美しい『囲箱』に心躍る! こだわりの地鶏を焼肉スタイルで楽しむ【鶏焼き肉 囲】で、春の新コースをいただく|六本木
「国立新美術館」からほど近い、東京・六本木にある【鶏焼き肉 囲】。古民家風の店内で、オリジナルの「きさ輝地鶏」を自分で焼きながら味わうことができる人気のお店です。そんな【鶏焼き肉 囲】では、2月から春の新コースの提供を開始しました。これからやってくるお花見の季節、桜が見える店内で春の味を堪能してみてはいかがでしょうか。
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良質な鶏肉をカジュアルに楽しめる鶏焼肉の店
希少部位を少しずつ食べられる『囲箱』と、飲める『地鶏の親子丼』は必食
『囲箱』も堪能できる、春の新コースを実食
良質な鶏肉をカジュアルに楽しめる鶏焼肉の店
お店のシグネチャーである『囲箱』の看板が目印
南麻布にある【鳥匠いし井ひな】に続き、大阪の名店【鳥匠いし井】の石井吉智氏と見冨右衛門氏が再びタッグを組んだ鶏専門の焼肉店【鶏焼き肉 囲】がオープンしました。高級化が進む焼鳥業界において、串打ちの工程を省き、客自身が鶏肉を焼く“鶏焼肉”という新しいスタイルで注目を集めています。
どこか懐かしさの漂う古民家風の店内。桜並木に面しており、お店はビルの2階に位置しているため、桜のシーズンにはお花見を楽しむこともできます(※予約必須)
座席はすべて掘りこたつ風のテーブル席。全11卓46席
前菜・鶏肉6種&野菜の盛り合わせが楽しめる『囲箱』3,300円~(予約必須)などのアラカルトメニューをはじめ、会食や宴会向きの「飲み放題2時間付 季節の囲コース」(10品 / 1万円)、土日のみ・17時までの早割「飲み放題2時間付 季節の囲コース」(10品 / 8,000円)とコースも多彩。さらに、30人超えの大人数の貸し切り宴会にも対応可能と、さまざまなシチュエーションで利用できます。
希少部位を少しずつ食べられる『囲箱』と、飲める『地鶏の親子丼』は必食
シグネチャーメニュー『囲箱』
『囲箱』3,300円~(予約必須)。単品としてだけでなく、コースの一品としても提供されます
【鶏焼き肉 囲】でぜひ食べていただきたいのが、お店のシグネチャーメニュー『囲箱』です。美しい見た目とインパクトのあるプレゼンテーションはもちろんのこと、お店のオリジナル地鶏「きさ輝地鶏」のさまざまな部位を少しずつ楽しめると人気のメニューです。
〆のメニュー『地鶏の親子丼』
『地鶏の親子丼』1,380円 ※アラカルトのみ
さらに、〆の一品としてオススメしたいのが、この『地鶏の親子丼』です。火入れを抑え、卵がゆるめに仕上げられており、絶妙にとろけた卵と柔らかくてジューシーな鶏肉は、お腹がいっぱいでもついつい食べてしまう“飲める親子丼”と言われています。コースには含まれていませんが、追加注文が可能なので、ぜひ食べてほしい一品です。
『囲箱』も堪能できる、春の新コースを実食
では、この日いただいた「きさ輝地鶏」が楽しめる春の限定コースをご紹介します。
「季節の囲コース」メニュー・『せりのおひたし』
・『空豆と蕪餡の茶わん蒸し』
・『梅しそむね肉』
・『囲箱』
・『鶏つくね』
・『鶏モモの揚げ出し』
・『地鶏の蒸し団子 生姜と青ねぎ餡』
・『鶏油そば』
・『鶏白湯スープ』
・『デザート』
※ドリンクは2時間飲み放題
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・アラカルトから追加『地鶏の親子丼』
『ガリサワー』
この日にいただいたのは、お店でも人気の『ガリサワー』です。ガリの味がしっかりと感じられ、ガリ好きにはたまらない一杯でした。私も思わずおかわりをしてしまいました。
『せりのおひたし』
春の新メニューということで、一皿目は『せりのおひたし』から。春を感じる爽やかな香りと、ほんのりとした苦みが特徴です。
『空豆と蕪餡の茶碗蒸し』
こちらも春の食材、空豆を使った『空豆と蕪餡の茶碗蒸し』。鶏白湯をベースにつくられており、鶏の旨みをしっかりと感じられます。
『梅しそむね肉』
