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更新日:2017.02.27健康美食 グルメラボ

皿の上の名脇役たち。香味野菜たちの知られざる効果って?

料理の付け合せに添えられる様々な香味野菜。飾りのようなものだと思って、何となく食べ残してしまったりしていませんか? 実は香味野菜には、彩りを添えたり、薬味として料理の味を引き立てるだけでなく、様々な栄養素や効果が隠されています。

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香味野菜がもつ、嬉しい効果いろいろ

豊富な有効成分をもつパセリ

 日本ではおもに料理の飾りとして使われているパセリ。お子様ランチの「旗」のような感覚で、食べずに取り除いてしまうという方も多いのでは? 文部科学省の発表した成分表によると、パセリ100グラム当たりのビタミンCの含有量は野菜や果物のなかでもトップ。βカロチンも、豊富に含有するとされるトマトの13倍もの含有量を誇ります。そのほかにも、ビタミン類・ミネラル類が共に豊富に含まれているパセリ。残してしまうなんて本当に勿体無いので、食事と一緒に食べる事をオススメします。
 パセリはその独特の香りから口直しにもなりますので、ニンニクなど匂いの強いものを食べたあとなどに口にするのも良いでしょう。また、パセリに含まれるアピオールという成分は、食中毒の予防や、口臭の防止効果もあるといわれています。

色とりどりのパプリカでアンチエイジング

 華やかな色で、料理に花を添えるパプリカ。その成分には、美肌効果や老化を防ぐ効果のあるものが多く含まれている事が知られていますが、実は色によっても含まれる栄養価が異なります。
 シニア野菜ソムリエ・アスリートフードマイスターの立原瑞穂先生によると、赤パプリカには抗酸化作用が高く動脈硬化や心筋梗塞の予防効果のあるカプサイシン、黄パプリカにはシミそばかすを防ぐビタミンCと肌の老化を防ぐルテイン、オレンジパプリカには「若返りのビタミン」と呼ばれエイジングケア効果があるビタミンEなどが多く含まれているといわれています。
 その色によっても効果は様々ですが、いずれにも若々しさを保つ成分が多く含まれているパプリカ。仕事の疲れが気になる年代の方に、とくにオススメの食材です。

まさに”栄養満点”のスーパーフード クレソン

 かすかな辛味とさわやかな香りが特徴のクレソン。ステーキやローストビーフなどの添え物として良く見かける野菜です。日本で普及し始めたのは比較的最近ですが、実はただの付け合せに留まらない「最強の野菜」といわれている食材なのです。
 アメリカ疾病予防管理センターの機関誌「Preventing Chronic Disease」の2014年6月5日号に発表された研究では、健康に重要とされる17の栄養素の含有量をもとに食品がスコア化されています。そのなかで、スコア100点を獲得して第1位にランクインしたのがこのクレソンなのです。
 その効用を列挙すると、おもなものだけでも、老化防止、生活習慣病予防、食欲増進、肉料理の消化促進、滋養強壮、貧血予防等々、まさに「最強」の名に恥じないもので、栄養価のバランスの良さから「スーパーフード」ともいわれています。
 このように、“食材”として「最強」の名をほしいままにするクレソンなのですが、“植物”としても生命力、繁殖力が非常に強すぎる為、日本では「外来生物法」の「要注意外来生物」に指定されています。自宅で生ごみとして処分する時、うっかり庭に捨てたり下水に流してしまわないように、ご用心。

この記事を作った人

斎藤 健

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