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更新日:2018.09.18食トレンド

自然の恵みを味わい、幻の樽生ビールを楽しめるスペイン風バル【バルテッラ】

京橋駅や銀座一丁目駅から歩いてすぐ。大都会のなかで気軽に立ち寄れる隠れ家的なスペイン風バルが【バルテッラ】だ。この界隈の若いサラリーマンやOLグループのお仕事帰りの社交場として利用されるだけでなく、恰幅の良い年輩の美食家や、噂を聞きつけた外国人なども訪れ、さまざまな人々にひとときの“憩い”を提供し続けている。

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1人で訪れる女性も多い「おいしい、楽しい、体にいい」酒場

    スペインの大衆的なバルをイメージした店内は落ち着いた雰囲気

 スペインのバルをイメージした店内はカウンター8席、テーブル5席、テラス席10席を設置。決して広くはないが立ち飲み感覚で「ちょいと一杯」と気軽に利用する人もおり、1人で訪れる女性が多いのもこの店の特徴だ。

 店名の由来はスペイン語とイタリア語を合わせた造語で、「大地の酒場」という意。飲料も食材もすべては大地からの恩恵であり、そうした自然の恵みに対して敬意を表して命名された。それだけに店のコンセプトは“おいしい、楽しい、体にいい”。

    2014年のオープンから提供する名物のお通し。通称『豚バラ肉ぐるぐる巻きのアンチョビソースかけ』

「信州の在賀農園をはじめ、茨城や青森、高知など全国各地の契約農家から、無農薬で育てた野菜を取り寄せています。旬によって産地も変わり、季節限定メニューも用意しています」とオーナー兼店長の村上嘉一さん。

仕込みは丁寧に、調理はシンプルな新鮮野菜を味わう

    季節限定メニュー『在賀農園のししとうの素揚げ』520円

    通年8種類以上の野菜が並ぶ『季節野菜のバーニャカウダ』980円

 美味しく育ったみずみずしい野菜を使ったタパス(スペインの小皿料理)が多く、岩塩でさっぱりといただく『冷やしトマト(580円)』や、『グリーンサラダ(880円)』などがそろい、オススメの『季節野菜のバーニャカウダ』は彩り豊かな8種類上の旬な野菜が皿に並ぶ。野菜本来のうま味を堪能してもらうため、素材の個性によって仕込みを変えて、あるものは生で、あるものは下茹でするなど、手間ひまをかけて提供。長らく常連の愛好メニューとなっている。

 今回の取材では、特別に季節限定メニュー『在賀農園のししとうの素揚げ』も登場。長さ10センチ以上はある大ぶりのししとうが供されると、そのサイズ感に取材陣から「おおー!」という驚きの声が上がり、話題を独占!? 板状の岩塩の上に置いて塩分をしみこませるという食べ方もインパクトがあった。

店とお客さんを繋ぐ、大切な役割を果たす『アサヒ マルエフ』

    『アサヒ マルエフ』620円。長きに渡って受け継がれる樽生ビールブランド

 そんな「バルテッラ」では店の看板であるビールにもこだわり、樽生ビールの『アサヒ マルエフ』を提供している。
 
「キレがあるのにコクがある。それとどんな料理にも合う味わいが魅力ですね。限定販売だったことで珍しい樽生ビールが飲めるという希少価値もあって、うちのウリにしています。最初に提供するとお客さんがどんな銘柄かわからないことが多く、説明すると『こんなビールがあったのか』って、ほとんどの方が感動してくれるんです。そうしてビールを通じて会話が広がる。マルエフは店とお客さんを繋ぐコミュニケーションとしても、大切な役割を果たしてくれています」。

 マルエフをベースにアレンジした季節限定の『自家製ジンジャービール(880円)』や『ドライジンジャー(680円』もおすすめだ。

「高知産のショウガを使っています。他のビールでも試してみましたが、何か物足りない。マルエフはコクがあってキレがあるので、ジンジャーが引き立っておいしくなるんです。とても相性がいいんですね」

    ビール7、泡3の割合が黄金比。泡は多めに注入して粗い泡を捨てる

    仕上げに氷水にくぐらせて側面の泡を落としつつ、さらに冷やす効果も

 村上さんをはじめスタッフは、マルエフの提供に細心の注意を払っている。まずビールグラスを専用のシンクに漬けておき、注文が入ると氷水に入れてよく冷やす。これはグラスを単に冷やすためだけではなく、グラスの表面を滑らかにして、ビールがよく滑るようにするためでもある。注ぐ際にはサーバーのホース先端部分に残ったビールを捨ててから、その後に45度にグラスを傾けてビール注入。ビール7対泡3の割合で入れるのだが、泡は少し多めに入れて敢えて上部の泡を捨てるのがポイントだ。

「こうすることで粗い泡がなくなり、きめ細かい泡が残ってクリーミーな口当たりを感じることができるんです」

 泡を捨てると、仕上げにもう一度氷水にグラスをくぐらせて、ようやくテーブルやカウンターに運ばれる。

    丁寧に仕上げた自慢の『おつまみローストポーク』680円

「さわやかで心地良い香りが楽しめて、余韻もいいのでぜひ味わってください。スタッフ全員が少しでおいしく飲んでいただきたいという気持ちで、工夫や手間を惜しまない。それは店の自慢でもあります」

 こう話す、村上さんは野菜とともに店の二大看板メニューであるローストポークも紹介してくれた。季節に応じて旬な素材を厳選して仕入れ、ハーブを仕込んで、オーブンでじっくりと焼き上げた自慢の逸品。グループ用は1500円~。ちょいと一杯のつまみなら『おつまみローストポーク(680円)』がリーズナブルで嬉しい。

    慎重かつ迅速にビールを注ぐ、オーナー兼店長の村上嘉一さん

 厳選した体に安心の料理と、コミュニケーションを生む希少性の高いビール。そして、スタッフによる真心をこめた仕事がスパイスとなり、この店の魅力をさらに大きなものしている。「おいしい、楽しい、体にいい」酒場では、今夜も誰かが笑っているだろう。

    20名から貸切もでき、打ち上げや女子会にも利用されている

    東京メトロ京橋駅、銀座一丁目駅から徒歩2分とアクセスも便利な立地

【Bar Terra (バル・テッラ)】

電話:03-3275-1082
住所:東京都中央区京橋3-4-4
アクセス:東京メトロ「京橋」駅、「銀座一丁目」駅から2分
営業:[月~金]17:00-24:00、[土]17:00-23:00
定休:日、祝日

【取材協力】 アサヒビール株式会社

この記事を作った人

取材・文/内山賢一 写真/佐藤顕子

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