ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2025.07.10デート・会食

ちょっとリッチに、大切な人との食事会で訪れたい東京の高級寿司店|東京

カウンターのある寿司店といえば、料金的にも雰囲気的にもハードルが高いもの。それゆえに憧れの存在であるのも確かです。そうした優雅な寿司店のなかに君臨するのが、“超”のつくひと握りの高級店。素材も味わいも技術も超一流、もちろん空間設計も超ハイクラス。一度は出かけてみたい、そんな高級寿司店を集めてみました。

まぐろの鮨

渋谷【あじゅう田】

最高級の厳選素材が際立つ匠の技を、洗練のデザイナーズ空間で味わう

    あじゅう田のマグロ

    『マグロ』※写真はコースの一例

  • あじゅう田のうに

    「世界一の雲丹」と称される青森県産の雲丹

  • あじゅう田のカウンター

    御影石と檜が贅沢な雰囲気を演出するカウンター席がメイン

渋谷駅から徒歩9分、グルメの聖地といわれる奥渋谷に登場した【あじゅう田】。マグロ専門の仲卸「やま幸」のマグロ、名高き仲買「ウエケン」の穴子、世界一との呼び声も高い青森県産の雲丹など、最高級の素材でもてなしてくれます。幻の米と称されるブランド米「美濃ハツシモ」との相性も絶妙です。

洗練されたスタイリッシュな空間は、ミシュラン二ツ星に輝く高級フレンチレストランも手がけたデザイナーの手によるもの。奥には個室カウンターも用意されており、プライバシーを保ちながら大切な人とゆったりと過ごすのに最適です。ソムリエが提案する斬新なアルコールペアリングも魅惑的。

◆営業日時:月~金 18:00~22:30、土 12:00~14:00、18:00~22:30
<夜の部>
カウンター 一部 18:00〜20:00/二部 20:30〜22:30
<昼の部>
土曜日のみ若手職人によるお昼の営業有り
12時一斉スタート
◆定休日:日曜

麻布十番【東麻布さいこう】

経験値で見極めた“最旬”の素材で、アイデアも光る極上握りを提供

    東麻布さいこうのウニ

    「ウニヤ姫」と名付けられた軍艦巻きの進化系※写真はコースの一例

  • 『のどぐろの雑炊』

    赤酢の酢飯によって、まろやかさが引き出された『のどぐろの雑炊』

  • 東麻布さいこうのカウンター

    カウンター+ウエイティングバー。異色の組み合わせが粋な店内

麻布十番駅から徒歩4分の【東麻布さいこう】で味わえるのは、和食で5年、鮨職人として18年の経験が蓄積された“実直な江戸前鮨”。おいしさへのあくなき追及を続け、たとえば、食べやすいようにウニの軍艦巻きを「三角の海苔」に進化させるなど、旬を見極めた最上級の素材で旬の滋味をふるまいます。

凛とした店内に浮き上がるのは10席のカウンター。広々とした落ち着いた空間には、早めについたゲストがくつろげるウエイティングバーが併設されています。常時200~300種類をそろえるワインも自慢で、食事中に飲みきれなかったボトルはバーで楽しむことも。6席の個室カウンターの用意もあり。

◆営業時間:月~土 18:00~23:00(L.O.22:30)
      一部 18:00〜、二部 20:30〜 一斉スタート
◆定休日:日曜・祝日

広尾【鮨 在】

“今が最高においしい”こだわりの素材を厳選のワイン&日本酒と堪能

    在のコハダ

    「コハダ」はきっちり塩をし、酢で〆て※写真はコースの一例

  • 昆布の香りを移した『春子鯛』

    昆布の香りを移した『春子鯛』

  • 在のカウンター

    落ち着いた雰囲気でゲストのリラックス感を誘うカウンター席

広尾駅から徒歩4分に位置する江戸前寿司の【鮨 在】。青森のマグロ、茨城の春子鯛、三重のサワラ、佐賀のコハダなど、毎朝、店主自らが豊洲市場に赴いて仕入れる“脂がほどよくのっている”近海ものを中心にした極上のおまかせコースが味わえます。野菜や調味料も厳選の国産もの。丁寧な仕事も人気の秘密です。

“本当の寿司好きが、プライベートでも接待でもリラックスしてもらえるようなお店”としてオープン。清らかな雰囲気が漂う店内は、檜のカウンターが印象的です。カウンタースタイルの個室は4名~6名までで利用可能。ソムリエがセレクトする、寿司とつまみにぴったりなワインや日本酒とともに楽しめます。

