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更新日:2017.05.17食トレンド 旅グルメ

呑兵衛の聖地に現れた【角打ち料理 立ち呑み 百足家】で、日本酒のマリアージュを楽しむ

市場に即アクセスという便利な立地を活かして、鮮度自慢のおいしい肴を出す店が多い天満。そこは飲ん兵衛の聖地と言われる激戦区です。そのなかでチョイスしたのは、料理と日本酒のマリアージュにこだわる立ち呑み。大将は卸売市場で何年も魚をさばいてきた強者です。

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鮮魚卸しに勤めていたころから、長年かけて培われた目利きが秀逸

    「魚は手早く捌いて提供しないと鮮度が落ちてしまう」と語る大将の高田さん

 大阪市中央卸売市場の鮮魚卸で長年働いていたという店主の高田礼央さん。卸売市場で捌いた魚は数千体にのぼります。

 さらに市場に仕入れに来る料理人たちがどんな魚を選んでいるのかをつぶさに観察。鮮魚卸ならではの視点も織り交ぜながら、独特の鑑識眼を培ってきました。つまり、裏も表も知り尽くした魚に関してのスペシャリストといえます。

 ファーストオーダーは『おすすめ刺身盛り』(1人前 税込1200円・トップ画像)がオススメです。卸売市場時代にお客さんだった料理人と親しくなるなかで、自然と料理人への興味が養われたという高田さん。料理人として働き始めたのは、シーフード系に強いオステリアやバールです。そこで数年かけて料理人としてのキャリアを積んでいきました。

    『蓮根饅頭ウニ添え』730円(税込)。擂り下ろした蓮根のもっちりした食感のなかに角切り蓮根がかくれんぼ

 転機となったのは、天満の近くで立ち呑みの店長を務めたこと。お客さんと調理場との距離が近い立ち呑みならではの面白さに気づいた高田さん。自分で店をやるなら立ち呑み。それも今までの料理のキャリアを活かすカタチで。天満市場の近くで店を開きたいと考えたのも料理人として経験を積むなかで、仕入れの大切さを実感したからでした。

小さな蔵元からメジャーどころのお酒まで知り尽くした、ホール担当みゆきさん

常時30種近いラインナップ

 店を開くにあたって、もうひとつこだわったのは日本酒。人気銘柄だけにこだわらず、全国の小さな蔵元からもうまいと見込んだお酒をお取り寄せ。常時30種近いラインナップはボトルが空くごとにどんどん入れ替わっていきます。

 通う度に新しいお酒が入れ替わっていて、一期一会で新しいお酒に出会えるのもお楽しみのひとつ。多彩に並ぶ日本酒ボトルに目移りしたら、ホール担当のみゆきさんが好みに合わせた日本酒をナビゲートしてくれます。

料理と地酒のマリアージュを提案してくれるのがうれしい

    昆布出汁で炊いた『沖縄ラフテー蒸し野菜添え』630円(税込)。箸でほどけるほどにトロトロ

 料理と日本酒の合い口をお客さんにアドバイスするのも、ホール担当のみゆきさんの大きな役割。

 しっとり繊細な味わいの『蓮根饅頭』には、白山の地下伏流水を仕込み水にした蔵元「國府司(こくふし)」の白岳仙大吟醸。『沖縄ラフテー蒸し野菜添え』には、和歌山のチャレンジングな蔵元「平和酒造」のカラクチキッド。キレのある飲み口でラフテーのパンチのある脂をきれいに流してくれるのでオススメだそう。

 【角打ち料理 立ち呑み 百足屋】で 料理やお酒がもっとおいしくなる組み合わせを見つけて下さい。

    ディープな立ち飲みには珍しい完全禁煙ゆえ、女性のお客さんが多い

【角打ち料理 立ち呑み 百足屋】

電話:06-6232-8253
住所:大阪市北区天神橋5丁目4-9
営業:15:00〜22:30(LO)
定休日:火曜

この記事を作った人

撮影/春堂まみ 取材・文/ナカシママサヨシ

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