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更新日:2017.02.27食トレンド

カレーひと筋の料理人もその味を讃える店とは? 凄腕料理人が選ぶ東京の絶品カレー3店

いわゆるカレーライスから、インドの北と南、タイやネパールまで様々なカレーの店がひしめき合う現代の東京は、さながらカレー群雄割拠の時代。いまだ出会わぬ究極の一杯を求めて、実力派の料理人にイチオシのカレー店を紹介していただきました。

カレーひと筋の料理人もその味を讃える店とは? 凄腕料理人が選ぶ東京の絶品カレー3店

実力派料理人が選ぶ、東京カレーの名店はこちら

〈閉店〉ふたつの名店をもつ人気シェフが衝撃を受けた 京橋【ダバ インディア】

 三軒茶屋【ウグイス】と西荻窪【オルガン】。自然派ワインが好きな人なら、このふたつのワインビストロの名を耳にした事がある人も多いのではないでしょうか。どちらも、絶品料理で多くの人々を魅了する紺野真シェフが営むお店です。
 ふだんから、朝、昼、夜あわせて月15回ほどは外食するというほど、食べ歩きが好きな紺野シェフ。とくに休日の夜には、エスニックのお店を選ぶことも多いんだとか。

 そんな紺野シェフがオススメしてくれたのが、京橋【ダバ インディア】です。ライスと数種類のカレーが盛られた南インド式定食の『ミールス』や、『ドーサ』と呼ばれる豆と米粉のクレープなど、本格的な南インド料理が楽しめる有名店です。
「今までに食べたことがない味を出している料理ばかりでびっくりしました」と、このお店に衝撃を受けたという紺野シェフ。「そのなかでも、お気に入りは『チェティナードチキンカレー』。辛さとスパイシーさ、まろやかさとコク、これらが丁度よいバランスで感じられ、味に深みがあります」
 料理はコースが中心ですが、アラカルトのメニューも多彩。紺野シェフいわく、アラカルトで頼むときは、4~5人で色々な前菜を頼むのがオススメだそうです。

【ダバ インディア】〈閉店〉
電話:03-3272-7160
住所:東京都中央区八重洲 2-7-9 相模ビル 1F
アクセス:東京メトロ銀座線「京橋駅」5番出口から徒歩2分

カレーひと筋の料理人が「間違いない」と話す 麹町【アジャンタ】

 奈良県にあるカレー店【タリカロ】。この店を営む對馬啓太郎さんは、元々はデザイナーだったそうですが、カレー好きが高じて自身のお店をもつまでに至ったという、根っからのカレー料理人です。
 そんな對馬さんがオススメしてくれたカレー店が、東京の麹町に店を構える純インド料理レストラン【アジャンタ】。「日本人向けにアレンジする訳ではなく、本場の味にこだわり続けています」と對馬さんが話すように、【アジャンタ】では、昭和36年の創業以来、60年以上にわたって、南インドに忠実な料理の味を変わらずに提供し続けています。
「20種類以上のカレーがありますが、どれを選んでも間違いない本格的な美味しさです。甘口から激辛まで選べるので、辛いものが苦手な人でも安心して伺えますよ」。
 カレーひと筋の對馬さんをして、“どれも間違いない”と言わしめる店。どんな味なのか気になりますね。

野菜スイーツのパティシエールが推す『ベジカレー』 中目黒【香食楽】

 最後に、中目黒のカレー店【香食楽】をオススメしてくれたのは柿沢安耶さん。柿沢さんは、国産の野菜をつかった野菜スイーツ専門店【パティスリー ポタジエ】のオーナーパティシエールを務める、野菜のおいしさ、楽しさを提案する料理人です。
【香食楽】では味わえるのは、スパイス、ハーブに加え、生薬を入れてつくられる薬膳カレー。化学調味料も不使用で、食べる人の健康にまで、気を使ったカレーです。
 ふだんから野菜と向き合っている柿沢さんだけあって、【香食楽】でイチオシなのは、やはり『ベジカレー』。
「旬の野菜がたくさん入ってるだけでなく、コクがしっかりとあります。オーナーの方が中医学の資格を持ってて、栄養や薬膳にもすごく詳しい。ごくナチュラルな素材で作られたカレーは、やさしい味わいが体全体に広がっていくようなおいしさです」

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ヒトサラ編集部

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