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更新日:2017.12.04食トレンド

有名シェフが教える簡単レシピ⑱器ごと食べられる『丸ズッキーニのグラタン』

有名シェフが教える、家庭でも気軽につくれるレシピシリーズ。今回は、恵比寿の人気フレンチ【AU GAMIN DE TOKIO】の木下さんが、おもてなしにぴったりな、器ごと食べられる『丸ズッキーニのグラタン』のつくり方をご紹介します。

有名シェフが教える簡単レシピ⑱器ごと食べられる『丸ズッキーニのグラタン』

【AU GAMIN DE TOKIO】の木下シェフが提案してくれたのは、岩手県矢巾町の丸ズッキーニを使ったレシピ。寒い日に心も体も温まるグラタンです。

材料(作りやすい分量)

丸ズッキーニ 2個
玉ネギ 1/2個
ニンジン 1/3本
セロリ 小1
ホールトマト 400cc
チキンスープ 200cc
合挽き肉 500g
シュレットチーズ 適量
甜麺醤 適量
赤ワイン 200cc
ニンニク 1片
コショウ 少々
塩 少々
ローリエ 2枚
オリーブオイル 適量

つくり方

<ズッキーニの器を作る> ①丸ズッキーニを3:7の割合でカットし、セルクルとペティーナイフで中をくり抜く

2~2.5cmのセルクルを押し込みます。側面にペティーナイフを刺して左右にスライドさせながら、底を切り離します。ペティーナイフの刃の部分を利用して、てこの原理で中身を押上げてくり抜きます。

②中身をくり抜いたズッキーニと、くり抜いてスライスした中身は180℃の油で2~3分素揚げする

レンジで2分半でもOK!

③熱したフライパンに、オリーブオイルを入れ、みじん切りにしたニンニク、ニンジン、玉ネギ、セロリを加え、強火で炒めていく

鍋を揺らしながら、玉ネギが透明に透き通るまで炒めていきます。

④全体に火が通ったら合挽き肉を加えて、そぼろ状になるまで炒め、塩コショウ少々を加えて味を整える

肉をほぐしながら、白っぽくなるまで炒めます。

⑤④の鍋に赤ワインを加えて、強火で煮詰める

鍋底のうまみ成分を持ち上げるようにしっかりと煮詰めるのがポイント

⑥⑤の鍋にホールトマト、チキンスープを加える。あくをとったらローリエを入れ、水分量が半分になるまでしっかりと煮詰めたら、甜麺醤を加え、全体になじむように軽く煮込む

トマトホールをヘラで潰しながら煮詰めます。コクを出すため仕上げに、甜麺醤を加えるのがポイントです。

⑦⑥をズッキーニの器にたっぷり詰め、シュレットチーズをのせて200℃のオーブンで7~8分焼く

⑧⑦のグラタンに、素揚げにしたズッキーニの中身とソース(分量外)をお好みで添えて皿に盛り付ければ完成

焼き色がつき、チーズがぐつぐつと溶けるまで焼いていきます

<ソースのつくり方>
適量のケチャップと、同じくらいの濃度に泡立てた生クリームを混ぜ合わせる

教えてくれたシェフ

木下 威征シェフ
  • 1972年生まれ。辻調理師専門学校を首席で卒業しフランスへ留学。三ツ星レストランで働き、帰国後は池袋のホテルを経て【AUX BACCHANALES】に入店。5年の修業を経て、パートナーと【モレスク】を開店。その後独立し、2008年【オー・ギャマン・ド・トキオ】を開店。現在は7店舗のオーナーとして店を切り盛りしている。

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この記事を作った人

撮影/株式会社JESTO 取材・文/ヒトサラ編集部

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