「ちょっとよそゆきの朝ごはん」でとっておきの時間を過ごせます|代々木公園【プルミエメ】
ルーティンになりがちな朝食が少し特別なものだったら、シャキッと心地よい1日を迎えることができるはず。そんな普段以上の一皿が登場するのが、今年5月1日にオープンした【プルミエメ】です。しかも終日、コンセプトである“ちょっとよそゆきの朝ごはん”を楽しめるから、ほっとリラックスしたいひとときにもぴったり。
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極上の食パンを鉄板で焼き上げたトーストメニューが自慢
映えるヴィジュアルのスイーツ&ドリンクに心躍る!
シーンを選ばない空間と厳選アイテムが居心地のよさを演出
極上の食パンを鉄板で焼き上げたトーストメニューが自慢
光が差し込む明るいメインフロアはカウンターとテーブル、スタンディング席を配し、奥には個室がある。
代々木公園駅からわずか徒歩1分というビルの2階にある【プルミエメ】。駅近の好アクセスながらあえて看板を出さず、落ち着いた隠れ家として構えています。とはいえ〝ちょっとよそゆきの朝ごはん〟を目指す人足は絶えず、早くも人気カフェの仲間入り!
訪れる人々を惹きつけるのは、SNSでも話題のフォトジェニックなメニューです。
『ムイエットプレート』
食パンは1枚200円で追加も可能。『ムイエットプレート』1,600円
こちらの看板メニューは、フランスでは定番の朝食という『ムイエットプレート』。スティック状にカットされたトースト「ムイエット」に白と赤2色の超半熟卵、デュカスチーズ、ベーコン、彩りよい季節野菜のデリなどを盛り合わせたワンプレートです。
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白米で育てた鶏が生んだ北海道産の白い卵、千葉葉県産の赤い卵。食べ比べも楽しい2種類
添えられた器具で卵の殻をこつんと割り、とろける黄身をトーストに絡めていただく一連の作業が何とも楽しい!
『極厚鉄板チーズトースト』
たっぷりチーズがお好みなら、プラス700円で倍量にできる。『極厚鉄板チーズトースト』1,500円
スマホを構えて動画を撮りたくなってしまうのは『極厚鉄板チーズトースト』です。厚さ5㎝というトーストに、目の前で熱々のチーズをかけてくれます。そこにドライオレガノを潰しながら散らし、はちみつをたらすと堪りません!
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「トーストと同じく、鉄板上でとろりと溶けるまで熱したチーズは、食欲をくすぐる香りが立ち上る」
スイス産ラクレットとオランダ産モッツアレラをブレンドしたチーズは、ミルキーさとコクのバランスがよく、オレガノの香りがいいアクセントに。食パンは2~4㎝まで厚さが調整できるので、デザートに別腹を空けておきたい人もご安心を。
他にも、ノンシュガー卵液にくぐらせたフレンチトーストにデリなどを添えた『お食事フレンチトーストプレート』や、ふんわり焼き上げたオムレツをのせた『鉄板オムレツプレート』などがあります。
目の前の鉄板で素材が焼き上がっていくカフェらしからぬ臨場感も楽しい
朝食にトーストはごく一般的ですが、「ちょっとよそゆき」の理由は素材にも焼き方にもあります。
使われているのは、高級食パン専門店【考えた人すごいわ】のプレーン食パン「魂仕込」。キッチンを囲むカウンターには鉄板が配されていて、食パンやベーコン、オムレツなどはここで焼かれているのです。
鉄板で仕上げたトーストは、表面がこんがりサクッ、中はふっくら柔らかな口当たり。
グラスワインの銘柄は常に入れ替わる。左から「ピンク2019」1,200円、「エミネンス ピノ・ノワール」1,400円。国産ビール「ガージェリー」はエックスエール、ウィートともに900円
贅沢なワンプレートメニューは、アルコールと一緒にゆったり楽しんでもOK。ワインは自然派のものをグラスで用意されています。ビールは飲食店にしか卸していないプレミアムな「ガージェリー」を。ドリンクのセレクトにもこだわりが光ります。
映えるヴィジュアルのスイーツ&ドリンクに心躍る!
香り高いオリーブオイルはプラス150円で2倍増量が可能。『季節のロングミルフィーユプレート』1,800円
こだわり尽くしたスイーツも必食です。
お皿いっぱいのサイズに目を見張ってしまう『季節のロングミルフィーユプレート』。パイの長さはなんと22㎝! 丁寧に手折りしたパイは、惜しまれつつ閉店した【9STORIES】の名物ミルフィーユを考案した石崎優磨さんが手掛けたもの。
オーダーが入ってから、パイに自家製カスタード&クリーム、季節のフルーツ、ジュレをあしらって作り上げるから、パイのサクサク食感とフルーツの瑞々しさを存分に味わえます。
いまの時期はシャインマスカットにジンのジュレを添えて。
ソーダ割り、水割り、お湯割りから選んで楽しめる。「季節のヴィネガー」800円
ノンアルコールドリンクはハンドドリップコーヒーや水出しのコールドブリューをはじめ、有機抹茶クリームソーダ、無添加の温州みかんジュースなどバラエティーに富んでいます。
自家製のフルーツヴィネガーを提案している【Vinegar Bar Banksia】が漬けた『季節のヴィネガー』を使ったヘルシーなドリンクは、フルーツの彩りが映えます。
この日はアールグレイオレンジヴィネガーをソーダ割りにして、すっきり爽やかなのど越しでクールダウン。
シーンを選ばない空間と厳選アイテムが居心地のよさを演出
2~4名利用で予約可能な個室。使用料は1時間2,000円
〝ちょっとよそゆき〟を堪能できるのは、オリジナリティあふれるメニューはもちろんのこと、隅々まで気を配られた空間があってこそ。
これまでのカフェにはない鉄板焼きのカウンターから、ナチュラルな木のテーブル、予約可能な個室、窓側のスタンディング席まで、シーンに応じて使い分けられる客席。Wi-Fiとコンセントが完備しているから気持ちにもゆとりができます。
店内で扱う食材や食器、セレクトアイテムなどちょっとしたギフトにも適した品が購入できる
「こんなカフェが欲しかった!」を叶えてくれたのは、オーナーのすず。さん。カフェ好きが高じて、東京都内のみならず日本各地のカフェを巡り、その情報を発信するInstagramはフォロワー1万5千人を超えるほど。
ついに、自身の理想とするカフェをオープンするに至ったのです。
ビル外にも階段を上がった入口にも看板はないが、ドアを開ければ柔らかなグリーンをあしらった明るい空間が広がる
さらに、本業はPRとして活動されているゆえの審美眼と発信力が遺憾なく発揮されているのが、エントランス入ってすぐにあるコーナー。
店内で使われているプレートやアンティークのカトラリー、オリジナルのマグカップ、メイン食材の食パン、【セドリック・カサノヴァ】のオレガノやオリーブオイル、【金市商店】のはちみつなどなど、すず。さんがいいなと思ったものがセレクトされ、購入できるようになっています。
静岡の老舗茶園直営のティーサロン【カネ十農園 表参道】で店長を務めた後、【プルミエメ】のマネージャーに就いた加藤大地さん
看板を掲げていない隠れ家だけど、ドアを開ければ、キッチンを取り仕切るマネージャーの加藤大地さんをはじめとするスタッフが迎えてくれるフレンドリーな空間。
ちょっぴり特別な1日を過ごすために、スペシャルな朝食を求めて訪れたいもの。早起きしても、しなくてもOKなのがまた嬉しい!
この記事を作った人
撮影/今井裕治 取材・文/首藤奈穂(フリーライター)
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