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更新日:2017.02.27食トレンド

寒い冬にやすらぎを。ホットカクテルのススメ

ぐっと寒さが増すこの時期、適度な飲酒は体を内側からあたため、快眠へと導いてくれます。さらに柑橘類やスパイスを加えてカクテルにすれば風邪予防にも効果的。熱燗、お湯割りだけじゃない、寒い夜に飲みたいホットカクテルをご紹介します。

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ホットカクテルの二大巨頭、ホットワイン&ホットビール

 ヨーロッパのクリスマス・シーズンに欠かせないホットカクテルといえば、ホットワイン。ワインとシナモン、レモン、ハチミツなどを鍋にかけてあたためます。白ワインもいいですが、体をあたためる効果が高い赤ワインを使用するレシピがオススメです。ワインの抗酸化作用が免疫力を向上させるので、風邪の予防、病後の体力回復にも効果的なのだとか。

 ホットビールもヨーロッパでは冬の定番のホットカクテルです。「あたたかいビール」に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも「ビール=キンキンに冷えている」のは日本だけ。ホットビールは本場ドイツではポピュラーな飲み方の1つです。レシピはビールに砂糖を加えあたためるだけ。フルーツエール、黒ビールなど、ホップの少ない味の濃いものが合うそうです。

組合せ次第で変幻自在なホットカクテル

 北米の冬の風物詩といえばエッグノック。牛乳、砂糖、溶き卵で作る、いわば「飲むプリン」です。ウイスキーやラムを加えて飲まれることが多く、風邪の引き始めの特効薬として親しまれています。

 同じく風邪予防に飲まれているのは、スコットランドのホット・ウイスキー・トディ。朝ドラ「マッサン」で一躍有名になりました。ウイスキーをお湯で割り、ハチミツとレモンを加えます。マーマレードジャムで作れば手間要らず。ほのかな甘みと酸味が楽しめます。

 自宅でホットカクテル作りを楽しみたいなら、ぜひ揃えてほしいのが、ラムとアマレット。独特の甘みと香りがあたためることでより引き立ちます。溶かしバターのコクがダークラムの濃厚な風味とベストマッチなホット・バタード・ラムや、あたためたオレンジジュースにアマレットを注いで作るホット・イタリアンは、手軽に作ることができるホットカクテル入門編といえます。

あたためて再発見! 日本酒、焼酎の新たな魅力

 人気の高まる和酒カクテルにもホットなレシピがたくさんあります。日本酒、焼酎にハチミツ&ショウガ、ハチミツ&柚子はもはや鉄板といっていいほど。意外なところでは、カルピスとの組合せ。熱燗にカルピスを加えれば、さわやかな酸味と甘みでクセになる味わいです。

 和酒好きにぜひ試していただきたいのが、鍋のだしを使っただし割り。東京・赤羽のおでん屋【丸健水産】で、コップに熱燗が残ったお客さんに大将がだしを足して提供したのが始まりといわれています。七味をかけるのが赤羽スタイル。焼酎との相性も抜群で、水炊きやちゃんこ、キムチ鍋でもおいしくいただけます。鍋をつつきながら熱燗を飲んで、シメは具材のうまみがたっぷり詰まっただし割り、なんて楽しみ方はいかがでしょう。

 適量のアルコールは副交感神経に働きかけて心身をリラックスさせてくれます。ただし、飲み過ぎると逆に交感神経を刺激して興奮状態になってしまうことも。冷えたお酒のようにクイクイ飲めない分、ゆるやかにアルコールが体内に吸収されるホットカクテルはくつろぎタイムにぴったりのドリンクなのです。お茶やコーヒー、牛乳など、身近な材料を混ぜるだけで手軽にアレンジもできるので、いろいろ試してお好みを見つけてみてください。

この記事を作った人

塩川千尋(フリーライター)

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