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更新日:2023.04.18食トレンド

【終了】いよいよ4月21日(金)から開催! 4年ぶりに六本木ヒルズに帰ってくる「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2023」に行かなくちゃ!!

2016年から六本木ヒルズアリーナで開催されてきた「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS」が4年ぶりに開催されます! コロナという受難の時代を経た今年は熱い思いが溢れる格別のイベントになるに違いありません。厳選された100蔵の日本酒や予約困難な人気レストラン15店の限定メニューだけでなく、音楽、空間演出含めて今を感じさせてくれる食と文化の祭典。日本酒ファンはもちろん、日本酒が飲めないという人も楽しめる情報をお届けします。

【終了】いよいよ4月21日(金)から開催! 4年ぶりに六本木ヒルズに帰ってくる「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2023」に行かなくちゃ!!

「CRAFT SAKE WEEK」とは?

元サッカー日本代表の中田英寿氏がオーガナイザーを務めている「CRAFT SAKE WEEK」。中田氏は、引退後2009年から日本全国を巡る旅をスタートさせました。陶芸、漆芸、木工芸、酒蔵など日本の伝統文化を再認識し、その魅力を日本のみならず、世界へと発信することを目的に株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANYを設立。これまでに400を超える酒蔵を訪問し、日本酒開発やイベントコンサルティング、日本酒アプリ「Sakenomy」(https://www.sakenomy.jp)を開発するなど日本酒の普及だけでなく、より美味しく楽しむために、酒蔵と飲み手を繋ぐ画期的なアクションを起こしています。

    今年は日本を代表する建築家・田根剛氏(ATTA)が会場デザインを担当。

    今年は日本を代表する建築家・田根剛氏(ATTA)が会場デザインを担当。

その代表的な活動が、2016年からスタートさせた「CRAFT SAKE WEEK」。東京・六本木だけでなく、博多や仙台など地方都市でも開催。毎回、全国選りすぐりの日本酒をクローズアップし、蔵元自らが来場者に日本酒を注ぐなど、味わいだけでなく文化、人の交流も生まれる臨場感のある雰囲気を体感することができます。また、毎回予約困難な人気レストランが料理を提供することでも話題に。お酒が飲めない人も行きたくなる「今を感じる」日本の食文化の祭典となっています。

    日本酒をはじめ、日本のクラフトマンシップを世界に発信するべく幅広い活動を行う中田英寿氏。旅の軌跡を紹介するWEBメディア「にほんもの」(https://nihonmono.jp)ほか、ラジオ・TV・雑誌などで活躍

    日本酒をはじめ、日本のクラフトマンシップを世界に発信するべく幅広い活動を行う中田英寿氏。旅の軌跡を紹介するWEBメディア「にほんもの」(https://nihonmono.jp)ほか、ラジオ・TV・雑誌などで活躍

テーマは日替わり。毎日行っても違うお酒に出会える!

日本全国1400以上ある酒蔵の中から、中田英寿氏をはじめ、日本酒やお酒の専門家、一流シェフなど100人を超える人々が試飲を重ねて厳選した100蔵が出店します。そのうち、21蔵は『CRAFT SAKE WEEK 』に初出店とのこと。有名酒蔵だけでなく、小規模で流通の少ない酒蔵の知られざる銘酒を味わうチャンスでもあります。

    各蔵元のブースもしくは会場内を売り歩くスタッフにコインを渡し、スターターセットでもらえるオリジナルの酒器に注いでもらう

    各蔵元のブースもしくは会場内を売り歩くスタッフにコインを渡し、スターターセットでもらえるオリジナルの酒器に注いでもらう

日本酒好きはもちろん、日本酒はあまり飲まない、好みの日本酒がわからないというビギナーも楽しめるよう、「AWA SAKE」「MODERN STANDARD」「NEW CLASSIC」「SHEF’S CHIOCE」など10のテーマを設定し、10軒の酒蔵が日替わりで登場するというのも特徴です。
各蔵3種類を出品するそうですが、今年はこのイベントでしか飲めない限定酒を出す予定の蔵も多いとか。タイプは同じでも蔵により変わる個性、あるいは同じ蔵でも造りの違いによって味が変わるなど飲み比べることで日本酒の魅力により深く触れることができそうです。

予約困難な人気店の定番や特別メニューが楽しめる!

