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更新日:2025.07.04連載

ヒトサラ編集長の食ダイアリー~とっておきの旅と食のはなし~秋田③

今回は秋田駅から少し足を延ばしてみましょう。大曲にあるイタリアン【リストランテ ジュエーメ】と、日本海に面したにかほ市のフレンチ【レメデ ニカホ】をご紹介します。最後は秋田駅近くで稲庭うどんのあの店です。

レメデニカホ

第3回 今回ご紹介するお店

大曲に向かいます。大曲は花火で有名ですね。

今回の【リストランテ ジュエーメ】までは、秋田駅から電車で30分ほど南へ下り、駅からタクシーで10分ほど。開けた大地の先には雄大な奥羽山脈が見える美しい場所に佇む一軒家レストランです。

    リストランテジュエーメ

シェフの佐々木省吾さんは東京の【リストランテ フィオッキ】で修業した人で、地元に戻りこの店をオープンしています。イタリアンなのにフランス語っぽい店名だと思っていたら、シェフの実家の屋号「重右衛門」がなまって「じゅえーめ」になったのだとか。

    リストランテジュエーメ

    リストランテジュエーメ

    リストランテジュエーメ

    リストランテジュエーメ

とにかく野菜がおいしいレストランで、食材についても丁寧に説明してくれます。最初訪れたとき、内装や光の優しい入りぐわいが和歌山の【ヴィラ・アイーダ】に似た印象を持ちました。

    リストランテジュエーメ

次はにかほ市にあるフレンチ【レメデ ニカホ】です。

    レメデニカホ

にかほ市は秋田駅から1時間ほど南に下った海沿いの町で、そこから歩いて6~7分ほどの場所にあります。立派な一軒家ですが、これはもともと企業の保養施設だったらしく、それをそのままシェフの渡邊健一さんが引き継いだのだそう。

    レメデニカホ

    レメデニカホ

  • レメデニカホ

  • レメデニカホ

レメデとは自然の力で治療する、癒すといった意味のフランス語。シェフはこの空間と体に優しい地元食材で心身とも癒していただけたらと言います。

歴史の重みを感じる重厚な空間で、お洒落で美しいフレンチをいただくとちょっと背筋が伸びる感じがします。

    レメデニカホ

ソムリエールが提案してくれるオリジナルのドリンクもなかなか凝っていて、ちょっと東京では味わえない食事体験ができました。

  • レメデニカホ

  • レメデニカホ

秋田に戻り、市場を見て、最後にさっぱりと稲庭うどんをいただくことにしました。いろんなお店がありますが、今回は駅に近い【佐藤養助 秋田店】で軽くランチをいただきました。

    佐藤養助

メニューが豊富なのでなかなか迷うところですが、タイカレーのつけうどんなどもあって、ユニークですね。トライしてみます。のど越しもスパイシーさもいい感じです。

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この記事を作った人

小西克博/ヒトサラ編集長

北極から南極まで世界100カ国を旅してきた編集者、紀行作家。

大学卒業後に渡欧、北極から南極まで約100ヶ国を食べ歩く。共同通信社を経て、中央公論社で「GQ」創刊に参画。2誌の創刊編集長、IT企業顧問などを経て、現職。

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