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更新日:2018.05.17グルメラボ

蕎麦屋が提案する、だし香る親子丼専門店【おやこどん きだ】大阪/北摂

北摂の人気店【蕎麦屋 木田】の2号店は、なんと親子丼専門店。2017年9月にオープンした【おやこどん きだ】です。地元の厚い支持を得てきた名店の新たな試みとして、注目を集めています。蕎麦屋ならではの、だしの効いた丼と共に、手間ひまかけた酒肴も充実した一軒です。

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蕎麦屋だからこそできる親子丼専門店

    白壁に丸窓を配したシンプルな店構え。店内はカウンターのみ

吹田市の閑静な住宅街・桃山台に、10年前に開店した【蕎麦屋 木田】。千葉の蕎麦屋で修業を積んだ店主・木田伸也さんが打つ、本格派の蕎麦がお値打ちで楽しめる、北摂の人気店です。
節目の10年目を迎え、「これを機に、思い切って新しいことに挑戦したい」と木田さんが構えた2店目は、意外にも親子丼専門店。一見、思い切った試みに思えますが、「修業先のお店では、手打ちうどんや丼も作っていました。最近は出している店も少ないですが、だしがしっかり効いた丼ものも楽しんでもらいたい」と木田さん。
当時の経験を生かした、蕎麦屋だからこその親子丼は、この2号店だけのために考案された一品です。

厳選素材の旨味を生かす“だしの力”

    具材の下にさらに卵黄が。丼は持ち帰りもOK

丼の蓋を開けると、湯気と共に立ち上る芳しい香り。産地まで赴いて吟味した「ひょうご味どり」の心地よい弾力と香ばしい肉汁に、とろりと玉子の風味が溶け合い、中に隠れた卵黄を絡めると、さらにまろやかさが増します。

    本店の蕎麦も一緒に楽しめる、贅沢な親子丼とせいろそばのセット

何より、本枯節を中心に取った正調関東風のだしと、濃口醤油を使ったキリッと辛いかえしが醸し出す、濃密な旨味が蕎麦屋の丼の真骨頂。後を引く味わいに、つい「もう一口」とどんどん箸が進みます。
「鶏肉や卵も大事ですが、この濃厚なダシが味の決め手。今になって、修業時代の経験も生きていますね」という、まさに木田さん入魂の一杯です。

日本酒がすすむ、季節替わりの酒肴

  • 低温で火を通し、しっとりと仕上げた『京鴨チャーシュー』

  • 半生の火入れが絶妙な『飯蛸柔らか煮』

【おやこどん きだ】は夜のみの営業とあって、蕎麦屋でも提供する定番の酒肴に加え、この店限定の季節替わりの酒肴『ちょこっとおつまみ』も用意。じっくり低温で火を通し、肉の旨味を凝縮した京鴨のチャーシューや、新鮮な磯の風味を生かした飯蛸の柔らか煮など、手の込んだ一品が揃います。
日本酒も、常時4~5種をラインナップ。だしの芳香が満ちるカウンターで杯を片手に、蕎麦前ならぬ“丼前”を楽しむ、この店ならではの趣向も存分に味わいたいですね。

【おやこどんきだ】

電話:06-6846-2234
住所:大阪府豊中市中桜塚3-10-2 豊洋ビル1F
アクセス:阪急岡町駅から歩10分
営業時間:17:00~21:00(L.O.)
定休日:火曜・第4月曜日

この記事を作った人

取材・文/田中慶一(フリーライター)

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