ヒトサラ編集長の食ダイアリー~とっておきの旅と食のはなし~vol.2|おいしい富山 その②
編集長・小西克博が最近気になったお店を、語り下ろしで紹介していく新連載企画です。テーマは前回に続き「おいしい富山」。自然豊かな富山県の、ぜひ訪れたくなる“はなし”とお店ラインナップに注目です。
ヒトサラ編集長 小西克博プロフィール
大学卒業後に渡欧、北極から南極まで約100ヶ国を食べ歩く。共同通信社を経て、中央公論社で「GQ」創刊に参画。2誌の創刊編集長、IT企業顧問などを経て、現職。
今回ご紹介するお店
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【きときと食堂】/食堂
【海老亭別館】/日本料理
【立ち喰い鮨 人人】/鮨
【銀八鮨】/鮨
【ひまわり食堂2】/イタリアン
今回、氷見の【成季】へは新湊から友人の車で行ったんです。曳山祭りって有名な祭りを見てから行きました。3~40分くらいで行けるくらいの距離かな。
新湊はシロエビが揚がる港としても有名ですよね。私も以前、船に乗ってこの漁を取材したことがあります。とれたてのシロエビは朝日を浴びるとキラキラ輝いて、これぞまさに富山湾の真珠だと思います。
とれたてのシロエビの美しさはまさに宝石だ
新湊には【きときと食堂】といって観光客に人気のお店で安価でいろんなメニューを楽しめる食堂があるんですが、私はここではじめて『かけ中』というものを知りました。かけなか、ではなく「かけちゅー」と読みます。この料理わかります?
これが『かけ中』
正解は「かけそばのだしに中身がラーメン」で『かけ中』。いわばご当地グルメでとろろ昆布と赤巻き蒲鉾入りってのが富山らしいですかね。けっこう楽しいメニューが揃った食堂ですよ。
シロエビやホタルイカが解禁になると、富山って注目されますよね。春が来たって感じでしょうか。チャンスがあったら、この時期の【海老亭別館】にぜひ行っていただきたい。
富山市内の名店【海老亭別館】のシェフズテーブルにて
もちろん富山きっての名店【海老亭別館】ですから、季節をとわず素晴らしいのですが、この時期は桜の時期とも重なって、カウンター越しに夜桜が見えるんです。
限られた席なので、もちろん早目に予約されることを願いますが、ちょっとアッパーな会食なんかにいいですよね。外国のお客様にも喜ばれそう。
富山市の鮨だと、有名な鮨職人木村さんの【鮨し人】ですかね。移転されて、よりカジュアルな立ち食い鮨スタイルの【立ち喰い鮨 人人】を1階でやられてます。
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地元で長く愛されている【銀八鮨】
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地元の人に人気が高いのは【銀八鮨】とかかなあ。富山の友人が本当は教えたくないけどねと言って教えてくれた町の鮨屋さん。地元の魚中心に地元ならではのいい風情。こんな店が近くにあったらぜったい通うよ。
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移転した新しい【ひまわり食堂2】
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移転してよりおもしろく進化したといえば【ひまわり食堂2】。イタリアンの名店ですが、富山愛とイタリア愛の熱量が高すぎるのか、王道でもあり、前衛でもありで、富山の食文化の深さを感じます。
【立ち喰い鮨 人人】
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電話:076-461-7466
住所:富山市一番町3-8
店舗詳細はこちら >
小西克博/ヒトサラ編集長
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