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更新日:2020.11.09食トレンド

広尾「イートプレイワークス」に「華都飯店」プロデュースのカジュアル中華が誕生【馬小房】

2020年7月、広尾に誕生した「EAT PLAY WORKS/THE RESTAURANT」。感度の高い方たちの間で話題となり、広尾の“おしゃれ横丁”として連日にぎわいを見せています。そんな「イートプレイワークス」に、また新たなお店が誕生しました! 今度は老舗中華店のDNAが入ったカジュアル中華のお店【馬小房(マーシャオファン)】です。

馬小房の麻婆豆腐

【華都飯店】の3代目、馬衣真氏がプロデュースしたカジュアル中華

中国料理研究家・馬遅伯昌さんが1965年に東京・三田に開業した、創業55年の老舗【華都飯店】(シャトーハンテン)。その3代目の馬衣真さんがプロデューサーとして参画したカジュアル中華料理店が、いま話題の「イートプレイワークス」に誕生したということで、さっそくお店に伺ってみました!

    赤い釣り飾りやガヤガヤとにぎやかな雰囲気が本場のチャイナタウンのよう!

    赤い釣り飾りやガヤガヤとにぎやかな雰囲気が本場のチャイナタウンのよう!

NYチャイナタウンの裏路地に佇む小さな「家常菜」(ジャーチャンツァイ)のお店をイメージしたという店内は、オープンから間もないというのに大賑わい。提供するのは、日本でいうおばんざいや小料理のような中国の家庭料理を日本人の口に合うようアレンジされたもの。

    『白麻婆豆腐』1,600円(税抜)。ほかにも『黒麻婆豆腐』1,500円(税抜)があり、食べ比べてみるのもあり!

    『白麻婆豆腐』1,600円(税抜)。ほかにも『黒麻婆豆腐』1,500円(税抜)があり、食べ比べてみるのもあり!

中でもオススメなのが、黒と白の2パターンある「麻婆豆腐」や「よだれ鶏」、「季節で変わる春巻」の4品。麻婆豆腐の黒は【華都飯店】の味を引き継ぐ一般的な麻婆豆腐で、白は【馬小房】オリジナルの海老や蟹、青山椒などで構成されたまろやかな味わい。マーガオのレモングラスのような香りが鼻を抜けます。

    『小房よだれ鶏』1,500円(税抜)

    『小房よだれ鶏』1,500円(税抜)

『小房よだれ鶏』は辛すぎず、日本人好みにアレンジされていて食べやすい! また、時季によって中身が変わる『季節の春巻き(2本)』もぜひ食べてほしい一品。秋の終わりであるこの日は、スモークさんまが入っていて、いぶされたさんまの香りと苦みがやみつきになります。添えられたすだちをかけると、さんまのクセがすっと消え、また違った味わいに。

    『季節の春巻(2本)』800円(税抜)、この日の餡はスモークさんま

    『季節の春巻(2本)』800円(税抜)、この日の餡はスモークさんま

ほかにも、「花山椒サラダ」や「中国湯葉と木耳の和えもの」、「自家製チャーシュー」にその日によって変わる「本日のおすすめ」など盛りだくさん!

  • 『中国湯葉と木耳のあえもの』800円(税抜)。甘酸っぱいソースで和えられた湯葉は、日本の湯葉に比べて歯ごたえもしっかり

  • 『干豆腐の花山椒サラダ』800円(税抜)。セロリの苦みや香りがアクセント。ぐいぐいお酒が進みます

  • 『自家製蜂蜜チャーシュー』1,350円(税抜)。皮目はパリッとしていて、肉はしっとり。下に敷かれた八角で味付けされた豆が美味しくて箸がとまりません!

  • 本日のおすすめは、珍しい牛肉の『青椒牛肉』2,600円(税抜)。ピーマンや筍を巻いて食べると、最初は野菜のシャキシャキ感や苦みを感じ、噛み続けると肉の旨味が口いっぱいに広がります

「日本人の口に合う、懐かしい、でも新しい中華の一皿を楽しんでほしい」と馬さんがいう通り、【馬小房】の料理は日本人好みの味付けで、小皿料理なのでいろんな種類をお酒と一緒に楽しめるのも魅力です。「イートプレイワークス」のはしご酒リストにまた1店加わった夜でした。

この記事を作った人

嶋亜希子(ヒトサラ編集部)

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