キメが細かく歯ざわりが良いと評判の「京紅地鶏」の胸肉を使用。この胸肉を薄くスライスし、牛タンのように焼いて楽しむ一品です。梅肉のソースと大葉が添えられており、とてもさっぱりとした味わいが特徴です。
『囲箱』
※写真は4人前
「きさ輝地鶏」のももと胸肉と野菜が入った『囲箱』(※鶏肉は仕入れ状況により京紅地鶏を使用)。上段左から「もも」、「すなずり」、「燻製させた胸肉」、下段左から「手羽中」、「ふりそで」、「手羽元」が含まれています。野菜は季節によって異なります。
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「燻製させた胸肉」と「すなずり」は約2分、それ以外の食材は約4分焼きます
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にんにくがガッツリと入った醤油ベース「自家製醤油ダレ」
この「きさ輝地鶏」は、鹿児島・霧島の肥沃な大地でのびのびと育ち、力強い旨みを持つオリジナルの地鶏。さっそくいただいてみると、皮目がパリパリで、鶏の上質な脂がジュワッと染み出してきます。肉は適度な弾力がありながら、噛み応えは柔らかな印象です。全体的に淡白な味わいですが、爽やかな旨みが感じられ、脂もくどくなく、ヘルシーなおいしさです。
「すなずり」はごま油で味付けされているため、ほんのりとしたごま油の風味が漂います。コリコリとした食感も魅力です。「すずなり」以外は「自家製醤油ダレ」につけていただきます。この「自家製醤油ダレ」はガツンと効いたニンニクが特徴で、どうしても淡白になりがちな鶏肉に良いアクセントを加えてくれます。中毒性のある味わいです。
『とりつくね』
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荒めにカットされている分、焼く際に崩れやすいのでご注意を。ご自身で焼く際は、網目部分ではなく、網の端でじっくり片面4分ほどかけて焼きます。
軟骨をはじめ、様々な部位をミンチしてつくられている『とりつくね』。食感が出るようにあえて粗めにカットされているため、その食感のアクセントが心地よい。
『鶏モモの揚げ出し』
揚げ出し豆腐の鶏肉版である『鶏モモの揚げ出し』。外側がサクッと揚げられており、中はしっとり柔らか。一口食べると、ジューシーな旨みが口いっぱいに広がります。濃いめのおだしがアクセントとなり、お酒との相性も抜群です。
『蒸し団子』
生姜の香りが漂う『蒸し団子』は、お肉をたくさん食べた後にぴったり。生姜のさっぱりとした味わいが、口の中をリフレッシュしてくれます。
『鶏油そば』
心地よい満腹感で迎えた〆のメニューは『鶏油そば』。鶏肉のコースは淡白な味が続くため、少しジャンキーな味わいを求めて誕生したそうです。
細麺に鶏油が満遍なく絡み、しっかりとした味わいを感じられますが、濃すぎず、ずっと食べ続けられます。角切りの玉ねぎのシャキシャキとした食感や適度な辛みもアクセント。途中でブラックペッパーを加えるとスパイシーな味わいに、さらにお酢を加えるとまろやかな味わいに変化し、何通りもの味わいを楽しめる一品です。
『鶏白湯スープ』
ここにきて、再び鶏のうまさを体感させられる『鶏白湯スープ』。
『地鶏の親子丼』
アラカルトメニューから、人気の『地鶏の親子丼』を追加でオーダーしました。“飲める親子丼”と謳われるだけあって、とろとろの食感が特徴です。そのとろとろの卵とプリプリとした鶏肉が絶妙に組み合わさり、満足度の高い一品です。
デザート
この日は『いちごのシャーベット』 ※季節によって変わります
桜の咲く季節には、六本木の星条旗通りに面した大きな窓の先に聳え立つ桜の木が満開になり、店内からお花見をしながら食事を楽しめます
高級店が仕入れるブランド鶏の希少部位を、自分で焼くことでリーズナブルに味わえる【鶏焼き肉 囲】。春には和菓子も含めた「花見コース」も検討中とのことです。“鶏焼肉”という焼鳥とは異なるスタイルで、ぜひ鶏肉を堪能してみてください。
この記事を作った人
取材・文/嶋亜希子(ヒトサラ編集部)
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