鯖の文化干し』を主力に製造・卸・販売をしており、特製のつけ汁と伝統の製法でつくりあげた、唯一無二の“越田の鯖”がプロの料理人たちから支持されている。
銀座 飛雁閣(ギンザ ヒガンカク)
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もともとは点心関連のアンテナショップであったが、2008年に現在の店舗に改装。白を基調とした明るい空間をヨーロッパの高級調度品が飾り、落ち着いた雰囲気を醸し出し、従来の中国料理のイメージを一新するユニークなメニューを多数揃える。個室も用意され、常連顧客には政治家や財界人も多い。
小西 克博(こにし かつひろ)
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グルメメディア「ヒトサラ」編集長
大学卒業後に渡欧、北極から南極まで約100ヶ国を食べ歩く。共同通信社を経て、中央公論社で『GQ』創刊に参画。2誌の創刊編集長、IT企業顧問などを経て、現職。
アールイー
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いまあるモノを再生(Reborn)、再利用(Reuse)、修正(Remake)することで新しい価創創造を実現する会社。コンサルティングやプロデュースをはじめ、食/農/観光を基盤とし、地方創生に貢献できる事業も展開。
※今回ご紹介した商品は、通信販売専用の商品となります
お取り寄せサイト「ヒトサラ CHEF’S MALL」
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世界で活躍する日本のトップシェフがつくるグルメやスイーツをはじめ、全国の知られざる逸品やその土地ならではの味などを「お取り寄せ」できるECサイト。「食」をより楽しくするバラエティ豊かな商品をご紹介しています。
この記事を作った人
取材・文/嶋亜希子(ヒトサラ編集部)
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