◆営業時間:月~金 17:30~22:30、土 12:00~14:00、17:00~22:00
◆定休日:日曜

麻布十番【鮨 めい乃】

明るく開放的で、“実家のように”くつろげる鮨屋を

    鮨めいのの『まぐろ』

    『まぐろ』

  • 鮨めい乃の小肌

    『小肌』

  • 鮨めい乃のカウンター

    温かな空気が流れるカウンター席

鮨の名店【すし匠】で修業を重ね、続いて【鮨 あらい】では二番手として個室カウンターを任されるまでに腕を磨いた女性鮨職人・幸後 綿衣(こうご めい)さん。白い漆喰の壁に映える黄色の椅子は、幸後さんが「最上級の鮨をくつろいで味わってほしい」と、実家のリビングをイメージして選んだもの。

繊細で美しい味わいの魚を、母の味のように優しく仕立てるのが得意という幸後さんの握りは、名店で磨かれた確かな技に裏打ちされています。オープン直後からすでに予約困難な一軒として注目を集めている、今話題の鮨店です。

◆営業時間:一部 17:00~、二部 20:00~
■定休日:火曜、水曜

銀座【青空】

酢飯とネタの絶妙なバランスに圧巻

    銀座【青空】の鮨ネタ

    おまかせの『鮪』、『小肌』、『穴子』などの握り

  • 青空のつまみ

    つまみも充実

  • 青空のカウンター席

    青空さんの見事な手さばきを眺められるカウンター席

銀座に店を構えるこの鮨店は、名店【すきやばし次郎】から独立した高橋青空(はるたか)さんが手がけた一軒です。基本となるのは、つまみから握りまでを楽しめる「おまかせ」コース。ただし、ご希望に応じて握りのみの構成に変更することも可能です。

【青空】の魅力を語るうえで欠かせないのが、米酢と塩を利かせた固めの酢飯。ネタとの相性を考慮し、絶妙な温度に調整されて提供されるその酢飯は、個性的ながらも実に理にかなった仕上がりです。さらに、握りだけでなくつまみの充実ぶりもこの店ならでは。選び抜かれた最上級の食材を惜しみなく使い、その持ち味を最大限に引き出す。妥協のない仕込みと、丁寧で真摯な仕事が、握りにもつまみにも表れています。

◆営業時間:月~土 17:00~00:00 ※22:00前の来店まで
◆定休日:日・祝日

新橋駅【佐たけ】

酢飯の温度とあわせるネタの絶妙な温度で楽しむ江戸前鮨

    佐たけの大トロ

    握りの最初と最後に登場する『大トロ』

  • 佐たけのつまみ

    つまみの最後に出される『甘鯛のおろし煮』

  • 佐たけのカウンター席

    国産ひのきの一枚板が美しいカウンター

“熱いシャリ”で一躍話題を集めた【すし佐竹】。その店主・佐竹大氏の【佐たけ】。店内には、吉野檜の一枚板を使ったカウンターが凛とした空気を醸し出し、つまみも握りも一段と洗練された内容へと進化しています。

味噌漬けの鯨ベーコンや甘鯛の煮おろしなど、ひねりの効いたつまみが7品ほど続いた後、大トロからスタートする握り15貫が登場。酢飯の温度に合わせてネタの順番が組まれ、“熱”を感じるタイミングでは、大トロや炙り金目鯛など脂の強いネタを。徐々に酢飯が冷めていくのにあわせて、トリ貝のような貝類やコハダといった青魚へと展開していきます。温度とともに移ろう鮨の流れに身をゆだねながら、最後まで飽きることなく堪能できる構成が魅力です。

◆営業時間:火~土 17:30~22:30
◆定休日:月曜・日曜

青山一丁目【匠 進吾】

職人の仕事を堪能できる、緩急自在の鮨と一品料理

    匠 進吾のしんこ

    7月下旬から8月中旬に旬を迎える『しんこ』

  • 匠 進吾の熟成中トロづけ

    絶妙な寝かせ具合が旨みを引き出す『熟成中トロづけ』

  • 匠 進吾のカウンター席

    店内はシンプルな内装を心がけている

鮨業界に新風を吹き込む「匠」系列。その本拠地である四谷【すし匠】の中澤氏のもとで18年にわたって修業を積んだ店主・高橋進吾氏が、青山に構えたのが【匠 進吾】です。【すし匠】でおなじみの、一品料理を交えた緩急あるおまかせコースは、もちろんこちらでも健在。赤酢と米酢、2種類の酢飯をネタによって使い分けることで、それぞれの素材の魅力を巧みに引き出します。

