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更新日:2021.05.20食トレンド

〈シェフが通う店〉【香味屋】昭和ノスタルジーを感じる洋食店で、絶品タンシチューを

こんにちは。編集部・郡司です。これまでFaceBookで毎週木曜日にお届けしていた「シェフがオススメするお店に行ってみよう」シリーズをヒトサラマガジンでもお届けすることになりました。今回は、濃厚で深い味わいの『タンシチュー』をめあてに、入谷の老舗洋食店【香味屋】さんにうかがってきました。

〈シェフが通う店〉【香味屋】昭和ノスタルジーを感じる洋食店で、絶品タンシチューを

あらためまして、こんにちは。編集部・郡司と申します。

ふだんは、ヒトサラに掲載する料理人・シェフの方々が、自分の大好きなお店をコメントとともに紹介する、という「シェフがオススメするお店」というサイトを担当しています。

14000人以上の料理人の方々が参加し、18000軒ちかくのお店が紹介されているのですが……「数が多くて選ぶのがたいへん!」という方に向けて、注目の料理人が推薦するレストランをピックアップし、“実際に伺ってきて紹介する”というのがこの記事のテーマです。

ということで、ピックアップしたのが……

予約不可につきつねに行列が絶えず、なんと、過去には安倍首相もその行列に並んだといわれる【鹿浜 スタミナ苑】の店主・豊島さんがオススメする、入谷の洋食店【香味屋】さん。

【香味屋】をオススメする料理人
【鹿浜 スタミナ苑】豊島さん

【鹿浜 スタミナ苑】豊島さん

ハンバーグとメンチカツ、マカロニグラタンが好き。ハヤシライスを頼むと付いてくるラッキョウは、とくにうまいね。あのうまさであの値段は凄くお得だよ。

伝説的な焼肉店の店主さんが長年通う洋食店ということで、これは気になる……!

……ということで今回もうかがってきました!

大正、昭和、平成、令和と4つの時代にわたり
愛され続ける老舗の本格洋食店

    入谷駅から徒歩6分ほどの閑静な場所にある

    入谷駅から徒歩6分ほどの閑静な場所にある

ランチどき、案内してもらいった窓際の席。まっ白なテーブルクロスとレースのカーテンが、なんともノスタルジックな高級洋食店といった趣き。ふと、なんだか贅沢をしにきた気持ちになります。

日常のなかの「ちょっと贅沢な場所」として、100年近く、客の舌とお腹を満たしてきたかと思うと、その偉大さを感じざるをえません。

そんな昔ながらの高級洋食店で、つい贅沢気分が味わいたくて注文したのが『タンシチュー』3800円(税込)。

  • カーテン越しに差しこむ、明るい日差しが気持ちいい

    カーテン越しに差しこむ、明るい日差しが気持ちいい

  • 一人待つ間、思いがけない読みもののサービスにほっこり

    一人待つ間、思いがけない読みもののサービスにほっこり

料理を待つ間、「こちらを読んでお待ちください」と給仕さんに手渡された『味の手帖』最新号。

パラパラとめくり読みをしていると、あっという間に時間が経ち、お待ちかねのタンシチューが登場です。

    Noritakeの食器が、またノスタルジーと贅沢な気分を高める。小サイズは2200円(税込)

    Noritakeの食器が、またノスタルジーと贅沢な気分を高める。小サイズは2200円(税込)

まず驚いたのがその“厚み”。ゆうに4cmはあろうかという厚みは、そう簡単に出会える代物ではありません。しかし、この分厚さと裏腹に、おもしろいほどスススッとナイフが入っていきます。

    断面がほろり……

    断面がほろり……

    まず一口……ぱくり

    まず一口……ぱくり

やっわらか……! 口の中でほろほろとくずれていく、牛タンの繊維……。
そこに苦味とコク、甘み、深みのあるかおりがあるデミグラスソースがほどよくからみます。

特筆すべきは、デミグラスソースのなめらかさ。舌ざわりからのどごしまで、本当にスムーズですっと溶けていくように口になじみます。

あぁ……! おいしい!

タンシチューに感動しつつ、脇にある付け合わせも楽しみます。

  • ニンジンのグラッセ。やわらかすぎず、かすかにニンジンならではの「しゃくっ」とした食感を残した仕上げ。この甘味は、ほぼほぼデザート

    ニンジンのグラッセ。やわらかすぎず、かすかにニンジンならではの「しゃくっ」とした食感を残した仕上げ。この甘味は、ほぼほぼデザート

  • 上からチーズを焦がしたマッシュポテト。マッシュしていないジャガイモも入っていて、食感のコントラストが楽しい<br />

    上からチーズを焦がしたマッシュポテト。マッシュしていないジャガイモも入っていて、食感のコントラストが楽しい

食べ進めているあいだも、その幾重にも重なるような複雑な味の層にはうなずくばかり。そのなんとも形容しづらい味の「深み」が、店の長い歴史を感じさせます。

お皿に残ったソースをナイフで音が立たないように集めて、最後の一口のタンにかけて……。

おいしかった! ごちそうさまでした。

昔から変わらない下町の洋食屋さん。
今度の週末、ノスタルジックな贅沢を感じに出かけてみてはいかがでしょうか。

    食後のホットコーヒー。ランチは1000円で、ライスかパン、サラダ、ドリンクのセットが付けられる

    食後のホットコーヒー。ランチは1000円で、ライスかパン、サラダ、ドリンクのセットが付けられる

この記事を作った人

ヒトサラ編集部・郡司

旅行ガイドブックの編集者だったが、外食・居酒屋好きが昂じてヒトサラへ。居酒屋文化とシューマイ、痺れる麻婆豆腐が大好き。

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