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更新日:2017.02.27食トレンド

行列もなんのその。並んだ先に待つ幸せの絶品丼

ランチといえど、手頃な価格で美味しいものをしっかり食べたい。そんな方におすすめしたいのが、こちらの3つの絶品丼。平日だろうと、開店前にできる行列は当たり前。しかし、並んだ先には幸せをもたらす極上の味わいが待ち受けています。

大満足のランチが食べられる店3選

ボリューミーな丼には、老舗焼き鳥店ならではのこだわりがあります

    豊橋の地養鳥などを使った『焼き鳥丼』1,350円(税込)。辛口の秘伝のタレが絡みます

 南青山の路地裏で焼き鳥を焼き続けおよそ40年になる【鳥政】。そんな老舗で人気を博すランチメニューといえば、もちろん『焼き鳥丼』です。初めての人はきっと、そのひと串ひと串の肉の大きさに驚くことでしょう。もも、ねぎ巻き、レバー、さび焼き、つくねの5本がご飯を覆い尽くすのですが、この丼ひとつで何と約400gの鶏肉を使用しているのだとか。なぜ、これほどまで肉が大きいかといえば、そこには、老舗焼き鳥店ならではのこだわりがあります。

 「鶏肉は鮮度が命。けれど、包丁を入れるほど、その鮮度は落ちてしまうんです。しかも、カットした部分からは旨みも逃げてしまう」とは社長の今井和夫さん。なるほど、炭火で丹念に焼き上げられた焼き鳥にかぶりつけば、肉質は驚くほどジューシー。そして、噛み締めるほどに得も言われぬ旨みがジワリ。

 ボリューミーなのは、決して見た目で気を惹こうとしたのではありません。そこには旨さにこだわるが故の、老舗の矜恃が詰まっているのです。

 

江戸前鮨を研究し続け20年以上。極上丼に店主の矜恃が籠もる

    マグロの漬け、タイの胡麻醤油漬け、アナゴ、マグロの中落ちの4つのネタが盛られた『からく丼』2,000円(税別)

 銀座5丁目にあるビルの地下、ここに昼時になると行列ができる店があります。それが、江戸前鮨の名店として知られる【鮨 からく】。客が並んでまで目指すのは、店名を冠した『からく丼』を求めてのこと。
 というのも、その内容が実に贅沢なのです。酢飯の上にのるのは、マグロ、アナゴ、タイなど、この店で人気を誇る上位4つのネタ。しかも、魚を切って盛りつけただけの海鮮丼とは異なり、そこには江戸前鮨にこだわる店主・戸川基成さんの仕事がしっかりと施されています。
 たとえば、タイは胡麻醤油に2日間つけて寝かせ、まったりとした食感のなかに旨みを引き出していきます。あるいは、活き締めのアナゴはふっくらと炊きあげてツメをぬり、マグロは漬けにして絶妙な熟成感を引き出すなど、この丼ひとつで江戸前鮨の技を堪能できるのです。仕込みの関係もあり、1日数量限定の丼。人々が行列をつくるのも納得です。

 

山のごとき盛り付けと、門外不出の丼タレの味わいに行列に並ぶ意味を知る

    『江戸前天丼』950円(税込)。温泉卵の衣を破れば中からは半熟の黄身がとろり。これを絡めながら食べると一層美味

 名物の『江戸前天丼』を求め、平日だろうと昼時には2時間待ちの行列が常。しかし、「たかが天丼に行列!?」と侮れば、誰もが度肝を抜かれるはずです。
 その理由はふたつ。まず、ひとつ目がその圧倒的なボリューム。丸々1匹のアナゴに、海老は贅沢に2尾、さらにイカと小柱のかき揚げ、シシトウ、海苔などが盛られ、ご飯をこんもりと覆い尽くします。これで価格はたったの950円というから驚くのも無理はないでしょう。
 ただ、大切なのはその味。ですが、こちらもさすがの出来です。天丼にかけるタレは、店主の祖父であり、和食界の重鎮として知られた金子半之助が残した「閻魔帳(レシピ)」を再現したもの。辛すぎず、甘すぎず、ゴマ油が香る天ぷらとの相性も抜群なのです。
 天ぷらを平らげ、米のひと粒まで食べ終えれば、お腹も、心も、財布も大満足。「2時間並んでよかった」と納得するこでしょう。

 

この記事を作った人

吉田 慎治

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