ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2018.03.30健康美食 旅グルメ

ダイエットはフィリピンで!? 世界のセレブが通うリトリート【THE FARM】でデトックス(前編)/連載「食べに行こう、旅に出よう」

桜も満開を過ぎ、いよいよ薄着シーズ到来!お正月太りを解消しなきゃと思いつつあっという間に三か月。変わらない日常に巻き込まれてはダイエットもなかなか難しい・・・・・・。そういう人ほど実は短期集中ダイエットが効果的。でも、辛くて苦しい道場への入門はイヤ! ですよね? そんなあなたにオススメなのが時差のない自然に囲まれたリゾート地で、優雅にできるオーガニックのヴィーガンフードとジュースでキレイになるデトックスプログラム。ヘルシーなボディを保つ習慣を手に入れられる、密かに世界のセレブに人気のリゾートを取材しました。

アプリで見る

マニラから車で1時間半にある静かなリゾートでデトックス

 こんにちは。ヒトサラ編集部山路です。突然ですが、私の永遠のテーマダイエット。食のエディターになってはや〇〇年。「食べることが仕事だから~」と言いつつ順調に体重は右肩上がり。なんせ親からもらった丈夫な胃袋を武器に連日昼夜フルコースも珍しくない日々を過ごしていたら、いつの間にかかなり成長してしまい……。去年後半半年でなんと5キロ増。学生時代の友人たちに会うたびに「なんか大きくなったね……」と言われることが多くなり、いよいよマズイと危機感を募らせる日々。しかし運動嫌いのうえ、根が食いしん坊。日常では痩せられる気がしない! どうしたらいいんだろう・・・・・・と思っていたら友人の美容ライターA子から「旅行が好きなヤマジは、思い切って海外でダイエットしたら?」とアドバイスが! なんでも、リゾート気分を味わえて、痩せる習慣をつけられる場所があると言う。それなら思いっきり優雅にダイエットしよう~と一週間休みをとって強化合宿を決意したのでした。

 ストイックすぎず、旅ならではの楽しさもあって、できるだけ辛くないところ、でも効果は出したい! こんなわがままを叶えてくれるところはあるのか?と思いきや、ありました! 白羽の矢が立ったのはフィリピン・マニラの「THE FARM at San Benito」。こちらは私のまわりの美容関係の方の評判も高く、世界の富裕層がデトックスやリラックスを目的に集まるリゾートです。ただのリラックスを目的とした滞在も可能だけれど、ここの特徴は何といっても医者が常駐し各ゲストの目的にあわせてデトックスやウエイトロスを医療面、食事面からサポートしてくれること。体調管理のプロがいるリトリートだということが決めてとなり、ウエイトロスを目的に4泊5日滞在プログラムを予約。全然減らない手ごわい私の体重にどんな結果が出るかワクワクしながら一路マニラへ!

    リゾートのレセプション。開放感たっぷり

 マニラ空港に到着してあらかじめホテルにお願いしていたクルマ(往復2万4,000円)に乗り込み1時間半。小さな村の中を走り突然現れるヤシの木のプランテーションの中に目指すリゾートがありました。クジャクがのんびりと歩く敷地内にはシックなコテージが点在し、洗練されたリゾートの雰囲気が漂います。ロビーでチェックインをすると、受付の方が私のために組まれたプログラムに目を通しながら、「部屋に荷物を置いたらすぐにお昼のランチが用意されているので、レストランに行ってくださいね」とさっそく到着後の行動予定を案内をしてくれます。

ゲストの目的によってオーダーメイドで作られる滞在プログラム

    客室はすべてコテージスタイル。33㎡のスル・テラス・スイートから372㎡のゴージャスなスイートまで全9種類。こちら私が宿泊したパルメラ・グラス・ヴィラの入り口

 そういえば、こちらの滞在前に、事前に問診票が送られてきて、ホテル滞在の目的、やりたいこと、目標などのシートを送付したことを思い出しました。この事前の問診票が実はとても大切。そのシートをもとに、細かくゲストに合わせたプログラムを組んでくれるのです。私の目的はもちろんダイエット。単純にウエイトを落とすのみならず、悪いものを出して(デトックス)太りにくい体、習慣を作るウエルネスも目的にしました。ちょっと欲張りって言われちゃうかも・・・・・・? なんていう不安をよそに、滞在前に送られてきたプログラムには、滞在中の食事プランと摂取するサプリ、コロンクレンズなどの医療的な施術、アロママッサージなどの美容的施術のプランがぎっしり組み込まれて返ってきました。予算なども遠慮なく伝えて、自分の納得するプランを事前に組んでくれるのが安心。そのプランの最初が到着すぐのランチ、だったのです。

    パルメラ・グラス・ビラの内部。キングサイズのベッドに窓際のカウチ。外になりますがバスタブもあり解放感溢れる作り。もちろんプライバシーはしっかり守られているので、ゆっくりくつろげます

とはいえ、まずはリゾートモードにチェンジ! 着替えるために部屋に向かうと素敵なコテージに思わずテンションアップ。ここがこの滞在の私の部屋です。中にはプログラムに合わせて処方されたサプリメントのケースとプログラムを記載したシート、ビーチサンダルに水などを入れるジャーが入ったバッグが用意されていました。朝、昼、晩と飲むサプリ、食事、ジュース、ショットなどが細かく書かれています。

