ヒトサラ編集長の食ダイアリー~とっておきの旅と食のはなし~vol.3|台湾 その③
編集長・小西克博が最近気になったお店を、語り下ろし形式で紹介していく連載企画です。舞台は引き続き、台湾。ハイエンドからストリートフードまで、“旅のおとも”にしたくなる情報が満載です。
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【居高風味餐廳】/屏東 (眺望の素晴らしいBBQレストラン)
【阿桐阿寶四神湯】/台北 (漢方スープ)
【開封包公府的私房麵】/台北 (まぜそば)
>>3日目
朝は鳥たちの鳴き声とともに起き、村を散歩します。ルカイの人たちはキリスト教徒でしっかりした教会もあります。
朝ごはんは村の豆乳をいただき、車で下の集落まで降りて行ってコンビニで現金を引き出して昨夜の【AKAME】の支払いを済ませます。
余韻を残したまま、もう少し山の奥まで車を走らせます。
ランチに出かけたのはフィリピンの山奥に来たかのような眺望のレストラン【居高風味餐廳】(住所:屏東縣三地門鄉中正路二段168號)。ここも台湾山岳料理の有名なところでGoogleの1万件以上あるレビューで4.7の評価を得ています。
とにかくレストランに案内されるやその見晴らしの良さに圧倒されました。この景色を見ながらバーベキューが食べられるなんて。
予約しないと出してもらえないという鶏の丸焼き(岩焼鶏)を台湾ビールでいただきながら、のんびりと涼しい風に吹かれていると、時を忘れそうです。
山の中から台北へ
山の新鮮な空気をたっぷりと吸ったあとは電車を乗り継いで台北に戻ります。新幹線のおかげでずいぶんと南北の移動が易しくなりました。
台北の夜は【阿桐阿寶四神湯】(住所:台北市大同區民生西路151號)に行きました。漢方スープでお腹を休めましょう。
四神湯というの豚モツと4種類の漢方の入ったスープです。ちょっと疲れ気味のときにお腹に入れるとちょうどいいですね。
【阿桐阿寶四神湯】は、寧夏夜市に近い有名店で相変わらず混んでいましたが、しばらく待ってテーブルでいただきます。ちまきもおいしいのでいただきました。
四神湯で胃を温めて夜の街に繰り出すといった人も多いと聞きましたが、今夜はシンプルな「台湾まぜそば」をいただいて帰ろうと思います。立ち寄ったのは雙連駅に近いローカル感満載の【開封包公府的私房麵】(住所:台北市大同區雙連街43號)です。店のおばさんが陽気に酔っぱらってて面白かったから。
お酒で豆腐などをつまみながら待っていると出てきた麺は手打ちの太麺でゴマダレスープ。トッピングされているひき肉と野菜とを混ぜていただきます。香ばしくてお酒で火照った体につるつる入ってきます。
この記事を作った人
小西克博/ヒトサラ編集長
北極から南極まで世界100カ国を旅してきた編集者、紀行作家。
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大学卒業後に渡欧、北極から南極まで約100ヶ国を食べ歩く。共同通信社を経て、中央公論社で「GQ」創刊に参画。2誌の創刊編集長、IT企業顧問などを経て、現職。
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