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更新日:2019.09.02グルメラボ

コーヒーを知り尽くしたバリスタが選ぶ、都内のコーヒースタンド5選

いま流行りのコーヒースタンド。いっぱいあるけど、どのお店が本当においしくて居心地がいいのか──。バリスタとして活躍している、コーヒーのプロ“ぎっさん”に、これから人気が出てきそうな都内のコーヒースタンドを5店舗紹介してもらいました。

コーヒーを知り尽くしたバリスタが選ぶ、都内のコーヒースタンド5選

秋葉原【KIELO COFFEE】

ここが日本とは思えない! 北欧の雰囲気で極上の一杯を味わうコーヒースタンド

    神保町にある「Glitch Coffee and Roasters」の豆を使った『ハンドドリップコーヒー』450円(税込)

    神保町にある「Glitch Coffee and Roasters」の豆を使った『ハンドドリップコーヒー』450円(税込)

上野、秋葉原エリアに2019年3月にオープンした【KIELO COFFEE】は、上質な浅煎りのコーヒーを味わえる貴重なお店。北欧をイメージした店内は清潔感があり、非常に居心地が良いです。

  • 店内の壁には「再ひ幸せが訪れる」という花言葉を持つスズランのイラスト

    店内の壁には「再ひ幸せが訪れる」という花言葉を持つスズランのイラスト

  • コーヒーの味を引き立たせる『シナモンロール』300円(税抜)

    コーヒーの味を引き立たせる『シナモンロール』300円(税抜)

kielo coffeeのコーヒーの特徴は、「glitch coffee」と「single O」の2種類のコーヒーという2つのロースターのコーヒーを扱っていて、浅煎りでコーヒーの産地特性をしっかり味わうことが出来る点。コーヒー本来のフルーティーで上質な酸味などを感じることが出来ます。

蔵前【COFFEE NOVA】

まるで家にいるかのような安心感。アットホームな雰囲気が漂うコーヒー屋

    独自にチューンナップした焙煎機を使用して豆を引いたコーヒーと人気の『あまおうサンド』

    独自にチューンナップした焙煎機を使用して豆を引いたコーヒーと人気の『あまおうサンド』

蔵前はカフェ激戦区の1つですが、その中でも1番オススメなのが【コフィノワ】です。幅広いコーヒー豆のラインナップがあるので、ここに来れば必ず自分好みのコーヒーに出会うことができます。

    平日は朝8:30からオープン。朝活でも利用できる、使い勝手のよいカフェ

    平日は朝8:30からオープン。朝活でも利用できる、使い勝手のよいカフェ

古き良き喫茶店の雰囲気を残しつつ、『あまおうサンド』や『エスプレッソバナナシェイク』など、今風のメニューも積極的に展開しており、老若男女問わずに愛されています。スタッフの対応も丁寧で居心地が良く、通ってしまいます。

東高円寺【喫茶室ミミタム】

喫茶店が今風に。古き良き喫茶店文化を現代風にアレンジした喫茶室

    別々のロースターさんの豆のブレンドしたミミタムブレンドを使用した『カフェラテ』500円(税抜)

    別々のロースターさんの豆のブレンドしたミミタムブレンドを使用した『カフェラテ』500円(税抜)

カフェの「洋」の部分と喫茶店の「和」の部分が融合した喫茶店は、個性的なお店の多い高円寺にピッタリです。バリスタ兼オーナーの栁美澤さんは腕も業界屈指で、スペシャルティコーヒーを使用したハンドドリップやカフェラテなどのカフェメニューを堪能出来ます。

    夫婦で営む喫茶室。バリスタによる本格的な珈琲の他、自家製食パンを使用した軽食も人気

    夫婦で営む喫茶室。バリスタによる本格的な珈琲の他、自家製食パンを使用した軽食も人気

また、ナポリタンなどの喫茶店の定番メニューをミミタム風にアレンジした食事やスイーツメニューも充実。喫茶店という古き良きカフェ文化を、今風にアレンジして表現されているところに新しさを感じます。

中板橋【1 ROOM Coffee】

店主の絶妙な距離感が堪らない、居心地の良さが抜群カフェ

    名店の食パンをつかった絶品『あんバタートースト』550円(税抜)、しっかり苦味のあるエスプレッソで作られた『カフェラテ』500円(税抜)

    名店の食パンをつかった絶品『あんバタートースト』550円(税抜)、しっかり苦味のあるエスプレッソで作られた『カフェラテ』500円(税抜)

カフェ好きなら一度は訪れてほしいのが、こちらの【1 ROOM Coffee】。地方からわざわざ訪れるお客さんもいるほどファンの多いお店です。私が1番好きなのは店主さんとお客さんとの距離感。近すぎず遠すぎず、心地良い空間を店主がつくり出しています。

    ウッドデッキになっている入り口。テーブル席でゆっくり休むことができ、奥にはワークショップやギャラリーなどで使用するエリアもある

    ウッドデッキになっている入り口。テーブル席でゆっくり休むことができ、奥にはワークショップやギャラリーなどで使用するエリアもある

コーヒー、トースト、スイーツどれをとっても美味しいのも魅力。コーヒーは、シングルオリジンの豆を【KUSA.喫茶】などから仕入れ、フレンチプレスで抽出しています。心から居心地が良いお店と言える数少ないお店の1つです。

<閉店>高円寺【チーズ喫茶 吾輩は山羊である】

チーズとコーヒーの融合!2人のプロフェッショナルが奏でる超個性派の喫茶店

    『クリームフロマージュラテ』550円(税込)はクリームからほんのりチーズが香る珍しい珈琲

    『クリームフロマージュラテ』550円(税込)はクリームからほんのりチーズが香る珍しい珈琲

お店の名前にインパクトがあるな、と思って通いはじめたのですが、いつの間にかファンになってしまったお店です。「わがやぎ」の愛称で呼ばれているこちらのお店は、チーズ珈琲などのチーズを使ったメニューがオススメです。

  • 1階はカウンター席、2階はテーブル席。どこか懐かしい雰囲気が心地いい

    1階はカウンター席、2階はテーブル席。どこか懐かしい雰囲気が心地いい

  • 『チーズ喫茶のカスタードプリン』はカスタードプリンに2種のチーズを合わせた逸品

    『チーズ喫茶のカスタードプリン』はカスタードプリンに2種のチーズを合わせた逸品

チーズのプロフェショナルである店主と女性焙煎士の2人で営んでいます。チーズと珈琲って相性が良いのか?と最初疑問に思っていましたが、実際に味わってみるととてもおいしくてクセになる味わいでビックリしました。メニューも豊富なので、全てのメニューを制覇したくなります……。

<閉店>【チーズ喫茶 吾輩は山羊である】
電話:03-5364-9357
住所:東京都杉並区高円寺北3-1-12 高円寺ビル
最寄り:高円寺駅
  

プロだからこそ知っているコーヒーの名店、いかがでしたか。これからは読書・食欲の秋ですから、おいしいコーヒー、和める空間は必須です。ぜひ行ってみてください。

この記事を作った人

ぎっさん

バリスタ(JBAライセンス取得) バリスタとして仕事をする傍ら、年間200店舗以上カフェ巡りをし、カフェのある生活を楽しんでいただきたいという想いでブログやSNSで情報を発信中

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