    ピルケースには滞在中朝・昼・晩飲むサプリがきちんと入っている。虫さされのバームや歯ブラシセット、ジャーなど至れり尽くせりなファーストキット

ダイエットが目的の私のプログラムの食事メニューは、初日の昼夜は軽めの食事。2日目の朝はサラダとジュースのみ。2日目の昼から5日目の朝までは丸3日間ジュースのみの生活。5日目の昼にジュース生活が開けて軽く食事を食べて終了です。その合間にドクターの問診、コロンクレンズ、マッサージなどの施術が入ります。

リゾート内の美味なる食事は完全ヴィーガンメニュー

早速、着替えてビーチサンダルに履き替えてレストランへ! 実はこの滞在で楽しみにしていたのはこちらの料理。というのも完全ヴィーガン(肉・魚・卵を一切使わない)料理でありながら、とても評判が高かったから。使用するのは自家菜園のものも含めて近隣のとれたての野菜やフルーツ、カシューナッツなどのナッツ類など。今日のランチはコース仕立て。一皿がかなりのボリュームです。

  • ロメインレタスの野菜のマリネラップ ドライトマトソース。ナッツの食感、スパイスの香りがいい!

  • とうもろこしとショウガ、レモングラスのスープ。この組み合わせおいしい!家でもやってみよう、と思った一品

    「ココナッツ麺のグリーンカレーソースとカシューナッツで作った豆腐、スパイシーな野菜」ダイエットメニューからか麺はココナッツの実で作られています。ところてんみたいな食感だけれど、ほんのり甘いカレーソースとよく合う。カシューナッツ豆腐とスパイスを使った野菜の煮込みも食べ応えあり

 写真以外にもガドガド風サラダ、デザートもつく全5品のコース仕立て。どの皿も食感と風味が工夫されていておいしい。特に様々なスパイスやハーブがどのお皿にも絶妙にアクセントとなっていて肉や魚、動物性脂肪がなくても全然物足りなく感じないのには驚きます。

「FROM GARDEN TO YOUR BODY」がここのキーワードなんです。とシェフのフランシスさん。使う食材はすべてオーガニックのもの。敷地内でも専門家がたくさんの野菜を育てていますが、そこでまかないきれないものは近隣の契約農家から入れているそう。

    シェフのFrancis Tugnaoさん。敷地内にある自家菜園の前にて

「“Back to Origine”というのももう一つのコンセプトですね。アダムとイブの時代に戻るというか。化学的なものが多い現代は体に負担をかけています。オーガニックの野菜と果物、つまりフリーケミカルの食べ物は体をポジティブな状態にします。さらに、ここの特徴はメニューの40%がRAWフードということ。食材に60度以上の熱をかけないことで野菜が持つ酵素をこわさずに体内に取り入れることができるのです。野菜の持つ酵素を取り入れることで、体内の代謝酵素が働き、血液循環が良くなる。こうした食事は毒素を排出し、ナチュラルに体がクレンジングされる、と考えています。ダイエット目的でない方のためにパンやパスタも作りますが、それらに使う小麦は漂白していないもので作っています」とフランシスさん。またココナッツプランテーションにあるリゾートならではのメリットも。

「取れたてのココナッツからとれるオイル、果肉、クリームは料理にたっぷりつかいます。デザートに使う甘味はメープルシロップのように樹皮からとれるココナッツシロップや、ココナッツシュガーなどを使用し、普通の砂糖は使いません。もちろんすべてオーガニックです」

カロリーも栄養士と一緒に一皿ずつ計算し、メニューにすべて記載。デトックス、またはダイエットプログラムのゲストは食べるものが決まっているけれど、リラックス目的のゲストはメニューを見ながら好きなものを頼むことができます。そのときにカロリーが書いてあるのは嬉しいかも。

  • 夜ご飯のビーツのスープ。濃厚でたっぷりとあり、まずはお腹をあたためてほっとできる。ダイエット中の食事では温かく濃度のあるスープは強い味方。

  • サラダは柑橘のサラダ。とれたてのサラダ菜、スプラウトの歯ごたえ、オレンジの爽やかな香りとジューシーさに、しみじみと食材の力のありがたみを感じる。

大の肉好きでヴィーガンメニューに満足できるか不安だった気持ちは初日のランチで払拭されました。シェフの料理のバリエーションが飽きさせないのもありますが、とれたての野菜や果物の力がとにかくすごい。夜も軽いサラダのみでしたが、まったくおなかが空くこともありませんでした。ちなみに夕飯をとっていると、プログラムに記載されているビネガーショット、クレンジングドリンクが運ばれてきました。各ゲストが時間に飲まなければいけないものはすべてスタッフが把握し、そのゲストがいる場所に運んでくれるのです。

    こちらが毎晩出てきた、アップルサイダービネガー(酸っぱい!!!)とクレンジングドリンク。ベネトナイトという粘土(!)とオオバコの種殻をあわせたパウダーをリンゴジュースを水で薄めたものに混ぜて飲む。クレンジングジュースの食物繊維、酢やレモンなどの酸は腸内環境を良くするのだそう。

お昼から野菜とフルーツしか食べていない私ですが、まったくつらくなく就寝。そしてまだ半日しかたってないにもかかわらず、快腸になったのには驚きました。翌日からいよいよメディカルチェックとデトックスのプログラムが始まります。

この記事を作った人

山路美佐(ヒトサラ副編集長)

幼少時代から筋金入りの食いしん坊。丸の内の総合商社に入社するも食への探究心を抑えきれず退職しイタリアに短期料理研修の旅に出る。帰国後世界文化社に入社し「家庭画報」ほかの雑誌で食・旅・アートの編集を担当。2017年3月から現職。美味探求の旅は30カ国以上にのぼる

この記事に関連するエリア・タグ

人気のタグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(8/14~8/20)

エリアから探す