出店レストランの豪華な顔ぶれも「CRAFT SAKE WEEK」「日本酒=和食」という固定概念に縛られている人もだいぶ少なくなってきたと思いますが、飲み慣れていないと、合わせようという勇気が持てないかもしれませんね。「CRAFT SAKE WEEK」では、毎回、和食、中国料理、イノベーティブ、イタリアン、フレンチ、ベトナム料理など多ジャンルの人気店を招致しています。日本酒はどんなジャンルにも合うということを体感してもらうのもこのイベントの目的だからです。

レストランの出店は全部で15軒。2023年4月21日(金)~24日(月)の前半、4月25日(火)~29日(土)の後半、そしてチーム十四代がフィナーレを飾る最終日の4月30日(日)それぞれに5軒ずつが入れ替わりで出店します。

前半(4/21~24)の期間で出店する5軒の中でも特に注目したいのは、長野県箕輪町にある知る人ぞ知るイノベーティブ・タイ料理店【醗酵食材と里山タイ料理 GUUUT(グート)】。無農薬の自家栽培野菜やもち米、地元産の肉を自家醗酵させて生み出す料理は、深い旨みと豊かな香りに驚かされます。

    『ネーム(醗酵豚肉)と野菜のピュレ タイバジルのソース』。豚ひき肉ともち米を乳酸醗酵させてグリルに。自然な味わいの微発泡酒や甘酸っぱい日本酒とぴったり

    『ネーム(醗酵豚肉)と野菜のピュレ タイバジルのソース』。豚ひき肉ともち米を乳酸醗酵させてグリルに。自然な味わいの微発泡酒や甘酸っぱい日本酒とぴったり

また、日本を代表するソムリエとして飲食店のコンサルティングも行っている大越基裕氏によるボーダレスなペアリングでも人気の【An Di(アン ディ)】の料理も含め、「ナンプラー(魚醤)をはじめ、醗酵調味料を多用するベトナムやタイ料理は日本酒との相性が抜群」とかねてから話している中田氏の持論を実感するチャンスです。

    『ハーブと季節野菜のエビ生春巻き』。しば漬けやパイナップルをアクセントにした生春巻きを、しょっつるベースのソースで。旨みと酸味があるフレッシュかつ芳醇な日本酒と合わせたい

    『ハーブと季節野菜のエビ生春巻き』。しば漬けやパイナップルをアクセントにした生春巻きを、しょっつるベースのソースで。旨みと酸味があるフレッシュかつ芳醇な日本酒と合わせたい

そのほか、名古屋、岐阜エリアで展開する肉の名店雪月花グループが岐阜の山里でひっそりと営む美しい古民家高級洋食店【洋食つばき】、今や東京を代表する人気店となっているフレンンチとイタリアン【Simplicite(サンプリシテ)】と【La Brianza(ラ ブリアンツァ)】が出店。様々な国の味と日本酒のマリアージュに感動できるに違いありません。

後半(4/25~29)は、【酒井商会】【焼鳥 おみ乃】【焼肉ジャンボはなれ】【銀座 串カツ凡】【La BOMBANCE(ラ・ボンバンス)】が登場。

    後半は【酒井商会】の人気定番メニュー『みつせ鶏唐揚げ』も登場

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    【焼鳥 おみ乃】からは『テリヤキバーガー』が!

    【焼鳥 おみ乃】からは『テリヤキバーガー』が!

居酒屋、焼き鳥、焼肉、串かつと馴染みはあるけれど、B級グルメではなく、特級の味わいで予約至難となっている名店揃いです。【La BOMBANCE(ラ・ボンバンス)】は、中田氏が全国を巡る旅で出会った逸品を販売する通販サイト「NIHONMONO STORE」の商品を使ってイベント限定の一品を提供してくれるとのことで、こちらも楽しみです。

    『牛肉時雨煮と【ラ ボンバンス】特製胡麻だれ「佐藤養悦」稲庭中華そば』(7コイン)。にほんものストアで人気の牛肉時雨煮と「佐藤養悦」の中華麺を使ったイベント限定メニュー

    『牛肉時雨煮と【ラ ボンバンス】特製胡麻だれ「佐藤養悦」稲庭中華そば』(7コイン)。にほんものストアで人気の牛肉時雨煮と「佐藤養悦」の中華麺を使ったイベント限定メニュー

最終日は、【虎白(こはく)】【PELLEGRINO(ペレグリーノ)】【L’Effervescence(レフェルヴェソンス)】【日本橋 蕎ノ字】【TAKUBO(タクボ)】と、誰もが知っている人気店がチーム十四代と共にフィナーレを飾ります。長蛇の列ができてしまうかもしれませんが、売り切れる前に確保できたらラッキーですね。

