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更新日:2017.12.17グルメラボ

京都の人気パンが集まるパンのセレクトショップ 【KYOTO 1er BAKERY MARKET】に立ち寄り!

パンの消費量が日本一といわれる京都に誕生した、【KYOTO 1er BAKERY MARKET(キョウト プルミエ ベーカリー マーケット)】。京都の人気ベーカリーの看板商品を集めた“パンのセレクトショップ”のようなスポットです。

京都の人気パンが集まるパンのセレクトショップ 【KYOTO 1er BAKERY MARKET】に立ち寄り!

京都の人気ベーカリーから看板パンが毎日到着

    ショップごとにPOPが掲げられているので、その店の特徴もよくわかる<br />

    ショップごとにPOPが掲げられているので、その店の特徴もよくわかる

 阪急電鉄河原町駅から直結、京都マルイ7階に誕生したこの店は、京都の人気ベーカリーから毎日2回直送される自慢の看板商品を一堂に集めた、まさに“パンのセレクトショップ”。パンの消費量日本一といわれるほど京都人はパンが大好き。しかも、それぞれにお気に入りのパンがある。わざわざ足を運んででも自分が好きなパンを食べたい、と思う京都人のライフスタイルをそのまま形にしたような、こだわりのパンスポットと言えるでしょう。

 現在集められたベーカリーは11店。その店から厳選した看板&人気商品が、約80~100種そろいます。しかも、ラインナップは幅広く、ドイツパンからベーグルまでスタンバイ。あれもこれも食べたいとウレシイ悲鳴を上げることになります。

    写真左上から、【プルンニャ】の『究極食パン』540円、【ベッカライ ペルケオ アルト ハイデルベルク】の『プレッツェル(塩)』220円、『プレッツェル ケーゼ(チーズ)』250円、【雨の日も風の日も】の『上弦の月』270円、【ぱんだよりノドカ】の『あんバタ』220円、【キキダウンステアーズベーカリー(KIKI)】の『ししゃも』150円、【キャトルセゾン】の『半熟卵とカレーのフランスパン』240円、【アルペンローゼ】の『さつま芋と小豆のデニッシュ』240円、【ブランジュリロワゾー ブルー】の『ヨモギドーナツ』、『チョコドーナツ』各330円(すべて税込)

    写真左上から、【プルンニャ】の『究極食パン』540円、【ベッカライ ペルケオ アルト ハイデルベルク】の『プレッツェル(塩)』220円、『プレッツェル ケーゼ(チーズ)』250円、【雨の日も風の日も】の『上弦の月』270円、【ぱんだよりノドカ】の『あんバタ』220円、【キキダウンステアーズベーカリー(KIKI)】の『ししゃも』150円、【キャトルセゾン】の『半熟卵とカレーのフランスパン』240円、【アルペンローゼ】の『さつま芋と小豆のデニッシュ』240円、【ブランジュリロワゾー ブルー】の『ヨモギドーナツ』、『チョコドーナツ』各330円(すべて税込)

例えば、写真左上から。

 京都府城陽市の食パン専門店【プルンニャ】からは、国産素材をじっくり長時間発酵、短時間で焼き上げる『究極食パン』、京都では数少ないドイツパン専門店【ベッカライ ペルケオ アルト ハイデルベルク】からは人気商品『プレッツェル(塩)』。

 メロンパンやクリームパンのほか、ハード系のパンも得意とする注目の店【雨の日も風の日も】の、クルミたっぷりのボリュームパン『上弦の月』、国産小麦と天然酵母にこだわった、知る人ぞ知るパン店【ぱんだよりノドカ】の『あんバタ』。

 そして、超隠れ家的ショップがここに登場!【キキダウンステアーズベーカリー(KIKI)】のこれまたニッチなファンが多い名物『ししゃも』までズラリ! さらには、2017年12月から【ブラウニーブレッド&ベーグルズ】のベーグルも登場。ほか、1974年創業のフルーツパーラ―【クリケット】の数量限定『フルーツサンド』1,200円(税込)もあります。

