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趣ある囲炉裏の間で供される、季節感と独自性にあふれる料理|京都・北山【京 上賀茂 御料理秋山】

地下鉄烏丸線「北山」駅から徒歩圏内ながら、山々を背景に、古民家をほぼそのままに改築した構えの【京 上賀茂 御料理秋山】。スペシャリテ的位置づけの黒米のお粥をはじめ、意外性たっぷりの逸品は京料理の懐の深さがしみじみと。一期一会の茶の心を大切にしたおもてなしに、心地よい時間が流れます。

京 上賀茂 御料理秋山の囲炉裏

古民家の佇まいをそのままに、侘びた風情が魅力

    京 上賀茂 御料理秋山の外観

    「京に田舎あり」と感じさせてくれる、趣たっぷりの外観はモダンで落ち着いた印象

京都市営地下鉄烏丸線「北山」駅から徒歩で12分ほど。生垣に囲まれ、外の喧そうから隔絶された築約80年の古民家を利用したのが【京 上賀茂 御料理秋山】です。その佇まいは郷愁を誘い、「このお店を目的に京都旅行を計画しよう」。そんな価値を見出すのにふさわしい一軒として親しまれています。

    京 上賀茂 御料理秋山の囲炉裏

    プライベート感に包まれた囲炉裏の間。これから始まる美食の時間に胸が高鳴ります

まずは囲炉裏のある待合へ。これから席を共にする方たちとお茶を飲みながらホッとひと息、全員がそろったところでカウンター席へ移動します。12席のカウンター越しの調理場は黒の塗り壁になっていて、モダンで落ち着いた印象。夜は再び待合にて、最後に店主の秋山さんの点前で抹茶とお菓子をいただきます。

地場の野菜とそれに合う魚や肉を用いた、健康的な料理

    京 上賀茂 御料理秋山の一品

    主に京都近郊の食材を用い、野菜は店主自ら毎朝収穫。その日ごと、季節ごとにメニューが変わる

秋山さんは、地場の野菜とそれに合う魚や肉を用いた健康的な料理をモットーに仕入れにより献立を考え、素材同士やだし・ソースと料理との組み合わせなど、時に伝統的に、時に自由に、独自の味わいを提供しています。デザートの前におくどさん(かまど)で炊かれる土鍋ご飯は香ばしいおこげがたまらない、お店の名物です。
唯一無二の味わいの中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!

    京 上賀茂 御料理秋山の美山の鹿の炭火焼

    鹿肉に対する概念が変わり、そのおいしさを再発見させてくれる『美山の鹿の炭火焼』

濃厚な旨みをもちながら、あっさりとした肉質が特徴の美山産鹿肉を香ばしい一皿で表現した『美山の鹿の炭火焼』。新鮮なお肉の間に「奈良漬け」を挟んだのは、食感の違いを楽しんでほしいという店主の遊び心。鹿肉はちょっと苦手という人はその概念が変わり、もともと好きだった人にも味の新発見がある、彩り豊かな逸品です。

    京 上賀茂 御料理秋山のお造り

    店主の目利きと技で、四季折々の魚の旨みを最大限に引き出す『お造り』

新鮮な魚介を、主に熟成させることで旨みと甘味ののった状態で提供する『お造り』。シンプルに魚そのものの旨みを味わうのはもちろん、締める、炙るなどのさりげない匠の技が光ります。店主オススメの日本酒をゆっくりいただきながら、兵庫・明石から直送される旬の恵みを心ゆくまでどうぞ。

    京 上賀茂 御料理秋山の太刀魚の酢洗いりんご酢がけ

    香り豊かに旬のタチウオを味わいつくす『太刀魚の酢洗いりんご酢がけ』

旬を迎えたタチウオの身は塩と酢で締め、柚子、ルッコラ、水菜でさっぱりと和えました。となりに添えられたのは、炭火焼きの香りをまとったタチウオの皮と、滋味深い中骨でとった特製のスープ。旬の恵みをあますことなく堪能できます。

未知との遭遇のような、個性あふれる逸品もぜひ

    京 上賀茂 御料理秋山の黒米のお粥

    お粥というよりスープ。まるで未知との遭遇のような『黒米のお粥』はリピーターに愛される一品

夜の定番となっているのが『黒米のお粥』。黒米をすり潰しペースト状にした中にシャキシャキとした長芋、もちもちの生麩などが入っています。お米の風味がやさしく口に広がっていきます。「お米というよりスープ!?」と、これを楽しみに足を運ぶ常連さんも多いお店自慢の一品です。

サプライズを織り交ぜながらの京料理、そしてカウンター越しに見える料理人の包丁さばきを堪能。時に店主・秋山さんの軽妙なトークで楽しませながら、高級感と寛ぎを併せ持つ【京 上賀茂 御料理秋山】。家族で過ごすひとときや大切な接待など、さまざまなシーンにフィットする名店です。

料理人プロフィール:秋山 直浩さん

    京 上賀茂 御料理秋山の料理人

1971年大阪生まれ。幼少の頃の食品アレルギーをきっかけに、自然と料理への関心を高め、高校卒業後に辻調理師専門学校へ。【京都吉兆】【花吉兆】で13年間腕を磨き、「お客様と顔を合わせ、話をしながら料理をしたい」との思いから2006年に独立。 “京都らしい、自分らしい料理”を提供することを大切にしている。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください

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ヒトサラ編集部

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