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更新日:2021.02.08食トレンド

国内の水産物を食べて応援!「おさかなメニューフェア」開催中|「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」

業務用食材の仕入れサイト「REACH STOCK(リーチストック)」が手掛ける、「シーフード レスキュー U プロジェクト」。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、行き場のなくなった水産物を使って飲食店が新たなメニューを開発。そのメニューがお店で食べられる「おさかなメニューフェア」が開催中! 飲食店や生産者を‟食べて”応援しませんか?

シーフードレスキューUプロジェクト

「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」とは

高級料理店や星付きレストランをはじめ、飲食店に向けて食材を販売する「REACH STOCK」では、水産業者と飲食店を結び、支援する「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」をスタート。

生産者や卸業者は、行き先を失っている水産物を「REACH STOCK」に登録、飲食店はその中から使ってみたい食材を選び、新たなメニューを開発します。

    在庫が停留してしまうと、漁に出ることもできなくなってしまい、日本の漁業が衰退してしまう恐れも……

    在庫が停留してしまうと、漁に出ることもできなくなってしまい、日本の漁業が衰退してしまう恐れも……

ヒトサラでは、「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」の参加店が新たに開発したメニューが食べられる「おさかなメニューフェア」を開催中!(2021年2月8日(月)~3月31日(水)まで。※一部店舗はそれ以降も継続開催)

今回は、参加店の中から1店舗をピックアップ。どんなメニューを開発されたのかを伺いに、お店を訪れてみました。

    リストにはマグロ、真鯛、ブリ、ホタテなど日本全国の水産物が種類豊富に揃っています

    リストにはマグロ、真鯛、ブリ、ホタテなど日本全国の水産物が種類豊富に揃っています

「おさかなメニューフェア」
参加店のメニューをチェック!

老舗の桜鍋専門店が開発した、魚を使った新メニューとは

江戸時代から遊郭のある粋な歓楽街として栄えていた吉原では、明治時代、ハイカラな料理として誕生した馬肉のすき焼き「桜鍋」を売る店が20軒以上軒を連ねていたそうです。しかし、現在残るのは、明治38年創業の【桜なべ中江】のみ。

そんな伝統ある老舗、しかも馬肉をメインに扱うお店がこのプロジェクトに参加しています。

  • 国の有形文化財に指定されている築約100年の建物

    国の有形文化財に指定されている築約100年の建物

  • 契約農場の国産馬肉と秘伝のタレを使った桜鍋

    契約農場の国産馬肉と秘伝のタレを使った桜鍋

「仕入れリストを見ると、食材は既におろしてパックされた状態で届くものもあることを知り、これなら魚料理の経験がほとんどない私でもチャレンジできると思いました」と話す四代目・中江白志さん。

    四代目・中江白志さん。「食材が無償で提供してもらえるので、ノーリスクでチャレンジできるのがありがたいですね」(※食材の無償提供はフェア参加条件をご了承いただいた店舗様に限ります)

    四代目・中江白志さん。「食材が無償で提供してもらえるので、ノーリスクでチャレンジできるのがありがたいですね」(※食材の無償提供はフェア参加条件をご了承いただいた店舗様に限ります)

中江さんが開発したのは、桜鍋のタレを使った3メニュー。

「秘伝のタレのベースは、生醤油とザラメ砂糖、そこに江戸甘味噌を加えています。魚の照り焼きのタレと似ているので、応用できると思ったのです。また、牡蠣の土手鍋という味噌を使った鍋料理がありますよね。うちの桜鍋は江戸甘味噌を加えていますから馬肉の代わりに牡蠣を入れても美味しいに違いないとやってみました」と中江さん。

