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更新日:2023.03.10グルメラボ

たっぷりと風流にひたりたい!庭園を楽しめるお店5選|京都

京都の魅力のひとつが、手入れの行き届いた美しい日本庭園。ゆったり散策するのもステキな体験ですが、古都が誇る美味と共に堪能するのもオツなものです。そこで今回は、庭園自慢の名店で、たっぷりと風情にひたれる厳選5店をご紹介します。

やき肉玄趣 江洲の庭園

京都御所【天喜】

風情ある奥座敷でゆったり楽しむ、元祖・天ぷらコース

    天喜の内観

    中庭に面した個室は会食や接待、お茶事などにぴったり

創業は昭和8年。西陣に居を構える【天喜】は、日本で初めて「天ぷら会席」を提供したお店です。大小10ある個室から臨めるのは、見事な日本庭園。床の間の掛け軸、季節を切り取る生け花など、侘び寂を感じさせる空間と一体となった風情が楽しめます。カウンター席やテーブル席もあるので、まずは気負わず気軽に利用してみては。

    天喜の天ぷら

    お店の代名詞でもある自慢の『天ぷら』

各地の漁港から直接仕入れた鮮魚や、契約農家から直送された野菜などの厳選素材の魅力をそのまま表現する『天ぷら』。車海老や淡路の穴子、ハモといったその時々の旬の食材をコースを中心に堪能することができます。伝統の味わいを守るのは三代目の料理長。ソムリエである女将が選んだワインとのマリアージュを楽しみたいものです。

京都御所【西陣くらしの美術館 冨田屋】

西陣の文化を継承する築140年の伝統建築で、優雅な京町家体験

    西陣くらしの美術館 冨田屋の内観

    夜にはライトアップされた庭が幻想的なシーンを演出

織物の町・西陣に歴史を刻んで140余年。国の登録有形文化財に指定された京町家【西陣くらしの美術館 冨田屋】では、庭を臨む座敷にて食事をすることが可能です。内部は3つの蔵と茶室、6つの庭、能座敷1つなどを備える様式美が息づく空間。骨董や季節毎の調度品を愛でながら過ごす時間は極上です。

    西陣くらしの美術館 冨田屋の料理

    旬野菜の浅漬けが中心。伝統あるお茶会の季節の点心

昼にいただけるのは、明治から伝わる季節の点心「西陣伝統弁当」を忠実に再現した『100年続くお茶席で頂く点心(伝統弁当)』。明治時代の器を使用しているのも感動もの。希望すれば、和食の食べ方のレクチャーも可能です。夜にはライトアップされた庭を眺めつつ懐石料理を堪能、風流にひたれます。

丹波橋【京料理 喜祥 甚平】

伏見エリア散策の際に立ち寄りたい、風格ある隠れ家店

    京料理 喜祥 甚平の内観

    庭園が見渡せる座敷は、ゆったりと過ごせる掘りごたつ式

銘酒で名高い伏見エリアの閑静な町並みに佇む【京料理 喜祥 甚平】。伝統の京野菜を盛り込んだ会席をはじめとした、創作日本料理が楽しめる一軒です。モダンな設えをプラスした座敷から見晴らせるのは、風雅な日本庭園。雪見障子の演出も心憎い限り。全25席とコンパクトなので、少人数での貸し切りにも重宝します。

    京料理 喜祥 甚平のおまかせ会席

    京野菜と地元食材が織りなす、本物の“京料理”をどうぞ

「京野菜提供店」として旬の食材を厳選。魚介から肉類に至るまで地産地消を目指し、一期一会の逸品へと結実します。記念日などの特別な日に人気なのが、四季折々の美味が詰まった『おまかせ会席』。伝統に根差した技と新しい発想が融合した見事な味わいを、京情緒たっぷりの空間でぜひ堪能してください。

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出町柳【やき肉玄趣 江州】

歴史ある庭園に面した和の極上空間が舞台。古都ならではの焼肉店

    やき肉玄趣 江州の内観

    心落ち着く庭園が魅力の客席は、大小さまざまなタイプあり

出町柳駅から徒歩11分。120坪という広大な日本庭園に包まれた極上空間が自慢の【やき肉玄趣 江州】。「大津市歴史博物館」から許諾を得て浮世絵や錦絵が再現された障子など、店内の演出もワンランク上の焼肉店です。テーブル席や座敷に加え、全席個室のプライベート空間も確保。大人のデートが楽しめます。

    やき肉玄趣 江州の特選江洲盛

    厳選の和牛を炭火焼肉をはじめ、店こだわりの食べ方でどうぞ

店名の通り、メインの食材は日本三大和牛として知られる「近江牛」。炭火で焼く焼肉はもちろん、生食用食肉取扱許可を得て提供する豊富な牛の刺身などが存分に味わえます。7種類の厳選された近江牛と但馬玄(但馬牛)をセットにした『特選江洲盛』はオススメの逸品。“京焼肉”の醍醐味が堪能できます。

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蹴上【南禅寺 料庭 八千代】

南禅寺名物の湯豆腐を前に、芸術的な風景が織りなす非日常の時間

    南禅寺 料庭 八千代の内観

    “料庭”というにふさわしい、自慢の庭園は息を呑むほどの美しさ

南禅寺参道に歴史を刻む【南禅寺 料庭 八千代】は、伝統の京懐石を守り続ける老舗。店内から見晴らせる庭園は、日本を代表する作庭家・小川治兵衛氏の手によるものです。四季に移ろう東山と一体となった絶景を前に感じるのは“京の粋”。テーブル席に座敷など、座席のタイプはさまざまありますが、特別な日には個室がオススメです。

    南禅寺 料庭 八千代の湯豆腐

    シンプルだからこそ技の違いが出る、南禅寺名物の代名詞

ぜひとも味わいたいのは、精進料理に端を発する『南禅寺名物 湯豆腐』。昔ながらの手作りにこだわった豆腐と、利尻昆布に枕崎産の本鰹節を掛け合わせただしとの味わいは、創業当時から変わらぬもの。旬素材を四季折々にテーマを変えて供する京懐石弁当も各種用意されています。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。

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ヒトサラ編集部 

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