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更新日:2018.01.17グルメラボ

京都観光にお出かけの際にはぜひ立ち寄りたい、 ユニークなスタイルで注目の最新カフェ3選

オープンが相次ぐ京都の新店の中でも、最近増えつつあるのが個性豊かなカフェ。銭湯を改装したレトロ空間や見晴らし抜群のテラスなど、話題の店が続々登場。京都へお出かけの際に、ランチに、ティータイムに立ち寄りたい、ホッとひと息安らげるカフェをご紹介します。

京都観光にお出かけの際にはぜひ立ち寄りたい、 ユニークなスタイルで注目の最新カフェ3選

銭湯のインテリアを生かしたレトロなくつろぎ空間
【Hashigo café Kyoto(ハシゴカフェキョウト)】

    レトロな椅子やテーブルが似合う元浴場のフロアは、天窓からの柔らかな光が心地よい

    レトロな椅子やテーブルが似合う元浴場のフロアは、天窓からの柔らかな光が心地よい

 広隆寺や東映太秦映画村など観光スポットも点在する、太秦の住宅街に今年9月にオープンしたばかりの【ハシゴカフェキョウト】。元銭湯ならではの広々とした空間を生かした、レトロなタイルや天窓など銭湯の面影を残した空間が魅力です。浴槽の上に天板と植栽を組み合わせた大テーブルや、元脱衣所のロッカーを棚として使ったカウンターなど、随所に元浴場の面影が残されています。

  • 11種のスパイスをブレンドし、ほぼ玉ネギの水分だけで煮込む、手作りインドカリー<br />
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    11種のスパイスをブレンドし、ほぼ玉ネギの水分だけで煮込む、手作りインドカリー

  • 週替りの大人様ランチ。写真の大きなロールキャベツは土・日曜に登場

    週替りの大人様ランチ。写真の大きなロールキャベツは土・日曜に登場

 また、メニューにもこだわりが満載。和歌山の人気自家焙煎コーヒー店【もくれん】のブレンドは、深煎りのどっしりしたコクとスモーキーな苦味、甘い余韻が印象的で、京都ではここでしか味わえません。さらに、ボリュームたっぷりの週替りランチやネパール人直伝の手作りインドカリー、洋風と和風の2種からトッピングが選べるフレンチトースト(トップ画像)など、充実のメニューとともに心なごむひと時を過ごせます。

【Hashigo café Kyoto(ハシゴカフェキョウト)】

電話:075-862-0845
住所:京都府京都市右京区太秦青木ヶ原町3-4 
アクセス:JR「太秦」駅、嵐電「常盤」駅より徒歩5分
営業時間:月曜・火曜 11:00~19:00
     金曜・土曜 11:00~23:00
定休日:水・木曜

食事に、おやつに楽しめる創意が光るトーストが評判【dolce panda お菓子とお茶のお店(ドルチェパンダ)】

    シックな雰囲気の店内。芍薬の蕾をプリントした天井にも注目

    シックな雰囲気の店内。芍薬の蕾をプリントした天井にも注目

【ハシゴカフェキョウト】と同じく、閑静な住宅街のただ中に、今年7月にオープンしたこちらは、体に優しい素材を吟味したバラエティ豊かなトーストと手作りスイーツが看板メニューの隠れ家的なカフェです。トーストはおやつ系3種、食事系5種が揃います。

    トーストは、ドリンク、ミニスープ、ミニおやつ付きのセットが基本。ハーフ&ハーフも可

    トーストは、ドリンク、ミニスープ、ミニおやつ付きのセットが基本。ハーフ&ハーフも可

 おやつは、優しい餡の甘味ともっちりした食パンの相性抜群のあんバター、無農薬自然栽培抹茶のすがすがしい香りが印象的な宇治金時の定番人気をはじめ、苦甘マーマレードのカマンベールチーズなど、趣向を凝らした一品も。

    写真の木の実のチーズタルトなど4種から選べる『ドルチェセット』1,080円(税込)。※メニューは季節によって変わります

    写真の木の実のチーズタルトなど4種から選べる『ドルチェセット』1,080円(税込)。※メニューは季節によって変わります

 サンマと九条ネギのチーズトーストや、蓮根のジェノベーゼといった食事系のトーストは、ビールやワインとのセットも好評です。また、ハーフ&ハーフでのオーダーも可能で、あれこれ組み合わせを考えるのも楽しみの一つです。トーストは旬の素材に合わせアレンジを考案。その日限りのメニューが登場することもあり、時季ごとに訪れる楽しみもあります。

【dolce panda お菓子とお茶のお店(ドルチェパンダ)】

電話:075-468-9590
住所:京都府京都市北区紫野石龍町29-5
アクセス:京都市営地下鉄「北大路」駅より市バス北1系統約5分、下鳥田町から徒歩3分
営業時間:12:00~18:00(LO)
定休日:不定休(水、土曜が多い)

ビル最上階にある開放感たっぷりのロケーション【マールカフェ】

    東山から伏見桃山城まで見晴らす店内。テラスもあり開放感抜群

    東山から伏見桃山城まで見晴らす店内。テラスもあり開放感抜群

 2016年にオープンした【マールカフェ】があるのは、古いオフィスビルの最上階。店内に入ると、窓の向こうに京都の街のパノラマが広がる空間が現れます。鴨川を見下ろすテラスの開放感も、このロケーションならではです。

    国産牛を贅沢に使ったこだわりのマールバーガー。1日10食限定<br />

    国産牛を贅沢に使ったこだわりのマールバーガー。1日10食限定

 また、日替わりのパスタやカレー、一番人気のハンバーグプレートなどのランチをはじめ、フードメニューも充実。さらに、アラカルトには圧倒的なボリューム感で評判の『マールバーガー』や、彩り豊かな前菜5種盛りなどの人気メニューに加えて、季節ごとに限定のスペシャルメニューも登場。100種類を超えるカクテルをはじめとした豊富なアルコールドリンクが進むこと間違いなしです。カフェとしてはもちろん、ランチやディナーもOKの使い勝手の良さも魅力の一軒です。

    店内には読書の秋にぴったりの、私語厳禁の図書室もあり、本の貸出もOK。

    店内には読書の秋にぴったりの、私語厳禁の図書室もあり、本の貸出もOK。

【マールカフェ】

電話:075-365-5161
住所:京都府京都市下京区西橋詰町762 京栄中央ビル8F
アクセス:京阪「清水五条」駅より徒歩2分
営業時間:11:30~24:00(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
定休日:無休

この記事を作った人

取材・文/田中慶一(フリーライター)

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