さらに、食べるペースに応じて繰り出される握りの絶妙な間合い、一品料理を挟むことで生まれる味とリズムの緩急が、食事全体に心地よい流れをもたらします。もてなしの心が息づく丁寧な仕事と、揺るぎない味の確かさ。食後には、誰もが「また来たい」と思わずにいられない、そんな特別な時間が待っています。

◆営業日時:月・木~日 17:00~22:30 
      一部 17:00〜19:30、二部 20:00〜22:30
◆定休日:火曜・水曜

神楽坂【波濤】

会席と鮨の魅力を詰め込んだコースを展開

    波濤の『大西洋クロマグロ赤身のにぎり』

    SDGsにつながるマグロのみを使った『大西洋クロマグロ赤身のにぎり』

  • 波濤のつまみ

    一品料理も秀逸

  • 波濤の内観

    静謐な大人の空間

ミシュラン三つ星を維持し続ける神楽坂の名店、日本料理【石かわ】。そんな名門が手掛ける会席料理と鮨の融合というスタイルです。【波濤】の料理長を務める熊切大地氏は、グループ内で研鑽を積んだのち、二つ星の江戸前鮨店【東麻布 天本】でさらなる修業を重ね、2020年にこの店を託されました。

その年、早くもミシュランの星を獲得し、今では予約困難な人気店として注目を集めています。全国各地から届くアワビや伊勢海老といった食材は、【石かわ】ゆずりの技で椀物や焼き物に。江戸前鮨の王道であるコハダや穴子、アイルランド産のクロマグロなどは、2種の米をブレンドしたこだわりのシャリとともに提供されます。【波濤】を訪れれば、日本の四季が織りなす味覚を、余すことなく味わえることでしょう。

◆営業時間:火~土、祝前日・祝後日 17:00~22:30
      昼 12:00~、夜 17:00~
◆定休日:月曜・日曜・祝日(8月中旬、年末年始休みあり)

新橋【鮨かねさか】

魯山人の器で味わう鮨の美学

    【鮨かねさか】の『マグロづけ』

    人気を博す【鮨かねさか】の真骨頂ともいえる握り『マグロづけ』

  • 鮨かねさかの小肌

    締め具合も絶妙。三河湾産の『小肌』

  • 鮨かねさかのカウンター

    空間、設え、器など、すべてにおいて日本美を追求

ネオンがきらめく銀座八丁目の雑居ビル。その地下にひっそりと店を構えるのが、ミシュランガイドで二つ星を獲得し続ける名店【鮨かねさか】です。階段を下り。扉を開けると、目に飛び込んでくるのは白木の美しいカウンター。室町時代の花器に飾られた花や、魯山人の器で供される鮨など、すべてにおいて本物を追求した空間は、日本美に満ちています。

その美意識はもちろん、鮨にも反映。茹でた車海老には芝海老のおぼろをしのばせ、火入れに細心の注意を払った蛤はふんわりとやわらかく煮上げられるなど、店主・金坂氏が手がける一貫一貫には、江戸前の丁寧な仕事が光ります。世界が認めたこの場所で、洗練を極めた寿司を堪能する――まさに至高のひとときが味わえます。

◆営業時間:火~土 12:00~14:00、17:30~22:00
◆定休日:月曜・日曜

表参道【鮨あお】

今を握る江戸前鮨、一貫に宿る真髄

    鮨あおの『煮はまぐり』

    小さな芸術作品『煮はまぐり』

  • 鮨あおの『鮪赤身』

    江戸前の華『鮪赤身』

  • 鮨あおの内観

    青山の小路に佇む静寂の空間

江戸前の技が光るネタと、絶妙な塩梅のシャリが寄り添い、口の中でふわりとほどけていく――。そんな鮨の醍醐味を五感で味わえるのが【鮨 あお】です。店主・岡﨑亮さんは、銀座の名店【すきやばし次郎】で長年修業を重ねたのち、2020年に青山で独立。昼は『握りコース』、夜は旬を映した『おまかせコース』に厳選し、落ち着いた空間でつまみと握りをゆっくり楽しめます。

岡﨑さんと女将さんの温かな人柄がにじむ、優しく包み込まれるような空気感も魅力。清らかさと奥ゆかしさをあわせ持ち、一度足を運べば、何度でも通いたくなる鮨店です。

◆営業時間
ランチ[水・土]
個室カウンター (大将)11:00
メインカウンター(大将)12:30

[金]
メインカウンター(大将)12:30
個室カウンター(二番手)12:30

ディナー
[火・木・金]
メインカウンター(大将)①17:00 ②20:00

[水・土]
個室カウンター(大将) 17:00
メインカウンター(大将)19:00

◆定休日:日曜・月曜

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(7/5~7/11)

エリアから探す