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渋谷を見渡す解放感溢れる【STEREO】とプライベート感溢れる【FUSOU】。2つの魅力的な空間から成る起業支援施設「manoma」が誕生!

2024年3月19日、「Shibuya Sakura Stage (渋谷サクラステージ)」SHIBUYAタワーの38階に、日本食品総合研究所が手掛ける起業支援施設「manoma(マノマ)カンファレンスホール&レストラン」がオープンしました。施設内にあるグリルダイニング&ミュージックバー【STEREO(ステレオ)】と、内田悟氏によるプライベートレストラン【FUSOU(フソウ)】をご紹介します。

manoma

渋谷に誕生した「manoma」とは?

    manoma通路

    エレベーターからフロントへ続く通路

SHIBUYAタワーの高層階に位置する「manoma」。こちらは、クリエイティブ産業に関わる企業や人、スタートアップの交流促進の場を目指す、渋谷の街との一体感を感じるパノラマ眺望や開放的で洗練されたデザインが特徴の空間です。エレベーターで38階まで上ると、贅沢な空間とその美しいデザインに期待が高まります。

    manoma内観

    次々と開発が進む渋谷の街を一望できる大きな窓

「manoma」は、フロント、グリルダイニング、ミュージックバー、プライベートレストランの4つのエリアで構成されています。光と影のグラデーションを活かした幻想的な空間デザインで、フロア全体がゆるやかにつながっているのが印象的。イベント開催の機能として180インチスクリーンや音響設備を充実させる他、併設するグリルダイニング、ミュージックバーと連携することで、カンファレンスやパーティー、トークイベント、展示会などの幅広いシーンで利用することができる施設です。渋谷駅からすぐという便利なアクセスでありながら、喧噪を忘れ、上質な時間を過ごすことができます。

記憶に残る瞬間を演出する【STEREO】

    【STEREO】の店内

    ゆったりとした間隔で席が配された【STEREO】の店内

    特注のTAGUCHIのスピーカー

    バーカウンター内に設置された特注のTAGUCHIのスピーカー

「manoma」の飲食機能の中核を担う、グリルダイニング&ミュージックバー【STEREO】。渋谷の街を見渡せるパノラマ眺望が特徴で、約120席の開放的でクリエイティブなスペースが広がります。居心地の良いサウンドづくりに定評のあるTAGUCHIのスピーカーを採用し、眺望とシンクロする高品質でクリアな音響を実現しました。伍堂英太氏によるハイブリッドな選曲をお楽しみいただけます。

  • 『アスコラーナ ~オリーブフライ~』

    『アスコラーナ ~オリーブフライ~』

  • 『シーフードプラッター』

    『シーフードプラッター』

【STEREO】で提供するメニューは、スパイスやハーブによる個性豊かなタパス、素材の風味を存分に引きだしたグリル料理、大人数で盛り上がるシェアスタイルなど、フレンチのフィルターを通して枠にとらわれない自由な発想と遊び心が生み出す、多国籍な料理が特徴です。『アスコラーナ ~オリーブフライ~』は、オリーブに牛挽き肉、アンチョビをそれぞれ詰めた一口サイズの熱々フライ。乾杯と共にまずオーダーしたい1品です。存在感ある『シーフードプラッター』は、季節の魚介を豪快に盛り付けたひと皿。オリジナルスイートチリソースと山椒マヨネーズにたっぷりディップしていただきます。他に、『フルーツトマトとトレビスのサラダ/ブラータチーズ』や『スパイスフライドチキン』など、テーブルに並べば盛り上がること間違いなしのメニューが揃います。食後には、専属パティシエによるデザートをどうぞ。

繊細で意表をつく、特別感たっぷりの【FUSOU】

    【FUSOU】の扉

    期待が高まる、プライベートレストラン【FUSOU】の扉

もうひとつのレストラン【FUSOU】は、フロントから【STEREO】へと向かう途中にひっそりと入口が佇みます。シェフを務めるのは、代官山の【ASO】で研鑽を積み、南青山【NARISAWA】のカクテルバー【Bees Bar by NARISAWA】の立ち上げに携わり、虎ノ門ヒルズの8席限定のアニバーサリーレストラン【unis(ユニ)】のスーシェフを務めた内田悟氏です。

    FUSOUカウンター席

    8席のカウンターの他、4名まで利用できる個室を完備

内装デザインは、内田氏の出身地でもある栃木県の大谷石や、富山の樹齢約300年のもみの木のカウンター、廃棄竹材など、自然由来の素材を多用しています。「食事をしながらもぬくもりを感じてほしい」という内田氏の想いを反映。圧倒的な空間で、カウンター席に座るとまさにステージのように調理風景を楽しむことができます。

器は、有田焼・清水焼・唐津・常滑・秋田杉の木工など、工藝作家や窯元に直接お願いしたものを使用。料理と共に工藝品の魅力も発信していきたいと考えられています。

  • FUSOU料理

    四季の移ろいを感じるおまかせコース

  • FUSOU料理

    コースは全10皿で構成

「季節の旬を楽しむ」をコンセプトに掲げる【FUSOU】。内田氏が全国各地の生産地を訪れる旅で出会った選りすぐりの食材が、これまで培った経験と感覚で組み合わさり、フレンチの技法によって、繊細で意表をつくようなひと皿となります。ここでしか体験できないクリエイションをご堪能いただけることでしょう。

「生産者とのコミュニケーションを大切に、旬のものを盛り込んだ【FUSOU】ならではのおまかせコースに仕立てています。こういう料理がしたいからこの食材が欲しい、というより『今畑にこんなものがあるよ!』というようなお話をお伺いしてから料理を考えます。信頼のおける生産者の皆様からいただく大切に育てられた素材などに真摯に向き合い、その魅力をお皿の上で最大限引き出してお客様に届けられるように日々心がけています」(内田氏)。

    『熟成牛 筍 山椒 コンテ』

    溶岩石で焼き上げる『熟成牛 筍 山椒 コンテ』

【FUSOU】のシグネチャーは溶岩石で焼き上げる熟成肉、コースのメイン料理です。「信頼のおけるお肉屋さんにお願いしている牛肉をお店にある熟成庫で自ら仕立てています。牛肉は黒毛和牛以外の和牛(日本短角種・褐色和種・無角和種)やジャージーなど赤身の美味しい日本の牛肉を熟成してご提供。生産者がこだわって育て上げた牛たちを、個体差などを見極めながら熟成を調理工程のひとつと捉えてベストな状態でお届けしていきます」と内田氏。

『熟成牛 筍 山椒 コンテ』は、力強い岩手県産短角牛のロース肉を1ヶ月半熟成させ、溶岩石で焼き上げ、季節を感じていただける筍はローストし、コンテチーズと山椒の爽やかさを閉じ込めた泡を添えています。

アルコールペアリングは、ワインを主軸に日本酒やカクテルなども提供。ノンアルコールペアリングでは、お茶やハーブ、野菜、果実を使用したモクテルなどもあります。


圧倒的な景色と贅沢な空間、そして【STEREO】と【FUSOU】ならでは料理の数々。シーンに合わせ、ぜひ大切な方と訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事を作った人

取材・文/外川ゆい

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