ハシゴを上るように、お店を回遊しながら楽しむ新施設! 飲食横丁「ハシゴ楼」で出合う注目店
老舗も多く、下町情緒溢れる粋な雰囲気が漂う東京・人形町。その人形町交差点に接する地に、新たな飲食ゾーンがオープンしました。その名も「ハシゴ楼」。幅広いジャンルの新進気鋭なお店などが入っていながら、その店構えは全てオープンな横丁スタイル。そうした気軽にフラっと行けるつくりも嬉しい、「ハシゴ」が楽しくなる空間です。
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ライブ感あふれる横丁スタイル
バラエティ豊かな18店舗が集合
伝統と今が交差する場所で
ライブ感あふれる横丁スタイル
「人形町交差点」に面する位置に、今年7月にオープンしたビル「エムズクロス人形町」。その1~5階の飲食ゾーンに誕生したのが「ハシゴ楼」です。
「ハシゴ酒×楼閣」をコンセプトにした、5階建ての飲食横丁「ハシゴ楼」
そのネーミング通り、「梯子を上るように店舗を回遊しながらハシゴ酒を楽しめる」場所として、「ハシゴ酒×楼閣」をコンセプトとしているそう。その館内は、全体的にオープンカウンターが通路側に並んだ開放的な雰囲気。フラっと立ち寄りやすいつくりの数々のお店は客席から厨房が見える場所も多く、それがさらに横丁らしい活気となり施設全体を盛り上げている様子です。
バラエティ豊かな18店舗が集合
「ハシゴ楼」には、幅広いジャンルの18店舗が集合。ミシュランガイドビブグルマンに3年連続掲載しているグループによる店舗や、「ガチ中華」の先駆けのお店、150年以上続く老舗直営店舗など、新進気鋭なお店が並びます。
その中から注目のお店を一部、ご紹介いたします。
すし 其一
生ビールや辛口をメインとした『本日の日本酒』とも合わせたくなる、上質な江戸前鮨をアラカルトでも
「ハシゴ楼」の5階、エレベーターを降りると風にゆれる暖簾がすぐ目にはいる、明るく落ち着いたカウンターがメインとなっている【すし 其一】。こちらは、ミシュランガイドビブグルマンに「理想の街鮨」と評され3年連続掲載されている東京・初台【すし 宗達】の姉妹店です。その良質かつおいしい鮨屋本来の江戸前鮨をアラカルトでも気軽に食べられる、とハシゴ楼オープン時から早くも話題に。リーズナブルでありながら「本日のにぎり」も「本日の料理」も上質の逸品が揃っており、まさにすきなものをすきなだけ、おいしさに浸ることができます。
気軽に上質を味わいに行く楽しさを感じられる、明るく清潔感のある店内。
またこちらではアラカルトの他、『旬握り』や『おまかせコース』など、料理人の目利きで最高の組み合わせを提供してくれるメニューもおすすめ。その他メニューには「お土産に」という項目も書かれており、最高のお鮨を自宅でもリラックスして楽しむことを提案してくれているよう。ここでもさり気なく“気軽さ”をプラスしてくれている感じがします。自社独自ブレンドの赤酢を使用したシャリや、高級鮨店が多く取り扱うという業者「やま幸」の天然マグロを使用しているなど質へのこだわりも感じながら、人気の江戸前鮨をお好みに合わせて堪能してみては。
商館味坊
お店に近づいただけでも一気に厨房の熱気や活気を感じられるカウンターのつくりも魅力
「ハシゴ楼」の4階、エレベーターを降りるとすぐ左手前で出迎えてくれるのが【商館味坊】です。こちらは、中国の食文化を伝えることをミッションとして様々な展開を広げている「味坊集団」としての11店舗目にあたるレストラン。広く知られているはずの中華料理ですが、その中でも珍しい中国東北地方の家庭の味を再現しているそうで、一品一品の素材や内容が目をひきます。
最大5か国のラム肉の、様々な部位を気軽に楽しめると人気の『羊肉串』。またドリンクには中国の蒸留酒「白酒」による『中国酒飲み比べ』など、ガチ中華を楽しめるメニューが豊富
中でも看板メニューとなっているのが『羊肉串』。羊肉の様々な部位を気軽に楽しむことができる一品です。試しにラムカタバラの部位を頼んでみると、見た目はまるで焼鳥のよう。一見馴染みのある雰囲気ながら上にはフェンネルをはじめとしたスパイスがたっぷりとのっており、ガチ中華をベースとした味坊スタイルならではのおいしさが表現されています。またその他、ラム肉や旬の食材を合わせた『シン餃子』も人気。この料理名には食材の宝庫である日本と、「餃子は自由になんでも包むもの」とする中国の、新しい融合という意味も込められているそうです。具材を確認してみるとトマトやパクチー、セロリなど、確かに餃子の具材としては珍しい印象を受ける素材が満載。こうした自由な発想が、新しい食スタイルを提案し続けるお店の姿と重なります。
スタンドクレイジークラフトビア
国内外のクラフトビールや、国産レモンサワーなども人気
建物の外からも、ひときわ目をひく「クレイジー」のピンクの文字。その文字につられて「ハシゴ楼」の中に入るとすぐの場所に、ワクワクする期待を裏切らない、ノリの良い音楽が響く立ち飲みクラフトビールバーがあります。こちらでは「仕事と遊びの中間地点」となる第三の場所”サードプレイス”を意識しているそうで、仕事帰りでもプライベートでも時を選ばずに「一杯だけ」と言いながら思わずフラッと立ち寄りたくなる雰囲気が漂っています。
