ヒトサラマガジンとは RSS

※閉店※〈行ってみた〉罪悪感、ゼロ麺。【赤坂RedSix】

こんにちは。水曜担当の宿坊です。
麺界ではホットなスポット「赤坂」に2020年、また気になるお店がオープンしました。それが今回紹介する【赤坂RedSix】さん。さまざまなホテルの中国料理店で研鑽を積んだ高橋シェフのつくる『鶏そば』は絶品でした……!
※このお店は閉店いたしました。

【赤坂RedSix】外観

この記事を書いた編集部員
ヒトサラ編集部 宿坊

ヒトサラ編集部 宿坊

夏生まれ、夏育ち。いま一番たのしみにしていることは梅雨明けです。暑い外気から涼しい店内へ逃げ込み、さわやかに冷麺をすすりたい。

名店【赤坂璃宮】で料理長を務めた高橋シェフのお店。ディナーは完全予約制でコース料理を提供していながらも、ランチではリーズナブルな『塩そば』を中心とした麺たちがいただけます。個人的な話ですが、「ラーメン」より「中華そば」の響きが好きなタイプです。

    【赤坂RedSix】メニュー

    シンプルで魅力的なラインナップ。赤坂といえばの『担々麺』も

こぢんまりとしていながらも、オープンキッチンが開放的な店内でメニューとにらめっこ。やはり『塩そば』が気になるけれども『担々麺』もおいしそう。冷やしもある。でも熱いスープをすすりたい気持ちも……。と悩みましたが、『塩そば』の上に鶏もも肉がのった『鶏そば』をオーダーしました。

    【赤坂RedSix】料理

    『鶏そば』900円

美しい緑の器で運ばれてきました。ああ……。キラキラと輝く透き通ったスープ、見るからに元気がありそうな水菜、上質な脂が乗ったお肉。これをオーダーしてよかったです。想像の何倍もの幸福感に包まれます。

  • 【赤坂RedSix】料理

    ぷりんぷりんのお肉は見た目からジューシーさが伝わります

  • 【赤坂RedSix】料理

    つぶつぶが見える麺は「超多加水全粒粉麺」を使用

まずはお肉をいただきます。見た目どおりぷりっぷりで、口の中でふわりとほどける肉質。そして上品な脂が甘くとろけます。麺はストレートに近く、少し平たい印象。ツルツルでコシがあり、穀類の香りがしてなんだかヘルシーな気分になってきます。

    【赤坂RedSix】料理

    黄金のスープを罪悪感なく飲み干します

ドキドキしながら味わったスープは、至高としか言いようがありませんでした。3種の塩と4種のかつお節、昆布、シイタケを使った天然和だしに、鯛の旨みを加えたというスープは、旨みが奥深く、しかしあっさりとしていて、疲れた五臓六腑にしみわたります。スープ単品として出てきてもだれも疑問を持たないであろうクオリティです。

ふだんはラーメンのスープを飲み干すのに抵抗感しかないのですが、一片の迷いもなく飲み干した私をだれも責めはしないでしょう。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部・宿坊 アカリ

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(12/1~12/7)

エリアから探す