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富士山を眼前にラグジュアリーなグランピング体験を | 御殿場【藤乃煌(ふじのきらめき) 富士御殿場】

ラグジュアリーなアウトドア体験が出来るグランピング施設が、2018年4月に静岡県御殿場市にオープンした。テントでしか味わえない自然との一体感を、ホテルライクな快適空間で堪能できるという施設を紹介する。

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東名高速道路御殿場インターチェンジからクルマでわずか3分という好立地に、山深い野営施設とはまた違う贅沢なキャンプ体験が出来る、話題のグランピング施設がある。メンズプレシャス読者にもおすすめできる、その施設の全貌を紹介する。

グランピングの新常識!「藤乃煌 富士御殿場」で贅沢なお泊まり体験

美しい富士山が目の前に!

    藤乃煌から見える富士山

グランピングという言葉が、日本でも流行の兆しを見せてから、もう10年はたつだろうか。

グランピングとは(Glamorous camping)の略語で、世界中のリッチクラスに人気の宿泊スタイル。高級ホテルに近いサービスを受けながら、テントやロッジなどの比較的簡易な宿泊施設に宿泊し、周囲の環境やアクティビティを楽しむスタイルを指す。

かの「アマンリゾート」にも、恒久的なテントサイトを設営して、最上級のサービスでもてなす「アマンダダリ」がインドネシアにあるし、ケニアやボツワナなどの、サファリ・キャンピングが盛んなディスティネーションには、世界中のセレブリティが押し寄せている。

自然との一体感を楽しむことが、実は地球上で最もラグジュアリーな体験である、ということに、世界をめぐるジェットセッターたちはとうの昔に気づいている、というわけだ。

ところでこのグランピング、日本では豪華なキャンプ、といった程度の解釈で、何を持ってグランピングと呼称するのか、今ひとつ定まっていない感がある。

ウッドデッキでバーベキューを楽しんだ後はホテルで宿泊、というスタイルまでグランピングということになっているらしく、実感がわかないのが正直なところ。

さりとて、風雨に耐えて、テントで宿泊というのも、アウトドアに慣れている人はともかく、ハードルが高い、と思う人が多いだろう。

    正面からグランピングを謳う「藤乃煌」のロゴマーク。藤田観光の「藤」と富士山を掛け合わせたイメージで命名されていると思われる。

2018年4月に、東名高速道路・御殿場インターチェンジから車でわずか4分の場所に登場したグランピング施設「藤乃煌(ふじのきらめき)」は、日本式グランピングにひとつの方向性を指し示した、新業態だ。運営は、ホテル椿山荘東京やWHGホテルズなどを運営する、日本の宿泊業界の老舗、藤田観光グループ。若手の発案で、社内ベンチャーとしてスタートした。

標準的なデラックスキャビン

    左にリビングルーム、右にベッドルームと分かれていて、ゲストは中央部分のアウトドアテラスでグランピングの醍醐味を味わう。

キャビンと呼ばれる客室は、あくまでも恒久的な建築物ではなく、移動設営可能なロッジスタイル。

例えばアフリカのサファリでなぜグランピングが盛んかといえば、野生動物のテリトリーで、建築物を建てることが禁じられているため。ひとたび撤収となれば(実際にはそれなりの工事が必要になるだろうが)現状復帰が可能だから、テントでの施設の設営が認められているのだ。

さすがに御殿場は、人跡未踏のサバンナ、というわけではないけれど、グランピングを楽しみに訪れたゲストが、ワクワクするような宿泊スタイルになっている。

テントを設営する方式だと、雨風の影響を直接受けるので、慣れないゲストにとっては安眠の妨げになるだろう。その点で、キャビンスタイルはベストの選択と言える。

    ベッドルームは、こぢんまりとしながらも快適な空間。ベッドだけは快適なものをということから、かつてはフォーシーズンズホテルも運営していた藤田観光グループならではのクオリティだ。

おまけに、このキャビン、各棟に冷暖房、シャワールーム、トイレを完備したリビングルームと、独立したベッドルームの2部屋を備え、その間には開閉式のテント屋根を備えたアウトドアテラスまで備えている。バスタブはこのアウトドアテラスに設定され、テント屋根を開ければ、星空の下で入浴も可能。

開放的なパブリックスペース

    パブリックスペースには、本格的なテントサイトも用意。せっかくアウトドアを感じる場所に来たのだからと、ゲストはこの中で自由に読書をしたり寝転んだり。自分のキャビンだけに閉じこもっていてはもったいない。

