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更新日:2017.10.03グルメラボ

東南アジアに学校を建てるため、日本人夫婦が始めたタイ食堂【天3パクチー】

清涼感のある独特の薫りがタイ料理には欠かせないパクチー。その名を冠したタイ食堂が天満にオープン。日本一長い商店街にあるその店はタイのマーケットにある食堂そのものです。パクチーをトッピングして本場の味わいを楽しんで。

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    ガパオライスにグリーンカレー、トムヤムスープとタイ料理の代表格が堪能できる『バンコクランチ』1,050円(税込)

現地滞在時によく通っていた“チープな食堂”の雰囲気そのまま

【天3パクチー】のコンセプトは、匂いや空気感も現地そのままの食堂。食材はもとより、インテリアもタイで買い付けたり、留学時代や旅行で知り合った友人を通じて発注したものばかり。オーナーの菊岡さん夫妻が現地滞在時にいつも使っていたバンコクやチェンマイのマーケットにある食堂を忠実に再現しています。

    ここだけ見ていると大阪の商店街じゃなく、タイのマーケットのようです。タイ人のコックさんが現地そのままのバミーを作ってくれます

 エントランスにはナイトマーケットそのままの麺屋台が設えられています。この屋台は単なるディスプレイではなく、実際に使えるもの。中華麺のようなバミーやもちっとした食感のきし麺センヤイが手際よく茹でられ、スープを椀に注げば本格タイラーメンの出来上がり。

 さらにタイ料理には欠かせないパクチーをトッピングすれば、ナンプラー独特のパンチのある旨味と清涼感のあるパクチーの風味が効いた現地そのままの味わいです。

    澄んだスープが美味な屋台の『タイラーメン』ランチ620円(税込)、ディナー690円(税込)。麺は写真の太さ3mの中麺と1mmの細麺、10mmの太麺から選べます

タイ料理の肝といえるパクチーはお好みでトッピングするスタイル

 タイ料理に欠かせない存在とはいえ、パクチーが苦手という日本人がいるのも事実。それゆえ、パクチーは3gのプチ盛りの小皿なら140円、10gの中皿で420円、パクチーマニア垂涎の大皿パクチーは20gで690円と、自分で好みの量をトッピングするスタイルで提供しています。

    バジルの薫りが淡白な鶏肉に華を添える『ガパオライス』880円(税込)に『半熟目玉焼き』70円(税込)をトッピング

ポーション小さめの料理も多く、ひとり酒にも使い勝手抜群!

【天3パクチー】がおすすめなもうひとつの理由は、一皿一皿が小さめなサイズであること。『パクチー入り揚げ春巻き』や『タイのさつま揚げ』など、ビールの肴にうってつけの料理を少量ずつ楽しめるので、様々な種類を味わうことができます。

 グリーンカレーやトムヤムクンなどの味わいそのままに香ばしく揚げた『オリジナルのコロッケ』もおすすめ。小鉢の『春雨サラダ』、『ヤムウンセン』や『ミニガパオライス』とバラエティ豊かなラインナップ!

    ガパオにトムヤムクン、グリーンカレーとタイ味コロッケ3種の食べ比べができる『ミックスコロッケセット(3個)』520円(税込)

大好きな東南アジアに小学校を建てたいと始めたタイ食堂

 バンコクから始まってマレー半島からインド、イラン、シリアなどの中東の国々を経て、世界一周旅行をするほど旅が好きなオーナーの菊岡さん夫婦。妻の美紀さんはタイに1年半もの間、語学留学をするほどにタイに惚れ込んでいきました。

 旅を楽しむうちに友人も増え、農村コミュニティに関わることにもなった菊岡さん夫婦。東南アジアのなかでもラオスの貧しい山岳地帯では子どもたちが学校に通うために、遠路はるばる通学していることを知ります。そこで夫婦共通の目標となったのが、「この地に学校を建てる」ことでした。

    腰壁がグリーンに塗られた店内奥のホール。タイのマーケットにある食堂の雰囲気そのまま

 そのためにオープンしたのが京都丸太町の一号店。その後、京都の三条と四条に2号店、3号店をオープンし、2015年にはラオスの山岳地帯の村に小学校を開校。

「自分たちにとって念願の小学校を建てて、お客さんにも本格タイ料理を味わってもらうことで間接的にその目的に関わってもらっています」と語る菊岡さん。実は2018年の3月にはもうひとつの学校を開校します。詳しくはホームページをチェックしてみてください。

この記事を作った人

撮影/春堂マミ 取材・文/ナカシママサヨシ(フリーライター)

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