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更新日:2018.02.01食トレンド グルメラボ

<閉店>北海道直送の活毛ガニの、甘い身と濃厚カニ味噌を堪能【麻布十番 蝦夷屋】

東京・麻布十番駅の目の前にある【麻布十番 蝦夷屋】。ここでは、北海道から直送された活毛ガニをメインに据えた“毛ガニのコース料理”が1万円以下で食べられます。カニの価格が高騰していると言われる昨今、新鮮なカニがお得に食べられる人気のお店なのです。

<閉店>北海道直送の活毛ガニの、甘い身と濃厚カニ味噌を堪能【麻布十番 蝦夷屋】

麻布十番駅の目の前、個室が完備されたプライベート空間

    こちらは会食や接待などに使える4~6名席の個室

    こちらは会食や接待などに使える4~6名席の個室

 鮮度にこだわった北海道の活毛ガニや活貝をはじめ、旬の食材を使った料理が楽しめる和食店【麻布十番 蝦夷屋】。業界人が多い麻布十番という土地柄か、個室が完備されています。

 デートに使える2名席の個室から接待などに使える4~6名席、10名まで可能な掘りごたつなど様々なスタイルに対応しつつ、プライベート空間がしっかりと守られているのも魅力です。

1万円以下で毛ガニを存分に楽しめるコースを展開

    写真は『毛蟹満喫コース』5,800円(税抜)

    写真は『毛蟹満喫コース』5,800円(税抜)

 ここは北海道から直送された新鮮な活毛ガニを中心とした、カニ三昧のコース料理がお手頃価格で食べらるのが魅力です。

 蟹三昧の『毛蟹満喫コース』(5,800円・税抜)のほか、旬の魚から肉まで幅広く楽しめる『蝦夷屋特製コース』(6,800円・税抜)、ズワイガニのしゃぶしゃぶがメインの『蟹しゃぶコース』(6,800円・税抜)があり、いずれも6,000~7,000円程度でカニのコース料理が楽しめるのです!

    『毛蟹満喫コース』と『蝦夷屋特製コース』で供される『活毛ガニの姿盛り』(2人前で一杯)。丁寧に切り込みが入れられており、食べやすく配慮がされています

    『毛蟹満喫コース』と『蝦夷屋特製コース』で供される『活毛ガニの姿盛り』(2人前で一杯)。丁寧に切り込みが入れられており、食べやすく配慮がされています

 毛ガニの旨味をもっとも堪能できるのが、『活毛ガニの姿盛り』です。北海道から活きたまま直送され、店内の水槽で管理。調理の直前に水槽から取り出し活きたまま調理されているため、カニの身は甘く、ぷりぷりとした身はやみつきになるほど。
 
 塩茹でされ、しっかりと味がついているのでそのまま食べればカニ本来の甘さが感じられ、甲羅に盛られたカニ味噌をつければ濃厚に。特製の出汁とお酢を混ぜた自家製のカニ酢をつければさっぱりと食べられるなど、様々な食べ方で毛ガニを堪能できるのです。

『ズワイガニの天ぷら』
  • ズワイガニの足と椎茸、ナスを揚げた『ズワイガニの天ぷら』。身が大きく食べ応えのある北海道のズワイガニを、塩をつけていただきます。添えられた野菜は季節によって異なるとのこと。

『カニ雑炊』
  • 特製の鰹出汁をベースに白菜や椎茸、春菊などを加え、ほぐしたズワイガニの身をトッピングした『カニ雑炊』。雑炊には出汁が染み込んでおり、食べるたびに出汁とカニの芳香が鼻を抜ける一品です。

『毛蟹満喫コース』には、『ズワイガニの天ぷら』や『カニ雑炊』に加え、『旬のお刺身2種盛り』や『ズワイガニとイクラの海鮮サラダ』など、様々な調理方法でカニを堪能できます。

徹底的に鮮度にこだわり、毛ガニや貝を活きたまま調理し提供

    入荷後、海水の温度は5~7℃でキープし、店内の水槽で管理

    入荷後、海水の温度は5~7℃でキープし、店内の水槽で管理

 カニをはじめ、魚介類は北海道から活きたままの状態で仕入れます。メインの毛ガニは時季によって北海道内で漁場を変えており、オホーツク、道東(太平洋)、襟裳、噴火湾などから仕入れています。入荷後は店の水槽で管理しているため、鮮度が保てるのです。

カニ味噌をとことん楽しむ!

 毛ガニの魅力のひとつが濃厚で旨味たっぷりのカニ味噌が多い点。こんなにたっぷりのカニ味噌があるならとことん楽しみたいですよね。そこで、店主の柳川さんにカニ味噌のおいしい食べ方をお伺いしました。

  • トッピング用のウニは1,000円で追加注文可能(※写真はカニ味噌のみ)

「カニの身をカニ味噌の中に入れて、その上にウニをトッピングして混ぜる食べ方をおすすめします。これは『究極盛り』というメニューとしても展開しており、コースではトッピング用のウニを追加注文(1,000円)してもらえれば楽しめます」とのこと。あとは定番ですが、熱燗を入れて甲羅酒も人気だそうです。

おすすめのペアリング

 そんなカニ料理と一緒に楽しみたい、お店で人気の日本酒がこちら。

    左から山形県・亀の井酒造の『ばくれん』、山形県・酒田酒造の『上喜元』、和歌山県・平和酒造の『紀土』

    左から山形県・亀の井酒造の『ばくれん』、山形県・酒田酒造の『上喜元』、和歌山県・平和酒造の『紀土』

 山形県・亀の井酒造の辛口だけどフルーティな『ばくれん』、山形県・酒田酒造の爽やかな吟醸香と綺麗な酸を含んだ『上喜元』、和歌山県・平和酒造のお米の甘味を引き出した『紀土』。いずれも米がうまい日本酒で、カニにぴったりとのこと。

 コースには含まれていないですが毛ガニは刺身としても供されるため、それに合わせて一杯、といった楽しみ方もおすすめです。

 北海道の新鮮な毛ガニや貝を活きたまま直送し、鮮度の高い状態で提供することにこだわる【麻布十番 蝦夷屋】。「浜茹でのカニと活カニではまったく味が違いますから。ぜひ皆さんに活カニを食べて頂きたいですね」と店主の柳川さん。

 個室も完備され、プライベート空間が保たれた中で、鮮度抜群な北海道のカニや魚介を堪能してみてはいかがでしょうか。

この記事を作った人

撮影/岡本裕介 取材・文/嶋亜希子(ヒトサラ編集部)

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