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更新日:2023.07.07旅グルメ

九州食材の魅力と新感覚の体験を発信!世界が注目するファインダイニング【Goh】|福岡・博多

2022年暮れ、「キャナルシティ博多」横に完成の「010 BUILDING」3階に登場したファインダイニング【Goh】。西中洲にあったフレンチレストラン【La Maison de la Nature Goh】にて、たびたび「アジアのベストレストラン50」に選出されたオーナーシェフ・福山剛氏の新しい舞台として注目を集める、今もっとも“熱い”レストランです。

gohのカツオ

全ゲストでひとつのテーブルを囲む「ターブル・ドット」

    gohの店内

    フロアにひとつきりのテーブル。ここれが今宵の晩餐の舞台に

店内で、まず目を引くのが存在感を放つ大きなテーブル。ここに複数のゲストが座って一斉に食事をスタートし、同じ時間を共有するのが「ターブル・ドット」スタイル。友人宅に招かれたような特別な空間のなか、オープンキッチンのライブ感あふれるコース料理が堪能できます。

    gohの店内イメージ

    器と一体となって完結する料理の”美”。こだわりの食器も見どころ

他のゲストやシェフと共有する時間をさらに演出するのが、那珂川を見下ろすロケーション。水面に反射する夜景のきらめきも、特別なひとときに花を添えます。また、皇室御用達「辻精磁社」の陶磁器、伊万里焼の窯元「畑萬陶苑」の手描きの器など、料理を美しく描き出す食器類にも注目です。

九州産食材をふんだんに取り入れた特別な食体験を提供

地元産の素材に惚れ込んでいるという福山氏。自ら九州各地の生産者のもとを訪ねて取り入れた食材で、フレンチの枠にとらわれない斬新で独創的なディナーコースを提供します。和のテイストも活かした“やさしい”料理の数々は、「軽やかな調和の取れた味」が特長。驚きの連続に、時間の経つのも忘れるはずです。

それでは、アトラクティブなコースの中から、いくつかのメニューをご紹介します。

『「うしの中山」和牛ヒレ肉、醤油粕で焼いたにんじん』

    gohのステーキ

    ※コースの一例

鹿児島県産黒毛和牛の牧場「うしの中山」が肥育した牛のヒレ肉に焼き色をつけてから、ミルポワを入れた牛脂の中にて低温で火入れ。すじと玉ねぎでとったソースに山菜を合わせ、ミツル醤油の醤油粕の中で2時間火入れしたニンジンを添えて。

『熊本・芦北産のマナガツオ』

    gohカツオ

    ※コースの一例

3日間寝かせたマナガツオは低温63℃のバターの中で火を入れ、炭で皮目にだけ焼き色をプラス。うしお汁と同じ方法でとった、骨の出汁とクリームを合わせた軽やかなソースは、オランデーズのコクと菜の花の苦味をアクセントに。

『キャビア バナナ アーモンド』

    gohのキャビア

    ※コースの一例

地元産ワインと日本酒を盛り込んだ絶妙のペアリング

    gohのワイン

    ワインと日本酒。料理を引きたてる絶妙のバランスに脱帽

コース料理とドリンクのペアリングには、必ず地元産のワインと日本酒を取り入れるとか。理由のひとつは、海外からのゲストへのおもてなしですが、やはり、地元食材を活かしたメニューには同じ風土で育まれた名産との相性は抜群。思わず「この味わいにはこのお酒」だと唸ってしまいます。

料理人プロフィール:福山 剛さん

    gohのシェフ

    1971年、福岡県生まれ。高校時代からフランス料理店でアルバイトを始め、卒業後、福岡の【イル・ド・フランス】、さらに、ワインレストラン【マーキュリーカフェ】で研鑽を積み、2002年、西中洲に自身の店【La Maison de la Nature Goh】をオープン。2016年の「アジアのベストレストラン50」での初のランクインを契機に、度々選出。2022年12月、福岡の新たなランドマーク「010 BUILDING」内に【GohGan】を、続いて同ビル3階に【Goh】を開業した。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。

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ヒトサラ編集部

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