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更新日:2023.10.26食トレンド

ミシュランガイドNewセレクションに掲載された東京の5軒を発表

毎年年末に、東京都内の厳選されたレストラン・飲食店を発表する「ミシュランガイド東京」。発表セレモニーに先駆け、今年から新規追加店舗が事前に発表されるようになりました。そこで、7月に新しく追加されたレストランの中から、東京で追加された5軒をご紹介します。

ミシュランガイドNewセレクションに掲載された東京の5軒を発表

外苑前【malca】イタリアン

「いま、食べたい」食べ手の気持ちを、熱い気持ちで受け止めるイタリアン

    malcaの『手打ちのピチ、神戸牛ボロネーゼ』

    『手打ちのピチ、神戸牛ボロネーゼ』

名店【TACUBO】でスーシェフを経験した北野司氏がオーナーシェフを務める、外苑前のイタリアン【malca(マルカ)】。北野氏の実家が淡路島で鮮魚店を営むことから、プロの目利きで選ばれた魚はもちろんのこと、純血但馬種の「神戸牛」も半頭買いしているというこだわりよう。自在に炎を操る炭火焼きでも注目を集めています。

    malcaの内観

    焼きの技が目の前で楽しめるカウンター席

店内に入ると、シェフの技を目の前で楽しめるカウンター席がお目見え。昼はコースのみ。夜はコースを用意しつつも、アラカルトが中心です。1回転目は予約制ながら、21時半以降の席はすべて当日予約での受け付け。「食べたい気持ちが最高潮になった時に食べてほしい」そんな心意気も魅力のお店です。

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白金台【CIRPAS】フレンチ

YouTubeで人気の「George ジョージ」が開いた正統派フレンチ

    CIRPASの『“元満さんの鹿” 加賀蓮根 柿のチャツネ』

    『“元満さんの鹿” 加賀蓮根 柿のチャツネ』

銀座の星付きフレンチ【ドミニク・ブシェ】の元料理長・吉田能さんは、コロナ禍中に料理動画の配信をスタート。絶大な人気を誇るYouTuber「George ジョージ」として知られています。そして2022年11月、満を持して白金台にオープンさせたのが、サーキュレーション(循環)とパッション(情熱)を合わせて名付けた【CIRPAS(サーパス)】です。

    CIRPASの内観

    シェフとの会話も楽しめるカウンター席

実際にシェフが訪問して信頼関係を築いた生産者から届く極上の食材は、鹿なら一頭買いで、無駄なく使い切ります。店内はYouTubeのクールな世界観そのままの、グレーを基調とした落ち着いた雰囲気。大理石のテーブルが厨房を取り囲むカウンターはシェフの手元も見られる特等席になっています。

清澄白河【eman】スペイン料理

スペインの伝統×日本の食材で表現する最新モダンスパニッシュ

    emanの料理

    『蛍烏賊/イカスミ』

下町風情を色濃く残しながらも、感度の高いレストランが注目される清澄白河。この地にある築60年以上の建物をレストランとして生まれ変わらせた【eman】。「古き良きものを大切に 新しきものを創造する」をテーマに、スペイン郷土料理を根幹にしつつ日本の食材を取り入れて、モダンで洗練されたスパニッシュを提供しています。

    emanの内観

    オープンキッチンのカウンター席

料理を提供するのは、スペインのミシュラン星付きレストランで修業した小林悟シェフ。旬素材を生かした繊細なものから骨太な味わいを堪能する一皿まで、シーズンごとに替わる独自のスパニッシュコースが楽しめます。街から、空間から、そして料理から、新旧が織りなす魅力を享受できる一軒です。

有楽町【MASIA】スペイン料理

カタルーニャのルーツと日本の旬の食材の融合で個性を表現

    MASIAの『ピルピルソースと岩牡蠣』

    『ピルピルソースと岩牡蠣』ディナーコースより

スペイン・カタルーニャ出身のシェフ、マテウ・ビジャレット氏の驚くほど繊細な仕事ぶりを目の前にしながらモダンな料理を楽しむことができる【MASIA】。15歳からスペインの著名なレストランで働きはじめ、オランダ、シンガポールなど世界を舞台にキャリアアップしてきたマテウ氏。食文化と食材に興味があったという日本では、大阪の名店【HAJIME】で腕を磨きました。

    MASIAの内観

    ランチタイムは明るい自然光が注ぐ店内

料理はスペイン・カタルーニャに根ざした伝統の味をベースに、世界各国で学んだ知識とセンスをプラスしてシェフならではの味を表現。シンプルながらも時間をかけたソースなど、手間や時間を惜しまずに素材の味を最大限に生かした奥行き深い味わいを楽しめます。バルセロナに特注しているオリジナルのアーティスティック食器の高い芸術性も一見の価値ありです。

西小山【caillou】フレンチ

食材を見ながら料理を決めていく、オートクチュールスタイルのネオビストロ

    caillouの『パテ・アン・クルート』

    『パテ・アン・クルート』

シェフの説明を聞きながら食べたい食材を選び好みの料理に仕上げてもらう、オーダーメイドスタイルのフランス料理店【caillou】。シェフの安達晃一氏は名だたるグランメゾンで腕を磨きながらも、自分でやるなら等身大で楽しめるアラカルト主体の店を、と考えていたとか。雰囲気はカジュアルでも、料理は一流。期待のネオビストロです。

    caillouの内観

    シンプルで落ち着いた雰囲気の店内

店内に入ってまず目を引かれるのは、オープンキッチン前のショーケース。中を覗けば丸ごと一尾の真鯛や仔羊、骨付き牛肉の塊もあれば旬の野菜まで。その日のおすすめ食材がところ狭しとフランスのマルシェのように並んでいます。いわば、これがメニュー代わり。ショーケースの食材を見ながら、食べたい料理をカスタマイズしてもらえます。

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ヒトサラ編集部

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