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更新日:2017.02.27グルメラボ

絶景をバックに疲れた体を心身ともに満たす。登山での食事の様々なコツ

登山での食事は、疲労した心と身体を癒す大切な時間であると同時に、身体に必要な栄養を補給する非常に重要な作業でもあります。そんな登山での食事のコツについてご紹介します。

絶景をバックに疲れた体を心身ともに満たす。登山での食事の様々なコツ

手軽に美味しく楽しもう! 山での食事の基本は、日持ち軽量高カロリー

 山では水は貴重品です。平地と違って、どこにでも水を補給できる場所があるとは限りません。水を無駄にしないよう、また不足させないよう注意が必要です。

 携行する食品は日持ちに気を遣い、肉を持ちこむなら加工済みのもの、野菜も腐り易いものを避けなければなりません。ドライ食品は強い味方です。自分で野菜を切って乾燥させておいて持ち込む人もいます。

 そして、何より持ち運びの負担を減らす為、軽量・コンパクトである事が重要です。不要なパッケージや缶詰の缶を捨てて、ジップロックなどに入れなおしたりする事で、軽量化と共にゴミを出にくくする事にも繋がります。

登山の肉体疲労を支える登山食。朝昼夕の食事を計画的に準備しよう

 登山中の食事は、いつもより多くのカロリーを必要とします。しっかり食事を取る事は、楽しく安全な登山の為の非常に大切なポイントです。

 本格的な登山では、朝昼夕の食料計画を立てて臨みます。キャンプ等で山中泊を行うなら、メインとなるのは夕食です。ゆっくり時間をかけられるので、アウトドア用のクッキング道具を使用して、カレーや鍋などある程度本格的な料理を作る人も多いです。

 一方朝食は、サンドイッチやシリアル等、さっと作れてすぐエネルギーになるものがお勧めです。そして昼食は、時間をかけずに「行動食」でカロリーを補給するのが一般的です。
 
 日帰りの登山なら、行動食を減らして、昼食をしっかり取るのが良いでしょう。

食べ歩き可能な「行動食」で、いつでも手軽にエネルギー補給

 行動食とは、登山を続けながら食べる食事の事。エネルギーを消費する登山では、高カロリーである事と同時に、塩分&糖分の摂取も意識します。

 代表的な行動食は、ナッツ、スナック菓子、チョコレート、ドライフルーツなどです。また、アウトドアグッズのショップに行けば、バーやジェル、グミなど様々なタイプの本格的な行動食も販売されていますので、好みに合わせて選ぶ事ができます。

登山中の食事のコツについてまとめると……

以上の点に気をつけて、登山と登山食を楽しみましょう!

この記事を作った人

斎藤 健(フリーライター)

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