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更新日:2021.06.10食トレンド

耳までおいしいピッツェリア。中目黒【聖林館】|シェフがオススメするお店に行ってみよう

こんにちは。編集部の郡司です!
今回紹介するのは、ピッツェリア巡りが好きなシェフが「最後に戻ってくるのはココ」と太鼓判を押す『マルゲリータ』。訪れたのは、中目黒の【聖林館】というピッツェリア。伝説的なあのバンドの懐かしの名曲が流れるお店で、絶品の『マルゲリータ』をいただいてきました。

【聖林館】外観・ビートルズのロゴ風の看板

さて、今回も「シェフがオススメするお店」サイトからピックアップした、お店と料理を紹介します。

中目黒のピッツェリア【聖林館】をオススメしてくれたのは、クラシックな技術を芯にすえつつ、斬新な発想と美しい仕立ての料理でゲストの心を奪う、六本木のフレンチ【le sputnik】の髙橋 雄二郎シェフ。

【聖林館】をオススメする料理人
【le sputnik】 髙橋さん

【le sputnik】 髙橋さん

ピッツァがすごく好きでいろいろな店に食べに行きますけど、最終的に戻るのは【聖林館】ですね。こちらの『マルゲリータ』はずば抜けておいしいなと思います。

ピッツェリア巡りが好きなシェフに、「最終的に戻る」と言わしめるピッツェリア……!

本格的なナポリピッツァが食べられる東京のピッツェリアの草分け的な存在として、【聖林館】の名を知ってはいたものの、訪れたことはありません。髙橋シェフが賞賛するピッツァ、食べたい……!

……ということで、いざ中目黒へ!

    この看板の書体、どこかで見たことがあるような……

    この看板の書体、どこかで見たことがあるような……

お店の前には、何やら気になる看板。
この時点では、これがなにを指しているのかはわかりませんでしたが、お店に入った瞬間、その意味に「あっ!」と気づきました。

そのとき、店内に流れていた曲は「Get Back」。
そう、ビートルズの名曲です。

どこかで見覚えがあると思ったら、「The Beatles」のロゴと同じ書体で「SEIRINKAN(聖林館)」と書いてあったんですね!

  • 壁面のいたることころに、ポスターや写真などが飾られる

    壁面のいたることころに、ポスターや写真などが飾られる

  • 雑誌『ミュージック・ライフ』の表紙を飾った、星加ルミ子さんとメンバーとの写真

    雑誌『ミュージック・ライフ』の表紙を飾った、星加ルミ子さんとメンバーとの写真

2階のカウンターの椅子に座るなり、落ち着いて店内を見渡すと、そこかしこにビートルズのグッズが……! 

「Get Back」が終わると、「Ticket To Ride」のイントロが流れはじめ、店に入るとビートルズ一色になります。

懐かしい名曲に耳を傾けたい気持ちをおさえて、メニューをめくります。【聖林館】さんが出しているピッツァは、『マルゲリータ』と『マリナーラ』(いずれも1,500円)の2種類のみ。

前菜やパスタはいろいろなメニューがあるものの、ピッツァに関しては2種類にしぼっている点に、求道者のような情熱のかけ具合を感じます。

今回はとうぜん、髙橋シェフの推しである、『マルゲリータ』!!

熱々、焼きたての『マルゲリータ』が登場!

    『マルゲリータ』1,500円

    『マルゲリータ』1,500円

ナイフとフォークが一緒に出てくるので、これで食べやすいサイズにカット。
6等分になるようにして、まずひと切れ……ぱくっ。

んっ! ん〜〜〜〜〜〜、おいしい〜〜〜!

トマトの酸味と甘み、意外なほどにあっさりなチーズのコクと風味、そして口のなかで膨らむような小麦のにおい。ときおり、バジルの爽やかな緑色の香りが鼻を抜けます。

生地、モッツァレラチーズ、トマトソース、バジル。

四位一体、それぞれがソロパートを演奏するがごとく、かわるがわる美味が畳みかけてくる。素材の“個”が際立っていて、そのどれもが主役のように感じます。しかし、その4つが偏りすぎることのないバランスで成り立っているから、すごい……!

    ぱくっ

    ぱくっ

シンプルだけど、このバランスにたどりつくまでに一体何枚のピッツァを焼けばいいんだろう……! 途方もないその道のりを考えると、値段以上にいまこのピッツァを食べさせてもらったことに感謝の気持ちがあふれてきます。

さらに驚くことに、具がのっていない“耳”の部分が、まぁ〜〜おいしいこと。

ほんのりカリッと、しっかりモチモチ。具がないぶん、輪をかけて小麦のいい香りが広がります。中心部よりもしっかりめに塩がしてあるのか、いい塩気が生地の甘さを引き立てます。こんなに“耳”にテンションが上がるピッツァは、正直いままで出会ったことがありません。

トマトうまっ、チーズ美味〜、生地っていうか耳やばっ。を6回繰り返すと、1枚がなくなります。

はぁ、食べ終わるのが悲しい……

さすがにもう一つの『マリナーラ』を食べるのは厳しいか……でも、デザート一つくらいならまだ入りそうだぞ……?

……と、善は急げで、メニューで見かけて気になっていた『トロミス』というドルチェを注文することにしました。

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『トロミス』の正体。それは「トロットロのティラミス」……!

とろ〜りティラミスクリームに、ビタビタに浸ったスポンジ。一口で、ほろ苦さと甘さに口の中をジャックされますが、そこにコーヒーを流し込むと、最後に残るのはなんとも大人な余韻。

そもそもスイーツのなかでもティラミスが3本の指に入るくらい好きで、しかも味わったことのない食感に、完全にノックアウトでした。


は〜〜〜〜、大満足すぎた!
ごちそうさまでした!!

お店を出るときに流れていたのは「Penny Lane」。

懐かしいビートルズの名曲を聴きながら食べる、シンプルながらも突き詰められた絶品のピッツァ。

【聖林館】は間違いなく、“耳までおいしい”ピッツェリアです。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部・郡司

旅行ガイドブックの編集者だったが、外食・居酒屋好きが昂じてヒトサラへ。居酒屋文化とシューマイ、痺れる麻婆豆腐が大好き。

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