そんな、秘伝のタレをつかったメニューをさっそくご紹介します。

新メニュー①『タイスキ弁当』

    『タイスキ弁当』540円(税抜) ※テイクアウトのみ

    『タイスキ弁当』540円(税抜) ※テイクアウトのみ

使用したのは――
高知県須崎市産の「真鯛」

    産地直送で届いた「真鯛のお刺身セット」(1尾分)。養殖真鯛の活き締めが3枚におろした状態で届くので魚の扱いに慣れていない初心者でも安心

    産地直送で届いた「真鯛のお刺身セット」(1尾分)。養殖真鯛の活き締めが3枚におろした状態で届くので魚の扱いに慣れていない初心者でも安心

  • 創業以来継ぎ足し継ぎ足しで伝承されている秘伝のタレ

  • 秘伝のタレで煮込んだのち、卵でとじます

鯛の旨みがタレに溶け込み、桜鍋とはまた違う味わいに。さらに、同じ卵とじを鹿児島県産の養殖ブリで作ってもらいました。

使用したのは――
鹿児島県産の「養殖ブリ」

    さばくのは自信がないので、切り身を小分けにし真空パックで届くものを選んだ中江さん。身が厚いのでほっこりとした仕上がりに大満足

    さばくのは自信がないので、切り身を小分けにし真空パックで届くものを選んだ中江さん。身が厚いのでほっこりとした仕上がりに大満足

  • 『ブリ照り弁当』540円(税抜)※テイクアウトのみ

新メニュー②『海の幸オプション』

    『海の幸オプション』牡蠣、鯛、ブリ各540円(税抜)※イートインは営業時間中、テイクアウト不可

    『海の幸オプション』牡蠣、鯛、ブリ各540円(税抜)※イートインは営業時間中、テイクアウト不可

使用したのは――
広島産「生牡蠣」(加熱用)

    広島県産の養殖生牡蠣が、殻を外し、下処理された状態で届くのですぐに調理できる。「思ったよりも大粒で立派なので驚きました」と中江さん

    広島県産の養殖生牡蠣が、殻を外し、下処理された状態で届くのですぐに調理できる。「思ったよりも大粒で立派なので驚きました」と中江さん

  • 桜鍋と同じ、特製の鉄小鍋を使って煮込む

  • 牡蠣にタレがしみてぷっくりしたら生卵をつけていただく

牡蠣鍋を常連の方に試食してもらったところ、「馬肉もいいけど、牡蠣のシーズンは期間限定でやってよ」と言われるほど喜ばれたそうです。創業115年の歴史の中で牡蠣鍋が冬の名物になるかもしれないとは、ご先祖様も驚くかもしれませんね。

こちらはランチタイムだけでなく夜のメニューでも提供しています。※テイクアウト不可

「おさかなメニューフェア」
参加店はこちら

開催期間:2021年2月8日(月)~3月31日(水)
※一部店舗はそれ以降も継続開催

    お得な情報がいっぱいの「SEAFOOD RESCUE U PROJECT(シーフード レスキュー U プロジェクト)」の特設サイト

    お得な情報がいっぱいの「SEAFOOD RESCUE U PROJECT(シーフード レスキュー U プロジェクト)」の特設サイト

「おさかなメニューフェア」特設サイト

「おさかなメニューフェア」特設サイトでは、参加店舗とメニューを掲載。こちらをチェックしてぜひお店へ! 食べることで、お店だけでなく水産業に関わる生産者の支援につながります。

「食材購入」特設サイト(個人での購入可能)

飲食店へ食べに行くだけでなく、普段は飲食店に卸しているプロの料理人イチオシの食材が、いまなら個人でも購入できます! 一尾丸々、あるいはさばいて柵どりしたもの、切り身にしたもの、鮮魚セットなどさまざま。お好みのものをサイトから選んで自宅にいながらプロジェクトを応援!

新型コロナウィルスの影響で、苦境に立たされているのは飲食店だけではありません。行き場を失った水産物もたくさんあり、生産者、卸業者の方もとても困窮しているのです。それを助けるには、料理すること、食べること! 

飲食店の方々には新メニュー開発と販売でご協力いただき、一般の方々にはそれを食べることで飲食店も水産業者も支援できる。そんな好循環の輪を広げて、コロナ禍を乗り切っていきましょう!

「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」概要

全国10,000店舗以上で登録利用されているプロの料理人向け産直食材仕入れサイト「REACH STOCK」が、コロナ禍で行き場を失っている食材の有効利用と、生産者、飲食店支援のために立ち上げた水産物販売促進緊急対策プロジェクト。
生産者や卸業者は、行き先を失っている水産物を試供品として「REACH STOCK」に登録、飲食店はその中から使ってみたい食材を選びます。食材は無償で提供しますが、新たなメニュー開発をしてお店で提供してもらうことが条件。

※食材の無償提供はフェア参加条件をご了承いただいた店舗様に限ります
※水産業者には「REACH STOCK」から通常販売価格を支払われます

問い合わせ先

「REACH STOCK」
mail:reachstock@usen-next.jp

※「おさかなメニューフェア」と「プロの料理人イチオシ食材」のご購入は2021年3月31日(水)までとなります。一部店舗はそれ以降も継続開催。食材が売り切れ次第、終了となります

取材協力
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≫フェア参加店のメニューを紹介

この記事を作った人

撮影/今井裕治 取材・文/藤田実子

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