    豚のテリーヌなどの小皿料理もイートインOK

    豚のテリーヌなどの小皿料理もイートインOK

 価格もすべて本店と同じなので、いわば各店舗のサテライトショップといってもよいほど。朝と14:00ごろに各店舗をまわってパンをピックアップするので、店直送の新鮮な焼き立てパンが並びます。店の横には、約60席のイートインスペースがあるので、コーヒーや紅茶、ワインなどと共に、買ったパンが即味わえるのもうれしいです。

リストランテや割烹とのコラボパンも!

    『生ハムと30種の菜園サラダサンド』1,100円(税込)。みずみずしい野菜や生ハムが白パンとよく合う、生ハムと30種の菜園サラダサンド

    『生ハムと30種の菜園サラダサンド』1,100円(税込)。みずみずしい野菜や生ハムが白パンとよく合う、生ハムと30種の菜園サラダサンド

 この店の面白いところは、パンのセレクトだけではありません。人気のリストランテや懐石料理店で提供されている料理とパンのコラボメニューが2種類もあるのです。約1か月半ほどでメニューは変わっていきますが、どれも人気店で提供されている料理を、ベーカリーのパンと組み合わせて新たな味を作り出しています。

 例えばリストランテ【祇園245】の『生ハムと30種の菜園サラダサンド』(写真上)。しっかりと塩気の効いたゴルゴンゾーラソースをかけて頬張ります。モダンイタリアンの旗手である【祇園245】のスペシャリテを、黒ニンニクのソースを塗った【雨の日も風の日も】のふんわり白パンで包んだコラボパンです。

    『海老芋と牛しぐれ煮の秋の吹き寄せサンド』1,200円(税込)。海老芋と牛しぐれ煮の秋の吹き寄せサンド。しょうがの風味が効いたしぐれ煮は本店の割烹で提供されているものをそのまま使用。旨味が凝縮!

    『海老芋と牛しぐれ煮の秋の吹き寄せサンド』1,200円(税込)。海老芋と牛しぐれ煮の秋の吹き寄せサンド。しょうがの風味が効いたしぐれ煮は本店の割烹で提供されているものをそのまま使用。旨味が凝縮!

 もうひとつは、【祇園にしかわ】の『海老芋と牛しぐれ煮の秋の吹き寄せサンド』。独立してわずか1年でミシュランの星を獲得した京料理界の精鋭です。京都の伝統野菜・海老芋を蒸し煮にして揚げたものを、しぐれ煮、しば漬けと共に、【レブレドロル】のドッグパンではさんだもの。海老芋のねっとり感としぐれ煮の甘辛い旨味、それを、歯ごたえのあるドッグパンがしっかりつないでくれるという印象。どちらも、ここでしか味わえないパンメニューです。

 そのほか、チーズたっぷり『クワトロフォルマッジ・トースト』800円(税込)、【ぱんだよりノドカ】のブリオッシュパンとコラボした『ローストビーフのブリオッシュぱんだ』1,100円(税込)、『野菜のミックストースト』800円(税込)などもあり、パンメニューの豊富さを舌で堪能できます。

 わざわざ本店へ行かずとも、看板商品を買うことができるこの店。今後は、店舗限定のパンが登場するかもしれません。ランチにおやつ、ディナーにも使える頼もしいパンのセレクトショップ。京都の人気パンがまとめ買いできるので、近隣のパン好きにはもちろん、京都を訪れる観光客のみなさまにも、京みやげ&京の味わいスポットとしておすすめしたいと思います。

【KYOTO 1er BAKERY MARKET(キョウト プルミエ ベーカリー マーケット)】

電話:075-251-0233
住所:京都府京都市下京区四条通河原町東入真町68
京都マルイ7F FOOD HALL
アクセス:阪急「河原町」駅から地下で直結
営業時間:11:00~20:00
定休日:無休

この記事を作った人

取材・文/田村のりこ

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