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銀行をコンセプトにした高級感あふれる空間。目の前で仕上げる料理の演出に心がときめく【VinIX(バンク)】|麻布十番

銀行の貸金庫をコンセプトにした隠れ家レストラン【VinIX(バンク)】。店内に一歩踏み入れるとステンレスで覆われた通路に非日常感が味わえます。また、焼肉とフレンチを融合させた料理が楽しめるということで、さっそくお店を訪れてみました。

VinIX入口

遊び心がある「演出」へのこだわり

店名でもある【バンク】。その名の通り、店内は銀行をイメージした演出が随所に施されています。一見すると普通に見えるこちらの通帳。中を開くとコース料理のメニューが記載されています。通帳をモチーフにつくられたこのメニュー表は細かく再現されており、隅々まで「銀行」がを連想させる演出が施されています。

  • コースメニュー(表紙)

    来店時にオーダー可能な『特別コース』(16,500円)

  • コースメニュー(詳細)

    本物の通帳のように、細部までこだわりが詰まったコースメニュー

お客様を魅了する演出が詰まったコース内容を一部ご紹介

【VinIX】では、フレンチ出身のシェフが奏でる焼肉とフレンチが融合した料理が堪能できます。お店の方によるとアラカルトでオーダーすると、焼肉かフレンチのどちらかに偏った注文になる人が多いので、初来店時は焼肉とフレンチの両方を楽しんでもらいたいので、コースを選ぶことがおすすめだそうです。

『スカンビーノ(黒毛和牛のタルタル)』

    スカンビーノ1

    塊肉を専用マシンで挽き、薬味を混ぜて仕上げます

    スカンビーノ2

    挽きたての肉は鮮度も味も抜群で、バゲットにたっぷりのせていただきます

1つ1つ料理について説明をし、目の前で仕上げてくれるので、食べる前から高揚感に包まれます。どの料理も思わず写真をとりたくなるほどの美しさと演出。五感で楽しむ新感覚の焼肉店です。

『自家熟成厚切りタン』と『熟成赤身肉』

    タンと赤身

    アタッシュケースから出て来るのは、大きくカットされた肉。肉を極めた専属の焼き師が目の前で焼き上げます。肉の下にはお札が隠れていて、ここにも【VinIX】こだわりの演出が。つけダレは、パイナップルが隠し味の「レモンダレ」と、りんごなどのフルーツが入った「焼肉ソース」でいただきます

『ヴァンクバーガー』

    ヴァンクバーガー

    今度は小さめのアタッシュケースが登場。ワクワクしながら開けると、中には和牛とフォアグラが挟まれた贅沢なミニバーガーが入っています。バンズの表面はカリッと焼かれていているので、箱を焼けた瞬間、香ばしい香りが広がります。噛むたびに溢れる肉汁が、幸福度を高めてくれます

『自家熟成赤身肉の塊焼き』

    謎の金庫

    突如現れた謎の金庫。中からは白い煙が漏れており、その厳重なロックはまるで銀行の金庫のよう。パスワードを入力し扉を開けると、そこにはー

    肉の塊焼き1

    金庫の中には佐賀牛のイチボと金の延べ棒がずらり。この扉を開けた時のワクワク感はたまりません

    肉の塊焼き3

    こちらも専属焼き師が目の前で焼き上げます。肉の水分や油が抜ける音、トングで掴んだ際の弾力を見極めて絶妙な焼き加減で提供します

    肉の塊焼き4

    焼き上げた肉は、開店記念にオーダーメイドした日本刀で切り分けます

    肉の塊焼き5

    味変が楽しめる5種の薬味

柔らかい肉が切れ味の良い日本刀でスパッと切れる快感と美しい断面に心が躍ります。肉は6つに切り分けてくれるので、まずは何もつけずにそのままいただき、あとは5種類の薬味をつけて味変しながら楽しみます。(ヒマラヤのピンクソルト、塩漬けにした粒胡椒、ホースラディッシュ、ガーリックチップ、エシャロットのバター)

中でも赤ワインとエシャロットでつくったバターはやや甘味と酸味があっておいしく、私のイチ押しの薬味です。

『凍結冷麺』

    凍結冷麺

    ここにもワクワクする演出が待っていました。目の前で液体窒素を使ってスープを凍らせます。凍ったスープを崩しながら麺に絡めていただきます。ツルツルでモチッとした麺に、あっさりとしたスープが絶妙で、締めにピッタリの一品です

自分だけの熟成肉が所有でき、好きなタイミングで味わえる

    熟成庫

    自家熟成庫では、最高の状態で熟成することが可能

【VinIX】では、自家熟成庫で熟成させた黒毛和牛が味わえるのですが、さらに自分だけの肉を熟成させることもできます。まずは塊肉を購入し(貯金≠貯肉)、好きな期間熟成させます。後日来店時に自分が食べたい分だけオーダーすることができます。半分を食べて、残りをさらに熟成させるなど新たな楽しみ方ができるのも魅力です。

この記事を作った人

中野(ヒトサラ編集部)

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