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更新日:2018.12.07食トレンド

深夜のカウンターは蜜の味 | 世界最大級のテキーラを揃える六本木【アガヴェ】でメキシカンフードを

最近、ブームの兆しがあるテキーラ。日本にテキーラが定着する20年前から店を構え、世界最大級の品揃えを誇るテキーラバーが【アガヴェ】だ。本格的なメキシコ料理も味わえるこの店が、今夜の深夜飯の舞台だ。

深夜のカウンターは蜜の味 | 世界最大級のテキーラを揃える六本木【アガヴェ】でメキシカンフードを

昼夜問わず人通りの多い六本木ヒルズから六本木通りを挟んだ向かいに450種類ものテキーラと120種類のメスカルを揃えるバーがある。それが今年で20周年を迎える【アガヴェ】だ。

メキシコ革命時代をイメージ! 本場の雰囲気そのままの店内

    【アガヴェ】のエントランス

    【アガヴェ】のエントランス

日本におけるテキーラは若者が一気飲みをするイメージが強いが、果たして食事と合うのか。扉を開ける。赤いライトが照らす階段を降り、店内へ。

    階段を降りて、地下にある店を目指す

    階段を降りて、地下にある店を目指す

場所柄と店内までのアプローチで若者向けの店と判断するのは早計だ。

    客席は70席あり、店内は広々としている

    客席は70席あり、店内は広々としている

カウンター10席を含む店内は思ったよりも広く、落ち着いた雰囲気だ。現地から輸入したエキパルと呼ばれる豚の革を張ったメキシコの伝統的なチェアやタイルを取り入れ、1910年に始まったメキシコ革命時代を彷彿とさせる内装になっている。

    メキシコを代表する現代画家フリーダ・カーロの肖像画のレプリカも飾られている。

    メキシコを代表する現代画家フリーダ・カーロの肖像画のレプリカも飾られている。

エキパルはアステカ帝国の皇帝も使っていただけあって、ゆっくりと腰を落ち着けられる。そのまま歩を進めて、今夜目指すカウンターへ。カウンターの正面にも右手にも圧倒されるほどのテキーラとメスカルが並ぶ。

    カウンターのサイドに並ぶ数多くのメスカル

    カウンターのサイドに並ぶ数多くのメスカル

    カウンターにあるアガべ越しにもたくさんのテキーラが並んでいるのが見える

    カウンターにあるアガべ越しにもたくさんのテキーラが並んでいるのが見える

カウンターの中央に飾られた、テキーラの原材料であり、店名の由来でもあるアガべのそばに陣取り、今宵の食事をオーダーする。

【アガヴェ】に来たらタコスとブリトーは外せない

【アガヴェ】で味わえるのは、やはりテキーラに合うメキシカンフードだ。今でこそ日本でもメキシコ料理は一般的になってきたが、【アガヴェ】がオープンした20年前当時はまだマイナーな存在であった。その頃から本格的なメキシコ料理を提供し続けてきた。 空腹の時はタコスがおすすめだ。

    チキンのタコス 1,200円

    チキンのタコス 1,200円

    「ロス アスレホス」のレポサド 2,200円

    「ロス アスレホス」のレポサド 2,200円

短期熟成の繊細な味わいは、少しスパイシーなタコスの味をじゃましない。食事にもぴったりの1杯だ。

まだお腹に余裕があるならブリトーもオーダーしてほしい。

    ビーフブリトー アガヴェスタイル 1,800円

    ビーフブリトー アガヴェスタイル 1,800円

    「エル テソロ」のレポサド 1,800円

    「エル テソロ」のレポサド 1,800円

チョコレートのような甘い香りが漂う。これは熟成樽からうつった香り。アガベのやさしい味わいは、口の中からすっと消えていき、料理の邪魔をしない。

せっかくだからテキーラのことをもっと知りたい。後編ではテキーラについて、もっと深く紹介しよう。

※価格は税込み、サービス料は別です。

この記事を作った人

津島千佳(ライター・エディター)

フリーランスのライター・エディターとして10年以上に渡って女性誌を中心に活躍。MEN'S Preciousでは女性ならではの視点で現代紳士に必要なライフスタイルや、アイテムを提案する。

PHOTO:小倉雄一郎

記事元:Men's Precious

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