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高級鮨の味わいを一貫から! コストパフォーマンスの高さにも驚く、今行くべき東京の一軒【立喰い鮨 浩也】|浜松町・大門

東京・浜松町にある高級鮨店【鮨 浩也】。その味わいを気軽に楽しむことができる貴重な一軒があると耳にし、さっそく訪れてみました。日時限定の“おまかせコース”は、なんと3,000円~。こだわり抜いた上質なお鮨をいただける空間でありながらカジュアルなスタイルも新鮮な、今行きたくなる【立喰い鮨 浩也】の魅力をお伝えいたします。

立喰い鮨浩也

上質をカジュアルにいただく心地よさ

大門駅から徒歩1分。明るい和風づくりの外観に、【立喰い鮨 浩也】の店名が入った紺色の暖簾が静かにゆれています。

    立喰い鮨浩也外観

    入り口の横には「にぎり一貫からどうぞ‼」と書かれた看板が。肩肘張らずに入店しやすくなる気遣いに嬉しくなります

「高級鮨」そして「【鮨 浩也】のクオリティをそのままに」という前情報があるだけに、身構えてしまうのでは……という思いはどこへやら、扉を開けた瞬間に包まれるあたたかな空気に一気に魅了されます。

    内観

    一人でも入りやすい雰囲気はとても魅力。当日でもネット予約が可能とは、嬉しいところです

美しい木のカウンターは料理人を囲むように取り付けられており、どの席を選んでも調理の臨場感を味わえる様子。日本家屋を思わせる違い棚や丸窓、盆栽が設えられており、それらが見える席を選びます。

「ご注文はこちらのQRコードからどうぞ。」その声に合わせて見てみると、各席からモバイルオーダーができるようになっています。さっそくメニューを見てみるとコースのほか、一貫から好きなものをアラカルトで選べるようにもなっており、価格も明瞭。この段階からこれまでの高級鮨のイメージとは一線を画す、新たなカジュアルスタイルへのこだわりを感じます。

    内観

    「もしオーダーのやり方がわからなければ言ってくださいね。」とお店の方から気さくに話しかけてくださり、リラックスできる雰囲気づくりにもこだわられている様子

モバイルオーダーでは日本語のほか、英語、簡体字、繁体字、韓国語から表示を選ぶことが可能。私が訪れた時にもちょうど訪日外国人の方がいらっしゃり、その間口の広さも【立喰い鮨 浩也】ならではのポイントのようです。

米・酢・魚、全てにこだわるお鮨を愉しむ

    鯵

    鯵(ある日のおまかせコースより)

確かな目利きで市場から仕入れた鮮魚の旨みはさることながら、土鍋で炊いたシャリ、赤酢の調整……と、こだわりが尽きないという【立喰い鮨 浩也】のお鮨。人気の小料理2品・茶碗蒸し・お味噌汁付きの『厳選おまかせコース』(8,000円)や、平日のランチタイム限定で小料理2品・茶碗蒸し・お味噌汁が付いた『平日ランチ限定おまかせコース』(3,000円)にも注目です。

    マグロ

    マグロ(ある日のおまかせコースより)

    帆立

    帆立(ある日のおまかせコースより)

    カマス

    カマス(ある日のおまかせコースより)

また一貫から頼むことができるアラカルトメニューも充実。開店当初、オープン記念の限定メニューとしてマグロをシュラスコスタイルで楽しむ『生本マグロのミルフィーユ巻き』なども注目されていましたが、現在のイチオシはこれまた贅沢な『浩也の雲丹トロたく手巻き』。名前の通り雲丹、トロ、そして沢庵が横から溢れるほどにのった一品で、素材による食感の違いも楽しめます。

    本気のツナマヨ

    『本気のツナマヨ』(アラカルトメニューより)

ネーミングからも気になってしまう『本気のツナマヨ』は、握りでも使用している厳選マグロを使用しており、まろやかなマヨネーズが更にコクを引き出している一品。本店にはないここだけのメニューとのことで、ぜひ追加して味わいたくなります。

なおドリンクは、利酒師監修の日本酒や、珍しいビール「白穂乃香」なども。好みや希望に沿ったお鮨に合う一杯を提案していただくこともでき、組み合わせの楽しみの幅が広がります。

仕込み、その技の先にあるおいしさへ

    鮨職人

    鮨職人の山家学さん

心地の良いテンポでお鮨を出してくださった、鮨職人の山家学さん。都内の鮨店を中心に研鑽を積まれた後、現在の総大将と出合い【立喰い鮨 浩也】の立ち上げに意気投合されたとのこと。プロの目利きで仕入れた魚のおいしさはもちろんのこと、それをさらに熟練の技で仕込んでいくことで、イチバンの“美味”の瞬間を見計らいながら日々柔軟に握る素材を決めていっているそうです。

    鮨

    仕込むだけでなく、その後の素材を使う瞬間を見計らうのも職人の技

お店の外であっても常に仕込みや料理のことを考えながら向き合っているご様子で、その熱量の高さについて伺うと、どうやら仕事への“やりがい”が源になっているとのこと。カジュアルなスタイルをウリとしながらも、こうして日々熱量をかたちに変えながら「高級店の味わいとクオリティはそのままで」を提供し続ける上質へのこだわりは、本当の意味でのコストパフォーマンスの高さを感じられるのではないでしょうか。

【立喰い鮨 浩也】ならではの特徴を活かしたおいしさとの出合いに、今、訪れてみては。

この記事を作った人

鈴アヤ(ヒトサラ編集部)

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