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更新日:2017.08.03グルメラボ 連載

お寺巡りや海を見た後に立ち寄りたい、鎌倉のフランス料理店 from「ヒトサラSpecial」

東京駅から電車で約1時間。山と海に囲まれた古都・鎌倉は、ショートトリップにぴったりの街。お寺巡りや海を見た後にぜひ寄ってほしいフランス料理店をご紹介します。

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【été】

わざわざ訪れる価値を見出す、驚きのコストパフォーマンス

 オープンして4年目、今や鎌倉の人気フランス料理店としてすっかり定着した感のある【été】。特別な日の食事というイメージの強いフレンチにもかかわらず、予約の取りづらい日々が続く現状について、店主の藤本恵史氏はこう分析する。「やはり価格帯のせいではないでしょうか」。アミューズに始まり前菜、メイン、デザートへと進むコース料理がランチで3000円、ディナーで4200円から。「自分でも気兼ねなく行ける店にしたかったですし、フランス料理をもっと身近に感じてほしかった。だから、値段ありきでスタートしたんです」。

    営業中、オーナーシェフの藤本氏はキッチンの中をまるでアスリートのように絶え間なく動きまわる。事前に仕込み過ぎず、できるだけ食べる直前に手をかけて料理を仕上げるのは、つくり手の気持ちを少しでもゲストに伝えたいと思うゆえ

    『フォアグラと白子のコンソメ仕立て』。ゴボウの風味を加えたコンソメは、客席でお皿の中に注がれる

 まずは来店へのハードルを低くしつつ、メニューにも工夫をこらす。例えば、前菜に必ず使うのが高級食材のフォアグラ。それはせっかくフランス料理を食べに来てくれるのだから、その醍醐味を感じてほしいという思いから。「ほかにはあまりこだわりもありません」と笑う藤本氏だが、国内外にアンテナを張り巡らせ、選りすぐりの食材で仕立てる品々はどれも秀逸。その満足感がコストパフォーマンスの良さへとつながり、さらに評価を高めていく。

  • 店の中央にカウンター席。サービス用の通路を挟んだオープンキッチンから調理の音や匂いが店内に漂う

  • 藤本恵史シェフ。料理の合間を縫い、時間が許す限り自らフロアに出てサービスを行うよう心がけている

【レストランプランデルブ 北鎌倉】

閑静な住宅地の一軒家フレンチ、優雅な邸宅が約束する特別な時間

 「美味しさだけを求めるなら、東京に行けばいくらでもある。やるならお客様にここへ来る意味を見出してもらえる店にしたかった」
 都会の雑多な雰囲気ではなく、空気の綺麗な場所で内面から癒されるようなレストラン。それがオーナーの佐藤誠氏が【レストラン プランデルブ北鎌倉】を構えるにあたり掲げたコンセプトだ。だからこそ、佐藤氏はロケーションには徹底的にこだわった。北鎌倉駅から歩いて30分弱。約1年半をかけて探し出したのは、観光地からはかけ離れた梶原地区の閑静な住宅地に佇む一軒の邸宅である。店内は広々とした空間をいかしてゆったりとテーブルを配し、一面のガラス窓の先に広がるのは四季の草木に彩られた日本庭園。そして、心遣いのあるもてなしがゲストの特別な時間を演出するのである。

    鎌倉の静かなロケーションに佇む築50年の邸宅がこの店の舞台。サービスや料理には一流の仕事を施しながらも、肩肘張らずに楽しめる雰囲気はこの店の大きな魅力のひとつといっていい

    この日、一皿目の前菜に登場した『フランス産の白アスパラガスと北海道産ホタテのポワレ』

 もちろん、人々がわざわざこの店を目指してやって来るのは、当然料理が美味しいからでもある。ランチ、ディナーともにコースのみ。シンプルかつクラシカルに仕立 てるフレンチは、時に繊細に、時に大胆に素材を活かしてゲストの舌を魅了する。

  • 広い芝生広場を擁した日本庭園。グミの木や松の木、ツツジなど、季節の草木が植樹されている

  • ワインはソムリエが厳選した約270種をストック。フランスを中心にイタリア、カリフォルニアワインなども

佐藤氏の言葉を借りれば「自 宅にお客様を招くイメージ」がこの店にはぴたりと当てはまる。鎌倉にレストランは数あれど、これほどまで贅沢な時間を約束する店は他にはない。

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ヒトサラ編集部

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