ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2023.02.27食トレンド 旅グルメ

三重県・桑名の観光名所を巡りながら、ここだけのハイカラな食べ歩き体験を

古くは東海道の重要な拠点として栄えた三重県・桑名市。水と緑が豊かで、名産の「はまぐり」や全国屈指のテーマパーク「ナガシマリゾート」が人気を集めています。今回は2023年1月に開催された「桑名ハイカラツーリズムデジタルクーポンキャンペーン」に参加して、桑名の代表的な観光地を巡りながら、ハイカラを意識した新開発のスイーツを楽しむイベントに参加してきました。

※一部、現在取り扱いのないメニューがございます。

桑名

六華苑エリア

    六華苑

六華苑は、山林王として知られた実業家、二代目 諸戸清六の新居として明治44年に着工、大正2年に竣工されました。広大な敷地に、洋館と和館、蔵などの建造物群と「池泉回遊式」庭園で構成されたこの邸宅は、一部の改修と戦災を受けたものの、創建時の姿をほぼそのままにとどめています。なかでも洋館は、鹿鳴館などを手がけ「日本近代建築の父」とも呼ばれたイギリス人建築家であるジョサイア・コンドルが設計し、地方に唯一現存するコンドルの住宅作品として、注目されています。

【レストランロッカ】の『いろどりもなか』

    いろどりもなか

    『いろどりもなか』1,650円

目の前に出された途端に心が躍る鮮やかな彩りです。左奥は桑名の名産物であるハマグリを型取った最中の皮で、プレートの和菓子を乗せたり、はさんだり、つけたりして楽しめます。プレートの中心には、名物『伊勢茶モンブラン』が……! 着色料は不使用でこの色合い。伊勢茶を粉のままではなくペースト状にすることで色を出しています。モンブランのベースはさつまいも、伊勢茶の味がとても濃厚で、パンチのある香ばしい味わいが絶品です。

寺町商店街エリア

    寺町商店街

桑名市に古くからある「寺町通り商店街」。この日は雪でしたが、アーケードがあるので天候を気にせず食べ歩きが楽しめます。飲食店だけでなくいろんなジャンルのお店が集まっていて、毎月3と8がつく日の朝市「三八市(通称:さんぱち)」はたくさんの人で賑わいます。

【カフェ&雑貨 MAGO7(まごひち)】の『赤い薔薇のクリームソーダ』

    MAGO7

    『赤い薔薇のクリームソーダ』680円

フランス好きの店主・片桐さんが営むカフェで、センスのよいセレクト雑貨やフランスの紅茶が人気。片桐さんの温かい人柄も魅力的で、老若男女問わず人が集まる場所です。このクリームソーダを印象付ける赤い薔薇には、寒天を使用しており、メロンではなくグリーンアップルのフレーバーが一味違ってフレッシュな印象。素敵なインポート雑貨に囲まれていただくのもまたハイカラ気分を高めてくれます。

【MuGicafe】の『三色団子』と『クラフトこーら』

    MuGicafe

    『三色団子』750円

「桑名もち小麦」をご存知でしょうか? 桑名で生産される国産小麦で、単体でもっちりとした食感が楽しめるのが特徴です。その「桑名もち小麦」を使ったパスタやスイーツを楽しめるのがここ【MuGicafe】。『三色団子』はひとつひとつ手づくりで揚げており、外サクサク中もっちりで団子と名乗るのも納得できる一品です。

    『クラフトこーら』

    『クラフトこーら』750円

『クラフトこーら』は黒糖と甜菜糖をベースにスパイスからつくった本格派でいて無添加。プラスチック蓋の代用が「桑名もち小麦」のワッフルという嬉しいサプライズも。ストローは麦ストローを使用していて、徹底したサステナブルな姿勢まで素晴らしいお店です。

【BELIER】の『みかんジンジャー』

    みかんジンジャー

    『みかんジンジャー』450円

地元のフルーツ専門店「オオスミフルーツ」の果物を使用したスイーツと、青果問屋の新鮮な野菜を使ったサンドイッチが人気の【BELIER】。和モダンなデザインの店内も素敵です。『みかんジンジャー』は、生のショウガからつくった自家製ジンジャーシロップをベースに、フレッシュな青島みかんを合わせたドリンクで、ショウガの効いたビターな味わいとみずみずしいみかん本来の甘みがベストマッチ。テイクアウトにもオススメです。(イートインではサンドorデザート+ドリンクで50円引き)

【御菓子司 保々屋 寺町店】の『石取りパフェ』

    石取りパフェ

    『石取りパフェ』650円

さかのぼること大正時代、1920年創業の【御菓子司 保々屋 寺町店】は100年以上続く老舗和菓子店です。こちらのスイーツは「石取祭」をかたどったパフェ。「石取祭」は江戸時代初期から400年以上続く春日神社の初夏の祭で、鉦(しょう)や太鼓を打ち鳴らし「日本一やかましい祭り」と言われ重要無形民俗文化財にも指定されています。その祭車を最中で型取り、アイスクリーム、いちご、バターと、和菓子店の命ともいえる自慢のつぶあんとあわせています。

【餅菓子工房 大黒屋】の『ハイカラ三色白玉あずきん』

    『ハイカラ三色白玉あずきん』

    『ハイカラ三色白玉あずきん』580円

続いて同じくアーケード内にある【大黒屋】へ。こちらは1932年創業で現在3代目の店主・後藤さんが店頭に立っています。後藤さんの祖父が修業していたという【嶋小餅店】の醤油みたらし団子が名物で、独立の際に売り出したところ人気となり現在も看板商品となっています。そんな得意種目である団子をつかった今回のスイーツは、濃厚なソフトクリームに合わせるのに団子には白玉粉を使用し、柔らかく炊いたつぶあんときなこと合わせて、素朴ながらもよく計算された絶妙なバランスのおいしさです。

