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更新日:2017.06.09グルメラボ

野菜ソムリエがつくる「トマト」の秘密 inおかざき農園

今回ご紹介するのは、50種類以上ものトマトを生産する高知県の【おかざき農園】。黄色、赤、緑といった色とりどりのトマトは、美しい見た目だけでなく、味も抜群です。元はメロン農家だったという異色の経歴を持つ【おかざき農園】を取材しました。

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父のメロン農家を継ぎ、決心ののちトマト農家へ

 フルーツトマトの発祥の地といわれている高知県。その海の近くに位置する「春野町」という町にある【おかざき農園】では、「桃太郎」や「グリーンゼブラ」といった50種類以上のトマトを生産しています。
 「もともとは父のメロン農園を跡継ぎするところからスタートしましたが、昔からなじみ深い存在であったフルーツトマトの美味しさに魅せられて、心機一転トマト農園をゼロからつくりはじめました」と【おかざき農園】の代表を務める岡崎 秀仁さん。
 育て方も種類も異なる、トマトとメロン。共通点の少ない植物を育てるのには、大変なことも多かったのでは?と尋ねると、「トマトはナス科、メロンはウリ科。たしかに種類も育て方も異なります。でも、これは互いに持ち合う微生物が異なるということで、土がやせにくいという利点がありました。他にも、植物の生理障害が起こりにくく、トマトが病気になる確率が極端に減ります」。
 メロン栽培の歴史がある農地でのトマト栽培には、意外なメリットがあったのです。

    岡崎さんをはじめ、奥さん、息子と家族3人そろって野菜ソムリエの資格を所有

 また、より甘くて濃いトマトをつくるために、必要な分だけ水分を与えながら育てているそう。そうすることで、味がしっかりと凝縮したトマトに育ちます。そのまま食べるのはもちろん、オリーブオイルで炒め、さっと塩を振り、チーズで仕上げた逸品は、岡崎さんおすすめの食べ方。ワインとの相性も抜群なんだとか。

  • 天候や温度に気を配り、おいしいトマトをつくりだす

  • 濃いだけじゃない、コクのあるトマトを実現

 自らがおいしいと感じるトマトのみを出荷するというポリシーのもと、トマトの栽培に努める姿は、まさに職人。野菜に対して真剣に向き合っている家族や従業員の愛情をいっぱいに受けることで【おかざき農園】ならではの甘くて濃い、コクのあるトマトが育ちます。
 「ゆくゆくは、レストランやアンテナショップを展開して、お客様の生の声をより間近で聞けるような環境にしていきたいですね」。と新たな活動も考案中。今後も【おかざき農園】から目が離せません。

この記事を作った人

取材・文/遠藤麻矢 (ヒトサラ編集部)

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