ワイワイ話しやすいカウンター周りやフロアの丸テーブルのほか、1人でも気兼ねなくお酒の時間に浸れそうな、窓に面したカウンターも
こちらで飲める国内外の9種のクラフトビールは、種類を変えながら色々楽しみたいという方に嬉しいハーフサイズから、もはや飲みきれないのでは⁉と仲間と盛り上がりそうな、大人の頭よりも大きな特大サイズまで選べるところもポイント。また夏場には青いフルーツエール『グレートブルー』が選べたり、料理にはネーミングのおもしろい『酒を呼ぶ フライドポテト』『ビール屋さんの本気トリカラ』など……メニューを見ているだけでも話題が尽きません。そうしたワクワクする空間をまるごと楽しませてくれるのが、ここ【スタンドクレイジークラフトビア】のようです。
【スタンドクレイジークラフトビア】
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電話:03-6686-6414
住所:日本橋人形町1-19 エムズクロス人形町1F
アクセス:都営浅草 人形町店舗詳細はこちら >
BISTRO by Nha VietNam
ヴェトナムの街角を思わせる装飾が、他店とは違う異国の雰囲気を醸し出している店内
4階の奥、カラフルなランタンが天井から吊るされた、アジアの街角を思わせるこちらのお店はヴェトナム料理の【BISTRO by Nha VietNam】。日本にいながらヴェトナムの料理をはじめ、衣食住、文化、風習、雰囲気をまるごと体感できるお店「ニャー・ヴェトナム」の、初のビストロ業態として誕生したレストランです。
爽やかな香りが広がる『豚肉のレモングラス巻き』は、本店でも人気の一品
色々と周りたくなる「ハシゴ楼」では特に嬉しい、小皿料理やハーフサイズのヴェトナム風お好み焼きなどがラインナップ。1人でも、8人までのスタンディングでのグループでも入りやすい雰囲気です。またこのお店ならではのお酒ラインナップも特徴的。ワインに合う料理が多いようですが、『ベトナムのもち米原料のお酒』『ベトナムビール』またヴェトナムの人気蒸留酒「ルアモイ」と「ネプモイ」の『飲み比べセット』など、存分にヴェトナミーズを味わうことができます。
【BISTRO by Nha Viet Nam 人形町】
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電話:03-6661-0309
住所:中央区日本橋人形町1-19-5 エムズクロス人形町 4F
店舗詳細はこちら >
中華 獅子林 人形町
長崎ちゃんぽんと、町中華の定番料理。「ハシゴ楼」ならではのアレンジメニューも
神戸での創業以来、市民に愛され続ける飲食店として「神戸名店百選」に選ばれるなど、人気の絶えないちゃんぽん・町中華のお店【獅子林】。その東京初進出となったのが、こちらの【中華 獅子林 人形町】です。特にランチタイムにメインとなっているのは、ちゃんぽんのメニュー。獅子林のちゃんぽんは他店に比べて柔らかい麺と優しい味が特徴となっていますが、今回の東京進出にあたり『麻辣ちゃんぽん』を開発し、その麺との新たな組み合わせを楽しませてくれるとのこと。頼んでみるとたっぷりの具材とよく溶け込んだ麻辣の辛みが柔らかい麺にちょうどよく、全体を包み込むようなスープの旨みを先に感じたあとにじんわり辛さが効いてきます。シェアして食べても充分に満足感が得られる一品となっていました。
活気を感じられるカウンター。餃子やおつまみが付いた『せんべろセット』など、ハシゴ酒を楽しみたい人にも嬉しいメニューが満載
ディナータイムになると、お酒とともに一品料理を楽しむ中華バルテイストに変わる同店。フードは約35種類、ドリンクは約40種類と選ぶ楽しみも増え、思わずお酒が進みます。中でもおすすめ料理としてメニューに載っている『ハチノスの麻辣煮込み』や『手包み餃子麻辣ソース』は、ここに来たらぜひ頼みたい一皿。ただ辛い、だけでは終わらないこだわりの麻辣の味わいを、ランチ・ディナーともに様々な料理と重ねて楽しんでみては。
伝統と今が交差する場所で
賑やかな雰囲気が漂う横丁ながらどこか大人向けの印象があり、またフロアごとに同じようでいて異なるカラーを感じるのは、内装を「花鳥風月」をテーマにつくっているからだそう。1階から順に華やかさや賑やかさといった「花」「鳥」のイメージに続き、4階の「風」では日本らしい風流や優雅といったイメージに。そして5階の「月」では、月夜のような落ち着いた雰囲気の内装にしているそう。日本の伝統が残る人形町だからこそ、その花鳥風月という和・美の言葉がより活きている気がします。
各フロア、また昼と夜でも違う表情を見せる内観。日々多くの人が行き交う、新しい交流の場となっています
鈴アヤ(ヒトサラ編集部)
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