更新日:2017.02.27食トレンド
圧巻の唐辛子料理! 大阪・北新地の隠れ家的チャイニーズへ繰り出そう
北新地のビル地下にある隠れ家的チャイニーズ【中菜Labo.朝陽CHOYO】で味わえる、強烈なインパクトの唐辛子料理をご紹介。サーブされた瞬間、唐辛子の香りに包まれ辛党ならばテンションがあがること必至です。
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衝撃的な唐辛子の量に圧倒される一品
四川の定番唐辛子料理を堪能
アレンジの楽しい魚の冷前菜も魅力
圧倒されるほどの唐辛子を使ったその味わいのとりこになる
テーブルにサーブされると、視線が集中すること請け合いのインパクトあるメニューがあります。その名も『四川沸騰魚』(トップ画像)。
メニューリストにはないものの、夜のコースの中盤で提供したところ、その唐辛子で覆いつくされたビジュアルが話題に。魚の入ったスープの上に唐辛子を山盛りのせ、最後に高温の油を上からかけるため、水と油が煮えたぎり弾け飛ぶ様に初めてなら驚いてしまうはず。テーブルに、パッと広がる唐辛子の香りも食欲をそそります。
つい、辛さの度合いを心配してしまいますが、予想とは異なる心地いいレベル。中で蒸し焼きの状態で火が通る魚(この日はブダイ)がふっくらと仕上がり、辛みの移ったスープとともに意外にも上品な辛さを楽しめます。トッピングのパクチーが爽やかさも添えた、また食したくなる一品です。
2種の唐辛子を使った四川の定番料理にビールが進む
現地でも定番人気料理の『辣子鶏(ラーツーチー)』
『辣子鶏』(1,200円)は、中国では骨付き鶏を使うのが基本ですが、【中菜Labo.朝陽CHOYO】では食べやすいよう骨なしで。鶏肉が隠れるほどの唐辛子は、2種を使用しています。長い唐辛子でしっかり辛みを効かせ、丸い唐辛子の朝天辣椒で香りと甘みをプラス。四川の実山椒も加わり、多方向からの辛みが押し寄せ、その余韻が楽しめます。
その日の鮮魚の刺身に薬味やナッツを和える鮮魚のサラダ
この日の魚はイラ。日により、ノドグロや鯛が登場
もちろん、魅力は辛いメニューだけではありません。『鮮魚の刺身 朝陽風サラダ仕立て』(1,600円~)は、刺身にブラックペッパーやピンクペッパー、ランプフィッシュキャビアをトッピングし、ナッツや春巻きの皮を揚げたものを食感のアクセントに添えています。レモン風味の特製醤油タレをかけて全体を和えれば、アテとしても最高の一品に。
多彩な一品料理はもちろん、2名からオーダーできるコース(5,000円~)は、予算に応じて内容をリクエストできるので、唐辛子好きを自己申告してみてはいかが? ただし、いずれも隠れメニュー的な存在なので、オーダーの予定があるならば、事前にお店に確認をすることをおすすめします。
2名までなら、厨房の臨場感がダイレクトに楽しめるカウンター席もオススメです。
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腕を振るうのは、ホテル出身の高橋秀栄シェフ
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地下にある黒が基調の空間で、心躍る一品に出合える
文/シキタリエ(Pavlova) 撮影/合田慎二