ゲストは、このアウトドアテラスで、地元・静岡県産を中心とした野趣あふれるアウトドア料理を楽しむことになる。

面白いのは、ディナーも朝食も、出来上がった状態で料理が運ばれてくるスタイルと、仕上げる前の素材の状態で供されるスタイルが選べること。アウトドアの雰囲気を楽しむなら、断然、後者がいい。

ルームサービスのような豪華なディナー

    ハーフ調理を選ぶと、下ごしらえした食材と、カトラリー一式が恭しく運ばれてくる。この日のメニューは、アミューズに御殿場産のブルーベリージャムとふじのすそのポークなど。富士山の湧水で育った紅富士鱒に富士宮市のマッシュルームを使ったトルティーヤに、静岡・天城産天然わさびを使用した、ブラックアンガス純血100%のトマホークビーフステーキなど。

料理と言っても、アウトドアテラスに備え付けられているアメリカの「ウェーバー」のガスオーブングリルを使って、肉や魚をグリルするなどが中心。料理自慢には物足りないだろうが、そもそもホテルライクなサービスが売り物なのだから、もっと自分でやりたい人は、普通のキャンプ場へどうぞ、といったところだろう。

    ファイヤープレイスはキャンプのハイライト。実はビギナーにとっては、なかなか火がつけられない難関の作業でもあるのだが、スタッフが準備してくれるから問題なし。星降る夜に、なんとはなしにじっと焚き火を見ていると、どこか別の天体に来ているような不思議な感覚に。

ディナーを終えたころを見計らって、スタッフがファイヤープレイスを用意しに来てくれる。焚き火を熾せてこそ男、なんて、格好をつける必要はなし。パートナーと、ファミリーと、焚き火を見つめながら、ゆるりとした時間を楽しみたい。

    朝食のマフィンも自分で焼いてみよう。日頃、料理ひとつしないゲストでも、自らやって見たくなる魅力がグランピングにはある。朝の光の中で自分たちで作った朝ご飯を食べるのは何にも代えがたい体験となるだろう。もちん、ハーフ調理を選ばず、フルサービスの朝食を選ぶこともできる。

広大な土地に独立して配置された20棟の客室

    それぞれが干渉することなく、それでいて、ドッグランやプレイエリア、喫茶やバーなどの機能を持つビバレッジステーションなどへの、グランピングを楽しむゲストのアクセスしやすさも確保している。

キャビンは全部で20棟。標準タイプのデラックスキャビン(53.7㎡)から、藤乃スイート(153.4㎡)までを揃える。

もちろん、キャビンだけではない。広大な施設内には、ファミリーを意識して、ボーネルンドの大型遊具を設置したプレイランドや、ドッグランもある。また、本格的なテント体験をしたいなら、パブリックエリアに設営されている大型テントに潜り込む楽しみもある。

そして、このグランピングサイトの特筆すべき魅力がもうひとつ。

大自然と触れ合う贅沢なグランピング

    朝の富士山。いつまでも見飽きない、日本の象徴。海外の観光客も、この姿を一目見たいと御殿場まで足を運ぶのだが、天候や時間次第ではその姿を拝めないことも。御殿場でグランピングすれば、富士山を楽しむチャンスが俄然広がる。

時間帯によって、刻々と表情を変える富士山が、施設内のさまざまな場所から眺められるのだ。

夕刻の琥珀色に染まる景色も、爽やかな朝の空気の中で、凛とした佇まいを見せる霊峰も・・・。

またとないロケーションを得た、日本に登場した本格的なグランピング施設。四季折々の表情を見せる御殿場地域は春夏秋冬それぞれがベターシーズン。夏休み休暇の駆け込み宿泊でもよし、秋から冬にかけて、焚き火の暖かい炎に心身を寄せてみたいときにもよし。

ラグジュアリーとアウトドアフィーリングを上手にミックスした、新たなる経験がそこにある。

問い合わせ先

TEL:0550-75-9111
住所/静岡県御殿場市東田中3373-25(首都圏から約1時間半)
御殿場IC(約2分)・御殿場駅(約5分)、プレミアム・アウトレット(約6分)、他
棟数:20キャビン(車椅子対応2タイプ、2棟含む)
デラックスキャビン(定員2~4名)30,000円~
グランデキャビン(定員2~6名)33,000円~
藤乃スイート(定員2~6名)42,500円~
ドッグキャビン(定員2~6名)38,000円~
タイプ・料金: 1泊2食付、2名様利用時 お一人様あたり(消費税別)

この記事を作った人

MEN'S Precious編集部

名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。

記事元:MEN'S Precious

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