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更新日:2017.05.23グルメラボ

行楽の季節、おいしいものを「狩り」にいこう!

春から始まる本格的な「くだもの狩り」シーズン。定番のイチゴ、サクランボをはじめとして、「野菜狩り」も人気です。今回は、旬の味覚を堪能できる観光農園の魅力に迫ります!

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生産者たちの努力と工夫で成長した観光農園

 くだもの狩り・味覚狩りが楽しめる観光農園の歴史は、戦後間もなく始まりました。発祥の地といわれているのは福岡県久留米市田主丸町。まだまだ産業も少ないなか、農園で名物の柿の直売を開始し、やがてカゴを持ってお客さんが自分で収穫するという現在のスタイルに変化していったようです。

 田主丸町は巨峰開植の地としても知られており、当初は市場から閉め出されていた巨峰を「食べに来て知ってもらう」ことを目指し、生産者たちが努力を続け、巨峰観光農園が人気となりました。やがてそれが昭和30年代の空前のくだもの狩りブームへとつながっていきます。

1年中楽しめる味覚狩りは家族連れに好評。外国人観光客にも人気

 観光農園の魅力はなんといっても新鮮な農産物をその場で味わえること。自分で収穫したものは美味しさも格別です。農園によってはさまざまな品種を食べ比べできることも。自然に囲まれたなかで、くだものや野菜が実っている姿を見られるのも、「食育」として家族連れに好評です。

 近年では、東南アジアからの観光客に、土地の自然や地元の人とふれあえるアクティビティとしても人気を集めているのだとか。

そんなくだもの狩りのシーズンは以下のとおりです。

狩りを快適に楽しむための心得を知る

 せっかく出かけても十分な収穫にありつけなかった……。そんな失敗を防ぐために、味覚狩りを楽しむためのコツをご紹介します。

 狩りのターゲットを決めたらまずは予約。そもそも予約制の農園も多く、天候の影響などで営業をしていない場合もあるので、訪れる前に連絡をしましょう。服装は汚れてもいいモノを選び、スニーカーなど動きやすい靴がオススメです。
 
 畑で収穫したものをその場で食べたりもするので、ウェットティッシュ、レジャーシート、包丁やまな板、取り分け用の皿などを持参すると便利です。また、天候によっては帽子、虫除けスプレーなどもあるとよいでしょう。ただし、あまり大きなカバンを持ち歩いていると、作物を傷つけてしまうこともありますので、荷物はなるべく最小限に。

 自然のなかで風や土のにおいを感じ、生産者に正しい収穫方法や見分け方を聞きながら、たわわに実った果実をもぐ……。それは、お店に並ぶパックされた商品を食べるだけでは得られない、貴重な体験です。舌、目、鼻、手、体全体で楽しめる観光農園。今年の春はぜひ美味しいもの狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。

この記事を作った人

取材・文/塩川千尋(フリーライター)

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