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更新日:2018.05.01食トレンド

六本木ヒルズに2店舗同時オープンしたうかいの新店舗|【六本木うかい亭】と【六本木 kappou ukai】

非日常空間で鉄板料理や懐石料理などが楽しめる「うかい」。台湾に続きこの春、六本木ヒルズのけやき坂通りに鉄板料理【六本木うかい亭】と、割烹料理【六本木 kappou ukai】、うかいを代表する2つのブランドが隣り合わせで同時にオープンしました。この日は特別披露試食会ということで、それぞれの店舗の魅力が詰まったメニューが振舞われました。

六本木ヒルズに2店舗同時オープンしたうかいの新店舗|【六本木うかい亭】と【六本木 kappou ukai】

全室個室のシェフズテーブル
【六本木うかい亭】

天井まで届く大きなけやきの扉が印象的なエントランス。そこを抜けると、けやきの葉が舞う様を表現したエッチンググラスが出迎えてくれます。表面は瑞々しい新緑、裏面は黄金色に染まった紅葉が描かれており、表裏で六本木けやき坂の移ろう季節が表現されています。

大小6部屋からなる個室には、艶やかな輝きを放つ朱赤の鉄板シェフズテーブルが配置されており、窓からはけやき並木を眺めることができる個室や、桜やあやめ・紅葉など四季折々の日本を代表する植物が描かれた個室など、一部屋ごとに趣向が凝ったつくりとなっています。

選び抜かれた雌牛特別肥育の「うかい極上牛(田村牛)」に舌鼓

    「うかい極上牛(田村牛)」

    「うかい極上牛(田村牛)」

メインをはるのは、うかいの指定牧場「うかい極上牛(田村牛)」のサーロインステーキです。きめ細かくサシが入ったサーロインのブロック肉は、鳥取と兵庫の山間にある指定牧場「田村牧場」がうかいのために肥育し、特別に選び抜いた雌牛。サーロインやヒレ、赤身など様々な部位が楽しめるコースメニューが用意されています。

    『うかい極上田村牛ステーキ』

    『うかい極上田村牛ステーキ』

油を切りながら丁寧に焼きあげられたステーキは、旨味たっぷりでとろける程のやわらかさ。添えられた調味料は「おろし本わさび」、「自家製 黒七味塩」、「赤ワイン入り醤油」と3種あり、一切れごとに異なる味わいを堪能できます。合間にほんのり辛みが漂う「わさびの葉」を食べることで、口の中がリセットされ、次の味を一から楽しめるのです。

    『ガーリックライス』

    『ガーリックライス』

メインの後は、じっくり丁寧に焼き上げられた『ガーリックライス』。もちもちの食感と焦がし醤油の香りが漂います。最後はチョコレートパフェやコーヒーで〆。

完全個室のプライベートな空間で、極上肉が目の前で焼き上げられる光景――。これぞまさに、鉄板料理【六本木うかい亭】の醍醐味とも言えるでしょう。

ライブ感あふれる割烹料理店
【六本木 kappou ukai】

千本格子の扉を開けて店内へ入ると、目の前には竹林に描かれたエッチンググラスが。【六本木うかい亭】とは異なる、モダンな雰囲気と和の伝統が調和した空間が広がります。16席の栗の木のカウンターと、最大12名着席可能なテーブル席、8名の完全個室が2室完備されており、様々なシーンで利用可能です。

ゲストの目の前で料理を仕上げる、ライブ感のある“うかい劇場”

うかい劇場は、その日に提供される食材の説明から始まります。皿に盛られた食材は美しく、これからどんな料理が出てくるのか、期待が高まります。

まずは前菜から。『金目鯛漬け 温かい酢飯を添えて』(右)は、隠し包丁を入れて昆布と鰹節の造り醤油で漬けた一品。金目鯛の甘さと濃厚さを、ミョウガやネギなどの薬味がかかった温かな酢飯が包み込みます。身がふくよかでプリプリな食感の『旬の蛍烏賊 木苺和え』(左)は、上にかけられたレモンと木苺の爽やかな酸味が広がる、オリジナリティあふれる一皿です。

    (左)『旬の蛍烏賊 木苺和え』(右)『金目鯛漬け 温かい酢飯を添えて』

    (左)『旬の蛍烏賊 木苺和え』(右)『金目鯛漬け 温かい酢飯を添えて』

【六本木 kappou ukai】の真骨頂、“ライブ感”を最も感じられたのが焼きたての筍が供された際のこと。まだ湯気が立っている筍の芳ばしい香りが店中に漂う中、その場で、熱々のまま切り分けられるのです。カウンターはもちろん、個室などのテーブル席でもその場で料理を仕上げます。旬の筍特有のほろ苦さやえぐみを焼きたての状態で食べられ、削りたての鰹節の香りが筍の芳ばしさをさらに際立たせます。

  • 焼きたての筍からは湯気が立っています

    焼きたての筍からは湯気が立っています

  • 『丸焼き筍 削りたて鰹節とともに』

    『丸焼き筍 削りたて鰹節とともに』

そんな目で見て、音を聞き、香りも味わう。この臨場感が五感すべてを刺激する、まさにうかい劇場なのです。

【六本木うかい亭】と【六本木 kappou ukai】は隣接しており、それぞれのエントランスを抜けると店内で繋がっています。2つをつなぐ通路には、うかいグループの美術館「箱根ガラスの森美術館」が所蔵する貴重な香水瓶が飾られたギャラリーになっており、共通で利用できるバーラウンジも完備。

今回は特別メニューでしたが、どちらの店舗でも旬の美味を凝縮したコース料理が味わえます。記念日や会食など、特別な日に訪れたい素敵なお店です。

この記事を作った人

嶋亜希子(ヒトサラ編集部)

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