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おいしく楽しい夜が過ごせるビストロ。自由が丘【ひなたキッチン】|シェフがオススメするお店に行ってみよう

こんにちは。毎週木曜〈シェフがオススメするお店に行ってみよう〉をお届けしている、編集部の郡司です!
今回は、お酒がすすむ料理と居心地のよさ、そしてコスパの良さが魅力の自由が丘にあるビストロをご紹介します。

【ひなたキッチン】名物・美桜鶏手羽元のコンフィ

さて、今回も「シェフがオススメするお店」サイトからピックアップした、お店と料理をご紹介!

ご紹介するのは、自由が丘にあるビストロ【ひなたキッチン】さん。ビストロ……といっても居酒屋のようにカジュアルに肩の力を抜いてうかがえて、かつ店内の雰囲気が素敵なとってもいいお店なのです。

以前から、何度か利用させていただいていたのですが、今回改めて訪れて、その料理のクオリティの高さを再確認いたしました。まぁ〜〜、どの料理を頼んでも、おいしいこと!

それでいて、非常に手頃な価格帯なので自宅近くにあったら真っ先に通うべきお店になるのは間違いありません。(自由が丘には、そういうお店がたくさんあるんですが……)

    自由が丘駅から歩いて4分ほどの路地にあるビル、地下へと続く階段の先に【ひなたキッチン】はあります

    自由が丘駅から歩いて4分ほどの路地にあるビル、地下へと続く階段の先に【ひなたキッチン】はあります

初見では見つけづらい場所ではありますが、ディナータイムともなれば満席でお店の中は賑やかな活気が出てきます。

まず最初にお願いしたのがクラフトビールの生。【ひなたキッチン】さんでは、その時期のクラフトビールとハートランド、2種類の生ビールがつねに飲めるようになっています。

    この日の生のクラフトビールは『横浜REVO BREWINGのストロングエール』。飲み応えしっかりめながら、一杯目でもかなりおいしく飲める

    この日の生のクラフトビールは『横浜REVO BREWINGのストロングエール』。飲み応えしっかりめながら、一杯目でもかなりおいしく飲める

そして、そのクラフトビールの最初のパートナーとして選んだのが……

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『ウフマヨ』〜〜〜〜〜! こちらがなんと、300円!

割ったあとに黄身がとろ〜りとこぼれる様は、眼福(がんぷく)以外のなにものでもありません。マヨネーズの爽やかな酸味とコクが、半熟の卵とからんで、最っ高です……!

そしてここから、怒涛の「何を頼んでもはずれない料理」ラッシュになるわけなんですが、、、

    『トリュフサラミ』。ほかの料理が出てくるまでのあいだも、お酒がすすんでしまう

    『トリュフサラミ』。ほかの料理が出てくるまでのあいだも、お酒がすすんでしまう

    『しらすパクチー ~からすみぶっかけ~』。爽やかなパクチーの香りに、しらすとカラスミの小粒な塩気がプラスオン。どれだけでも食べれそう

    『しらすパクチー ~からすみぶっかけ~』。爽やかなパクチーの香りに、しらすとカラスミの小粒な塩気がプラスオン。どれだけでも食べれそう

    『砂肝の素揚げと花椒(ホアジャオ)』。砂肝のコリコリっとした食感と、舌がシビれすぎない適度な花椒の相性がとてもいい

    『砂肝の素揚げと花椒(ホアジャオ)』。砂肝のコリコリっとした食感と、舌がシビれすぎない適度な花椒の相性がとてもいい

    『トリッパのトマト煮込み』。やわらかくて噛むとジュワッと旨みが溢れてくるようなトリッパ。急に白ワインが恋しくなる

    『トリッパのトマト煮込み』。やわらかくて噛むとジュワッと旨みが溢れてくるようなトリッパ。急に白ワインが恋しくなる

はい!ここ! 一旦ここで、ラッシュストップ!

この直前の写真こそが、なかでも今回のイチオシメニュー『名物・美桜鶏手羽元のコンフィ』です!

やさしいアメ色の焼き目がついたこの手羽元、登場の際にこの手羽元としての原型を保てているのが不思議なくらい、フォークを入れると骨からすんなりはがれ落ちていきます。

ふつう、手羽元を注文すると手を使うことを意識してしまいますが、ほとんど手を使わずに食べられてしまう。骨から剥がした身を口に運ぶと、しっとりとした鶏肉の食感、ばっちりと決まった塩気が、お酒に本当によく合うのです。

    本当に「ポロッ」という擬音を使いたくなるほど、骨からすんなりはがれ落ちていく

    本当に「ポロッ」という擬音を使いたくなるほど、骨からすんなりはがれ落ちていく

シンプルに食材を味わいたい方はそのまま、お皿の隅には柚子胡椒も添えられているので、よりストイックにお酒のアテとして楽しむならば柚子胡椒を付けると香りと塩気が増して、さらにひと口でビールやワインがグイッとすすむことでしょう。

お店での注文は4本〜ですが、なんとこのコンフィはテイクアウトメニューとしても販売しているそうです。これは自宅で、ワインが捗りますね!

最後の〆に注文した『自家製セミドライトマトのアラビアータ』です。

    トマトの甘みと旨みを凝縮しつつ、ピリッと辛い味があとひく味わい

    トマトの甘みと旨みを凝縮しつつ、ピリッと辛い味があとひく味わい

最後の最後まで、本当においしく、そして楽しく飲ませていただきました。

おいしかった……ごちそうさまでした!

もちろん個々人の食べる量・飲む量によっても変わりますが、これだけの品数を楽しんでも一人の平均予算が5000円ほど。これは惚れないわけはないですよね。

……ということで、みなさんもぜひ【ひなたキッチン】で、おいしく楽しい夜をぜひ過ごされてみてくださいね!

この記事を作った人

郡司 しう

旅行ガイドブックの編集者だったが、外食・居酒屋好きが昂じてヒトサラへ。居酒屋文化とシューマイ、痺れる麻婆豆腐が大好き。

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