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更新日:2024.10.29食トレンド

スペシャルティコーヒーが持つ本来の魅力を味わいつくす新たなカルチャースポット【uni sendagaya】千駄ヶ谷

表参道にあるカフェ,デリ&バー【uni】が、厳選したスペシャルティコーヒーを自家焙煎し、新たなコーヒーの魅力を発見できるロースタリー&コーヒーショップ【uni sendagaya】を千駄ヶ谷に開業しました。こだわり抜いた一杯のコーヒーとの出合いは、これまでのコーヒーのイメージを一新してしまうほどの威力を持っていました。

unisendagaya

自家焙煎でスペシャルティコーヒーを味わう

    unisendagaya

    千駄ヶ谷駅から徒歩6分ほどの場所にオープン。代々木駅も徒歩圏内

表参道にある複合ビル「GYRE」内にあるカフェ,デリ&バー【uni】が、2024年10月にスペシャルティコーヒーの自家焙煎に主軸を置いたロースタリー&コーヒーショップ【uni sendagaya】を開業しました。

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    オランダで製造される焙煎機「GIESEN」が存在感を放つ店内。ひとりでゆっくりコーヒーを味わうのもよさそうです

表参道【uni】ではスペシャルティコーヒーを気軽に、多くの方へ届けるためのお店であるのに対し、ここ【uni sendagaya】はラボラトリー的な位置付け。自家焙煎を主軸に、より深度を増してスペシャルティコーヒーの魅力を発信するような場所です。

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    ディレクターは佐藤昂太さん。2016年にジャパン ハンドドリップ チャンピオンに輝き、現在は審査員として関わるほか焙煎の大会では入賞の実績を持つなど、コーヒーのスペシャリストです

同店で扱うコーヒー豆は“ダイレクトトレード”で生産者から直接仕入れています。豆の生産過程や加工方法はもちろん、日々変化するトレンドや評価を熟知したうえで厳選した希少なものから、日常使いしやすく質の高いものまで幅広く取り揃えます。

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    焙煎は週3〜4回、少量ずつ丁寧に行い、少し寝かせたものを提供

常に7〜10種類の個性的なコーヒー豆を置き、経験豊富なバリスタと会話をしながら今の自分にぴったりな豆を選べます。選んだ豆を挽いて、その場で1杯ずつハンドドリップで提供。

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    ドリンクメニューはハンドドリップのほか、ミルクビバレッジなども用意

ハンドドリップコーヒーの一例

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    前半は90℃、後半は75℃と湯温を変えて淹れることでコーヒー豆本来の味わいや濃度などを堪能できるような抽出方法にこだわっています

Murago/Ethiopia

スペシャルティコーヒーの品評会「Cup of Excellence」で1位に輝いたこともあるエチオピアの若手生産者が手掛ける「Murago」。トロピカルなお花の香りが印象的で、ブドウのような芳醇さを持ちます。丸みを帯びた甘みがあり、奥には緩やかな酸も感じられます。

Las Flores/Colombia

バリスタの世界大会でもよく使用される高い品質を誇る「Las Flores」。数あるコーヒー豆の中でも特にインパクトの強いコーヒーが楽しめます。甘い香りに反して、酸味と甘みが調和したベリージャムのような味わいやバラのニュアンスがあり、切れ味もあります。

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    フードメニューには自家製の焼菓子も。一番人気は『カヌレ』450円

豆の仕入れから焙煎、抽出まで、一杯のコーヒーが提供されるまでの過程すべてにこだわり、スペシャルティコーヒーが持つ魅力を伝える【uni sendagaya】。千駄ヶ谷の地に誕生したカルチャースポットから今後も目が離せません。

この記事を作った人

宿坊アカリ

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