春日神社エリア

    春日神社

正式名称は「桑名宗社」、桑名神社と中臣神社の二つの神社からなる桑名の総鎮守です。その歴史は千年以上にわたり、二つの神社が睦まじく鎮座する姿から結婚式が盛んに行なわれてきたそう。織田信長や徳川家康からの神領の寄進をはじめ、歴代桑名城主から篤く崇敬された格式高い神社で、子孫繁栄、事業繁栄、厄除開運のご利益があると言われています。

【しろざけや茂三郎】の『ハイカラプレート』

    『ハイカラプレート』

    『ハイカラプレート』980円

夏はかき氷で賑わう人気店【しろざけや 茂三郎(もさぶろう)】。すべて店主・伊藤さんの手づくりだというこちらのプレートは、抹茶をベースとした鮮やかな緑色で全体がまとまっていて美しいです。アイスやシフォンケーキなどに使用する抹茶の茶葉は、産地として有名な愛知県・西尾のもの。香り高く、お茶のしっかりとしたまろやかな味わいが特徴です。左手にあるのは桑名名物の煎餅「たがね」で、香ばしくて絶妙な塩気が病みつき!

【とらや饅頭】の『焼き蛤 いちご』

    焼き蛤 いちご

【しろざけや 茂三郎】の伊藤さんも大ファンだという老舗和菓子店【とらや饅頭】は、江戸時代創業で、桑名において最も歴史のある和菓子店です。店名を冠した『とらや饅頭』のファンは多く、地元だけでなく観光客も多く訪れるお店です。こちらでいただいたのが『焼き蛤 いちご』。桑名の名産であるハマグリを型取ったしっとり生地の中には、つぶあん、生クリーム、いちごが入っています。手に持つとずっしり重みがあり、なんとあんこの使用量は50g! 今日のいちごは紅ほっぺで、絶妙な酸味が全体のバランスをとっています。

【THE KASUGA】の『あんバターフレンチトースト』

    『あんバターフレンチトースト』

    『あんバターフレンチトースト』

春日神社の境内に併設している会館をリノベーションしてオープンした【THE KASUGA】は、結婚式をはじめ、レストラン利用やラウンジ・カフェでのアフタヌーンティーなど、幅広いニーズにこたえるお店です。今回食べ歩き用に開発いただいた『あんバターフレンチトースト』、ふんだんに使われている紅ほっぺがインパクト大! 下にはあんバターが隠れています。フレンチトーストの卵は、四日市の「きららの里」を使用しており、その卵液にデニッシュパンを一晩つけています。バターの香りと濃厚な卵の風味、そしてしっとりとした食感が食べ歩きで楽しめるなんて贅沢ですね。

七里の渡跡エリア

    七里の渡

東海道にある53の宿場を指す「東海道五十三次」のうち41番目の宿場である名古屋・宮宿は、当時最大級の規模で、多くの人々で賑わっていました。その宮宿から42番目の宿場である桑名宿に行くには、船で海路を行かねばなりません。その距離は当時の単位で七里だったため、ここが「七里の渡し」と呼ばれています。シンボルの大鳥居は「伊勢国一の鳥居」と称され、伊勢神宮の遷宮ごとに建て替えられています。

【柿安精肉本店】の『口福堂のあんバターサンド』

    『口福堂のあんバターサンド』

    『口福堂のあんバターサンド』324円

日本全国でも圧倒的な知名度を誇る「柿安」。本店が桑名にあるのはご存知でしょうか? 明治4年創業の老舗肉店ですが、「口福堂」というブランド名で和菓子も手掛けています。昔ながらの製法はそのままに、懐かしく素朴な味を気軽に楽しめるよう、店頭でひとつひとつ仕上げています。数多く店舗を持つ柿安のなかで、唯一ベーカリー部門を持つ【柿安精肉本店】の強みを生かした『あんバターサンド』が今回のメニュー。口福堂から仕入れたつぶあんを、バターと卵をふんだんに使用した自家製のブリオッシュでバターとはさみ、コロンとしたフォルムがなんともかわいい。絶妙な大きさは食べ歩きにもぴったりです。

【宿場の茶店 一(ハジメ)】の『瓶どら』

    『瓶どら』

    『瓶どら』900円

さて、食べ歩きももうラストです。「七里の渡跡・一の鳥居」目の前のこぢんまりとしたお店で、自家製のどら焼きが人気です。そのどら焼きといちごを合わせて瓶に閉じ込めたのが『瓶どら』。どこから見ても綺麗な見た目にそそられます。マットなテクスチャの生クリームのふたの下にはしっとりとしたどら焼きが入っており、つぶあんの自然な甘みが優しい味わいです。ドライフルーツやコーンフレークも入っていて、一口ごとに味が変わるので食べ飽きず、ペロリと食べてしまいます。

着物と袴を着て、たくさんのご当地スイーツをいただきながらの観光は、やはりここ桑名ならでは。食も観光も一度に楽しみながら素敵な写真も撮れるハイカラツーリズム、一度体験してみてはいかがでしょうか。

この記事を作った人

撮影/河田 卓也 取材・文/宿坊 アカリ

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(5/17~5/23)

エリアから探す