  • 1年先まで予約が埋まっているという【日本橋 蕎ノ字】からは、穴子の白焼きをトッピングした『江戸まぜ蕎麦』

    1年先まで予約が埋まっているという【日本橋 蕎ノ字】からは、穴子の白焼きをトッピングした『江戸まぜ蕎麦』

  • 桜海老の天ぷらと舞阪海苔、花鰹をトッピングした『駿河まぜ蕎麦』が登場

    桜海老の天ぷらと舞阪海苔、花鰹をトッピングした『駿河まぜ蕎麦』が登場

  • 【TAKUBO】からは、『山利のしらすと青海苔のゼッポリーニー』

    【TAKUBO】からは、『山利のしらすと青海苔のゼッポリーニー』

  • 『自家製カラスミ 蕪と柚子のキタッラ』など日本酒と相性の良いメニューが5品提供される

    『自家製カラスミ 蕪と柚子のキタッラ』など日本酒と相性の良いメニューが5品提供される

また、中田英寿氏はじめ、お茶のプロフェッショナルやソムリエの大越基裕氏が監修した茶葉ブランド『HANAAHU TEA』も初お披露目されます。茶葉が育つ環境・テロワールを表現し、美しい味わいを追求して水出しにこだわったという『HANAAHU TEA(ハナアウ ティー)』。清らかな風味は、食事やお酒の合間に飲むにふさわしいリフレッシュ&リセットの効果があります。

  • 『KUSAWAKABA(草若葉)』。若葉のような香りにレモングラスを思わせる華やかなニュアンス

    『KUSAWAKABA(草若葉)』。若葉のような香りにレモングラスを思わせる華やかなニュアンス

  • 優しい旨み、清々しく伸びやかな風味と共にフレッシュで心地よい清涼感が味わえる

    優しい旨み、清々しく伸びやかな風味と共にフレッシュで心地よい清涼感が味わえる

  • 『AKIZAKURA(秋桜)』は、ウッディさに加え落ち葉のような香ばしさを表現したブレンド

    『AKIZAKURA(秋桜)』は、ウッディさに加え落ち葉のような香ばしさを表現したブレンド

  • 清らかで澄んだ香り、渋みは優しく柔らかな口当たり。豊かな風味と共に爽やかな風味の余韻を長く味わえる

    清らかで澄んだ香り、渋みは優しく柔らかな口当たり。豊かな風味と共に爽やかな風味の余韻を長く味わえる

また、お茶、醤油、味噌、米のテーマに合わせて専門家と生産者またはシェフの対談と食べ比べ試食をメインにした「にほんもの学校」も実施されます。
・期間 2023/4/24(月)~4/27(木)各日 13:00〜14:00
・定員各講座 20名限定
・参加費1名様  3,000円
詳しくは「NIHONMONO STORE」ホームページをご確認ください。

お酒だけでなく、有名店の料理あり、日本茶もありと、誰が行っても新しい発見、感動に出会える食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2023」。外国人のファンも多いことから、インバウンドが復活した今年は、今まで以上にさまざまな国の来場者も増え、国際交流も楽しめそうです。

「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2023」

開催日時:2023年4月21日(金)~30日(土)、各日12:00〜21:00(L.O.20:30)
場所:六本木ヒルズアリーナ(住所:東京都港区六本木6-9-1)
参加蔵数:各日10蔵 計100蔵
レストラン数:15店
料金:スターターセット 3,600円(オリジナル酒器+飲食用コイン11枚)
※2回目以降はオリジナル酒器持参すれば追加コイン購入のみで楽しめる。

スターターセット

  • オリジナル酒器と飲食用コイン11枚のスターターセット3,600円。2回目以降の来場はこの酒器を持参すれば追加コイン購入のみで楽しめる

入場システム

入場システムは例年通り。オリジナル酒器と飲食コインのスターターセットを購入する必要があります。会場内で販売される日本酒は、この酒器にしか注いでもらえません。数に限りがあるため売り切れてしまう可能性もなきにしもあらず。ゆえに、事前購入しておく方が安心です。

公式サイトのホーム画面「Buy Ticket」をクリックしてスターターセット(3,600円)を事前購入しておくと、当日会場内コイン販売ブースでオリジナル酒器と飲食用コイン11枚と引き換えてもらえます。

詳しくは「CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2023」公式サイトで。

この記事を作った人

取材・文/藤田 実子

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